【片喰と黄金1巻】ネタバレ感想|一期三会『和而不同(わじふどう)』

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『片喰と黄金(かたばみとおうごん)』。1849年1月、アイルランドでジャガイモ飢饉のさなか、アメリアとその従者のコナーはカリフォルニア・ゴールドラッシュを知り、フォーティナイナーズになる。その後、アメリアたちはニューヨークへ行き、地元のギャングたちと衝突する。

【片喰と黄金】1巻ネタバレ

あらすじ

1848年、カリフォルニアで発見された一粒の黄金をきっかけに始まったゴールドラッシュ。黄金発見の翌年、1849年。噂は世界中へ広がり、野心家たちが無名の田舎町へと押し寄せていた――。同じころ、アイルランドを襲った未曾有の飢饉で全てを失ったアメリアとコナーの貧乏主従も、人生逆転を期してカリフォルニアへ向かう。大西洋を越え北米大陸を横断する遥かな旅が始まる。

1話ネタバレ

カリフォルニアで黄金が出たぞ。

黄金があれば、この世のすべてを見返すみたいな大富豪になれる!!

コナー、これまだ荒らされていないよ。当たりですねアメリア様ひっくりかえします。男性は子供たちに死体と思われるが起きる。その男の名前は『イリル』。アメリアの顔は随分とやせ細っており、服はぼろぼろ。爪も割れている。子供が生きるために死体あさりをしていることを知るイリル。

1849年1月。アイルランドでは未曾有の大飢饉のさなかであった。

原因はジャガイモの疫病。ジャガイモが主食であったアイルランドでは飢餓で飢え耐え㉃しまう人、免疫力が足りなく病になってしまった人など死者が何十万人と出た。その日は食事はままなるはずものく当然、農地の貸出によるお金(地代)も払えるはずがなく、多くの農民は住む場所を失った。

アメリアの家も農場で育ち、生き残ったコナーと共に浮浪児で暮らしていた。コナーはもともとはアメリアの家を手伝っていた過程だった。

アメリアはイリルに移民をすると宣言する。目指すは「カリフォルニアゴールドラッシュ」アメリカ合衆国だ、と。『一発逆転、大富豪ですよ』アメリアは一番星を抱え猛々しく言った。

イリルは貧しい家だがうちに招待。芋を塩水で煮たもの「アイリッシュシチュー」を一緒に食べた。アイリッシュシチューとはアイルランドの家庭料理。肉じゃがにちかく、芋を塩水で煮たものではない。

船出の際にイリルは娘のソフィーのことを思い出す。

アメリア『火傷のお詫びを言いましたね。こんな大きな火傷のお詫びがそれっぽっちの金額で足りるわけがないでしょうか。私が大邸宅を建てたあかつきには、馬車一杯のお土産を持って遊びに来なさい。ありがとうございました。また、会いましょう!』

アメリアは大きな声であいさつをして船出を出た。

【片喰と黄金1巻】読んだ感想

片喰と黄金で描かれる出会いは一期一会であり、和而不同(わじふどう)。単行本『片喰と黄金第1巻』第1話から第4話まで。

これ以降登場しないのは寂しいと思えるほど悲しみを背負い、生きることを力強く願う人物が出てくる。飢饉、貧困、差別などアメリアの力強い瞳や生命力が輝く時はいつも他人のため。第3話ではコナーが『パーコレーター(コーヒーを入れる道具)』を手に入れる。

家長のアメリアはコーヒーの味はまだ分からないみたい。

第4話の内容としては「ニューヨーク最凶のギャング」ビル・ザ・ブッチャーのおでまし。

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