【菌と鉄1巻】ネタバレ感想|回転パンチ「スクリュー」

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菌と鉄(FUNGUS AND IRON)人類はキノコに支配されていた。脳に寄生することで自由を奪い、思考を奪い、菌類は徹底した管理社会を築き上げた。しかし、ここにイレギュラーが存在する。最強の兵士・ダンテは、ひとりの少女との出会いをきっかけに、この世界の理を覆す決意をした。新たなる”絶望”と”抵抗”の物語作品。

【菌と鉄1巻】ネタバレ

【菌と鉄】あらすじ

生態系のトップに菌がいる世界。人間は管理され感情をなくしただ言われた通りの行動を軍隊のようにこなしていた。失語症のダンテは周りと違い自我がありレジスタンスに参加することになる。

世界を支配する政府「アミガサ」の兵士であるダンテは、任務のため自分たちの暮らす「エリア」の外に出た際、自分と似たような価値観を持つ女性アオイに出会う。アオイと話していくうちに「アミガサ」に対し不信感を持ったダンテは、「アミガサ」の反逆組織「エーテル」の一員となり立ち向かう。

菌と鉄1話ネタバレ

ここはエリアD-18。

「アカミザ」と言う名の世界政府によって人類は支配されていた。完全なる管理社会。それを乱すのはただ1人。この物語の主人公ダンテのみだった。

彼をヒーローとみなすのか。ただのでき損ないとみなすか。その判断は、読者諸賢にゆだねたい。主人公ダンテは字が読めない。ダンテはみんなと違い管理される社会に苦痛を覚えていた。一生ダンテを含め、同じエリアの中で過ごすのだが疑問を持つものはダンテ以外にいなかった。

毎日決まった食事、無駄な会話をしないこと、感情も命令に従い変えられた(では、本日も「怒りの時間」だ。)

ダンテの行動は本来、危険思想であり重罪とみなされている失読症が原因であり処刑にはされなかった。ダンテの身体能力がずばぬけて高い理由もある。

ある日ダンテ一行は極秘任務に当たる。

「このエリアー18付近にて、エーテル一派が潜入していることが判明した。職には敵の撃滅作戦を実行してもらいたい。」

※エーテルとは各地で数々のテロ行為を行ってきた反乱組織でありアミガサの最大の敵

「敵はアミカザの完ぺきな世界を崩壊させんとする巨悪だ。全生命をもって任務を遂行せよ。」

ここで読者諸君に忘れずにせねばならないことがある。この世界の自然の成り立ちについて世界の生物の頂点にいるのは“キノコ”。食物連鎖のトップにいるのは菌類である。

(中略)

動くな。ダンテは銃をかかげられる。

ダンテに銃口を向けたのは女性区出身のアオイだった。アオイからダンテは余った材料で作った食料をもらう。

ダンテ「うまっ」

ダンテとアオイは話が弾み、仲良くなってしまう。アオイとダンテはまた生きて必ず会おうという約束をする。その後、別れを告げアオイにエーテルの詳細を知る。

ダンテはエリアD-18に戻る。

アミガサ1等兵ダンテ「ただいま任務より帰還いたしました。」

ダンテは拷問を受ける。

長官)なぜ生きている。アカガサは絶対だ。狂いなどない。貴様が生きていることがアミガザへの侮辱だ。もう1ランク「脳菌糸」の強度を上げる。菌床(きんしょう)を持ってこい。

アオイとの会話に「アミガサ」の神みたいな力の前では絶対に逃げられない。アミガサにはもう何百年もかけて人類を滅亡させる計画があるとダンテは思い出す。

正気に戻るダンテ。

長官)パンを食べたか?。エーテルのリーダーは私だ。アミガサに潜伏している

【菌と鉄】キャラクター

ダンテ

エリアD-18内で暮らすアミガサの兵士。字が読めないが身体能力はかなり高い。一生をエリア内で過ごし、毎日決められた生活をし、命令通りに従うことに疑問を持っていた。しかしある日、「エーテル」一派を撃滅するという極秘任務でエリア外に出た際、アオイに出会ったことをきっかけにアミガサに対して不信感を抱く。任務から生きて帰ってきたという理由で脳に巨大なアミガサタケを寄生させられるが、それでも自我を保ち、その能力をエーテルの一員、グラントに認められエーテルとして訓練を積んでいく。

アオイ

アミガサ管轄の女性区で働いているエーテルの一員。ある日、任務中のダンテに出会い、いつかまたダンテと会うことを約束する。

グラント

エーテルのリーダーで、スパイとしてアミガサの総督も務める。アミガサタケに寄生されてもかぶれないダンテの身体能力に感心し、エーテルに引き込む。

ギン

エーテルの特攻部隊であり、ダンテの教官でもある。「メタルカプセル」を飲んでおり、筋肉を鉄化することができる。ダンテがアミガサへ挑発し、狙われていたところを庇い、処刑された。

【菌と鉄】感想

アミガサとは人類の管理社会を築いている世界政府。数百年かけて人類を滅亡させることを計画している。エーテルは逆に世界各地でテロを起こしている反乱組織。アミガサ最大の敵だ。アミガサタケとは全ての人類の脳に寄生しているキノコ。脳から神経系へと菌糸を伸ばし、人間の脳をコントロールする。また女性区ではアミガサ管轄の、食料品や日用品を工場生産している女性たちのエリア。

片山は本作はSF世界であるが、「支配する世界という設定は、規模は小さくても現実にも存在するもの」と考えており、それが読者に伝わるよう頑張って描いているとのこと。

第3話ではエーテルのリーダーに修行を命じられて地下のシェルターに向かっていくダンテ。教官がいるとのこと。その教官は腕が鉄になる。長官の名は“ギン”。脳のアカミザと金属を合成させることができる「メタルカプセル」を飲んだ理由で腕を鉄にすることができた。

「スクリュー」

「アミガサ万歳。アミガサ万歳。アミガサバンザイ。」

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