【龍幸伸】ダンダダン1巻ネタバレ感想|幽霊VS宇宙人

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映画『貞子vs伽椰子』がアイデアのベースになった龍幸伸さんの漫画「ダンダダン」。

霊媒師を祖母に持つ女子高生、綾瀬桃は、宇宙人の存在は信じていないが幽霊は信じている。オカルトマニアの男子高校生、高倉健は、幽霊の存在は信じていないが宇宙人は信じている。ある日、高倉健似の人生初の彼氏に振られた桃は、偶然見かけた健をいじめから庇う。

健は話しかけてきた桃を同好の士と勘違いするが、オカルトに対して正反対のスタンスを持つ二人は取っ組み合いになり、「自分の信じるものの存在を証明出来たら相手をパシリにする」という勝負をすることなる。

互いが指定した「UFOスポット」「心霊スポット」で奇しくも同時に宇宙人と妖怪に遭遇してしまった二人は、互いの理解を超越した怪奇の世界へと足を踏み入れていく。

【ダンダダン1巻】概要

本作は2021年4月6日に「ジャンプ+」で連載が始まった。第1話が公開されると、その面白さがSNS上で話題を集め、なんとわずか2日間で100万PVを突破したという。その後、3話続けて公開から1週間以内に100万PVを突破し、これは「ジャンプ+」初の快挙として讃えられた。

 本作は「オカルト」をテーマにしたバトルマンガだ。幽霊を信じないオカルトマニアの少年・高倉と、宇宙人を信じない霊感少女の綾瀬がタッグを組み、人間を襲う怪異に立ち向かっていく。

【ダンダダン1巻】ネタバレあらすじ

場面はとある女子学生がヤンキーらしき男性に金をたかられている場面から始まります。

男曰く、金を貸してくれないならデートは無し、ただしラブホテル代を彼女もちでヤラせてくれるなら構わない、などと抜かしています。怒りのあまり男を蹴り飛ばそうとする彼女ですが、男の力に倒されてしまい、罵倒して立ち去られてしまいます。

悔しさのあまり、男の後ろ姿に罵声を浴びせる彼女でしたが、友人にその話をしても「超ウケる」とつれない様子。初めての彼氏なんだから慰めてほしい、と話す彼女でしたが、友人は最初からやめておくべきだったとピシャリ。

彼女曰く、その男が「高倉健」に似ていたから惚れたのだとか。

どうやら彼女は高倉健のような硬派な男が好みのようですが、友人たちには「絶滅したわ、そんな男」と一蹴される始末。それでも諦めきれない様子で廊下を歩く彼女の目に、教室でいじめられる冴えない男子学生の様子が飛び込んできます。

特に気に留めた様子でもなかった彼女でしたが、いじめがエスカレートして磁石をぶつけようとしていることに気がつくと、いじめられている男子学生を庇うような位置に座り込みます。

彼女がいじめられっ子に話しかけると、いじめっ子たちは目を逸らしていじめを止めます。

それを確認すると、彼女は「クズしかいねえのか、この世は」と言い放ち、その場を立ち去ります。

イライラしている様子の彼女でしたが、先程のいじめられっ子が「綾瀬桃さん!」と彼女を呼び止めます。振り返ると、目を逸らしたまま「好きなのはわかってるんですよ!!」と謎の発言を繰り返すいじめられっ子。

勘違いした様子のいじめられっ子に「さっきのは忘れて」と冷たくあしらう綾瀬ですが、いじめられっ子は「自分」ではなく「オカルト」が好きなのだと勘違いしている様子。

しかし、綾瀬はUFOや宇宙人を信じていないとあしらうも、さらに熱が入ったように解説をおっ始めるいじめられっ子。あまりのしつこさについ声を荒げてしまう綾瀬でしたが、自身の言い過ぎに気づいて素直に謝り、「幽霊は信じてる派だから」とフォローを入れます。

いじめられっ子は幽霊を信じている綾瀬を馬鹿にした様子。自分の祖母は霊媒師であることからも幽霊の存在には自信を持っている様子の綾瀬は、いじめられっ子と再度取っ組み合いの口論になります。

引くに引けなくなった二人はそれぞれの信じている存在を認めさせられたら「パシリ」になるように約束します。その夜、一人で「UFOスポット」とされる廃病院を訪れた綾瀬。

一方、いじめられっ子もまた、綾瀬の指定した心霊スポットであるトンネルを訪れていました。

そこからもたわいのない言い争いを続ける二人でしたが、ふとしたきっかけで綾瀬の身内話に。両親がいないこと、祖母の「おまじない」が小学生の頃は嫌いだったこと、そしてどんなことがあったとしても大好きな祖母が仕事にする霊媒師や幽霊を信じていること。

突如いじめられっ子の目の前に奇妙な老婆が姿を現します。あまりの事象に思わず駆け出してしまういじめられっ子。

必死で忠告する綾瀬だったが彼女の前にも明らかに怪しい集団が現れます。当然逃げ切れるわけもなく、綾瀬は宇宙人に捕まってしまう。

(中略)

【ダンダダン1巻】感想

龍幸伸さんは、『ファイアパンチ』『チェンソーマン』『地獄楽』のメインアシスタントとして活躍してたとのこと。

躍動感しかない絵だけで読める圧巻の画力だ。1話のタイトルが「それって恋のはじまりじゃんよ」から分かるようにダンダダンはホラーバトル漫画だけではないのだ。ダンダダンの真骨頂は高倉健ことオカルンとギャルこと綾瀬桃の恋愛コメディ漫画である。

ホラーバトルはただのお互いのコトを知るための要素でしかない。宇宙人の存在は信じていないが幽霊の存在は信じている綾瀬桃。幽霊の存在は信じていないが宇宙人の存在は信じている高倉健ことオカルン。最終的にはどちらも宇宙人と幽霊を信じることになってほしいと思う。

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