【片喰と黄金2巻】ネタバレ感想|猫の名前は「トサ」

暮らしのモノ

ニューヨークのギャングであるビル・ザ・ブッチャーのアイリッシュ嫌いを治すために一緒に過ごすことになったアメリアとコナー。

貧困と病と、それらが生んだ差別により狂ってしまったウイリアム。溜めた怒りをぶちまける暴動。でてくるものは日本人・ジョン万次郎。目には目を歯には歯を。ジョンマンは賢く和の礼儀を慎んでいる。

【片喰と黄金】2巻ネタバレ

ブッチャーとニューヨーク

ギャングにつかまってしまったアメリアとコナー。

よりによってニューヨークの最凶ギャング『ビル・ザ・ブッチャー』に捕まり、わたしのばか者と思ってしまう。白い帽子をかぶった「イライジャ」があいさつ。イライジャは参謀。

アメリアたちを捕まえて連れてきた理由は「ブッチャーの治療」のため。ブッチャーの症状を治すためにアメリアはボルチモアまでの場所を協力の報酬として提案する。

ギャングの目指しているもの

ブッチャーが目指しているものを聞くイライジャ。

ブッチャーの願いは「喧しい街であること」。ブッチャーが育った街は飽きないように在りたいようにあってほしい。ニューヨークよ、お前の望みをすべて叶えてやろう。そのために俺は在ろう。

イライジャは正義の政治家にブッチャーの処分を頼まれていた。

ニューヨークの声と民

ビル・ザ・ブッチャー、本名「ウイリアム・プール」。絞首の刑に処す。

暴力の化身であるこの男の死をもって血のにおい漂う争いの街を終わらせ、美しいニューヨークを築き上げようじゃないか。

最後に言い残すことはないと述べるブッチャー。アメリアはそこに反論。

わたしはアメリア・オニール様、カリフォルニアの黄金を手に入れ合衆国にその名をとどろかす大富豪になる女。ギャングたちは反抗し暴動を起こす。

アメリアたちが黒いものに見えていたブッチャーことウイリアム・プール。本当の顔を見たウイリアムはアメリアの顔を笑う。俺の罪は俺のものだ。

利口で清潔な大人の街。おれはギャングだぞ。

騒ぎを嗅ぎつけギャングたちが集まる。いいぞ久々の大喧嘩だ、暴れよう。ただし今日は殺しはなしだぞ『よこうそアメリカ合衆国へ』。

海とジョンマン

おれは万次郎(まんじろう)。ジョンマンって呼んでね。日本人だよ。

アメリアは日本のことを知らない。木の枝に乗っかる猫の救出を優先したジョンマン、ご一行。南ボルチモアへ行きたいことを言うアメリア。砂浜に枝で地図を書いて説明をしていく。ジョンマンの恩人は合衆国に連れてきてくれた船長。そして夢は船長みたいなやさしくてかっこいい大人になること。

あああああああ。アメリアはジョンマンの夢が輝きすぎて光を感じる。ジョンマンはクジラ肉を差し上げ、鯨捕りのことを話す。さっきの憧れの船長の話も捕鯨船の船長だった。そして、カリフォルニア、世界の広さをジョンマンは砂浜に地図に書いて伝える。

ボルチモアのすぐ南にワシントンDC、フロリダまで大西洋に面していてミシシッピ川の注ぐメキシコ湾。最近併合されたテキサスと割譲でメキシコとの国境線が変わり、気体にはカナダ、五大湖、オレゴン併合で大陸果てまでカナダとの国境線。

男はそう述べながら枝で線をなぞり「カリフォルニア」と。アメリアとコナは故郷である日本に帰りたいジョンマンに黄金を堀りに行こうと語りかける。

また船に乗り、猫の名前を「トサ」と名付けた。

【片喰と黄金2巻】読んだ感想

単行本『片喰と黄金第2巻』第5話から第9話まで。第9話では同じくカリフォルニアへ黄金を堀に行く者達を見つける。チラシが出回っている中、道具・情報が売られ作られ皆が浮かれ一気に加熱。世界中からこの広い国中から黄金を目指していると錯覚するアメリア。アメリア「奪い合い」とにやけ笑う。

アメリアはかつての日本人にとっては受け入れられない性格をしているはず。ジョンマンの相棒は猫のトサだったかもしれない。トサの好物は鯨のお肉。おそらくビーフジャーキーじょうにしたもの。乾燥した肉は保存もできる。あいにく煮詰まった2巻。名だたる大物たちの名が集まりそうな予感がする3巻。

よこぞへと開くカリフォルニア開幕。

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