【片喰と黄金4巻】ネタバレ感想|時点と濁点と句点

暮らしのモノ

飢饉にあえぐアイルランドからゴールドラッシュに沸くカリフォルニアへ向かうアメリアとコナーの貧乏主従。セントルイスへ向かう中、イザヤに提示された課題のひとつ「同盟者を集める」。

狂気の少年はまさかの既婚者。旦那のことを理解する強者。大馬鹿者の嫁は流れを読む。時代・空気・時刻・そして旦那の運の流れを。タイミングは本能ではない。経験から直感に変わった技術を育てたはまさしく俺様だ。

【片喰と黄金】4巻ネタバレ

極めた者の目的

『今すぐ。この汽車を止めなさい』

乗り遅れたコナーのために汽車を止めようとするアメリア。最近の主流は箱型の客車。むしろこのコーチに乗れる貴重な機会だと思え。俺には夢があってな。止まらない狂気の少年。

アメリアの夢を笑い『いい夢』だと。コーチが速すぎると気づいた少年。ブレーキを回してなんとか止めた。測量が得意と言い、俺様こそはセオドア・D・ジュダ様だ、乗り合わせた幸運に感謝しな。

俺の夢は『この合衆国を東西に貫く、大陸横断鉄道だ』

ジュダの嫁

追われていたジュダの追う身は嫁のアンナ。

奥さんであるアンナのことが嫌いではない旦那。どうにも訳ありの身。だがアメリアの大人の賢さにはかなわない。夢とわたし。どっちが大事。

「行く、絶対行く、一緒に行くんだから」とアンナは答える。とんだ茶番を見たアメリアと読者。アメリアはあなた達が解らない人たちと笑うってしまう。同行するというジュダ。もちろんアンナも一緒で。

賞金の名へ

賞金100ドル。3月16日。XXX付近の当方の農場より男の黒人が逃亡した。身長約5フィート5インチ、体重約120ポンド、25歳、非常に黒い肌色。どこへ逃げようともまた当方が彼を確保できるよう、牢につないでくれるならば上記の報酬をお支払いする。1849年3月20日。

【片喰と黄金4巻】読んだ感想

奴隷の州へ集まったものども。そこで出会ったのは反抗的なロス。単行本『片喰と黄金第4巻』第15話から第18話。モラレスの苦悩は知ることはできない。

第4巻はちょっと怖い話。でもそういう事実も知るべき話。世の中の流れやルールは逆らうことができる。逆崖を登るのはいつだって大馬鹿者。だが大馬鹿者は、登るのはたやすい。

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