呪術廻戦0巻ネタバレ感想|東京都立呪術高等専門学校

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『呪術廻戦』の前作である東京都立呪術高等専門学校(0巻)は芥見下々によるダークファンタジー・バトル漫画。人間の負の感情から生まれる化け物・呪霊を呪術を使って祓う呪術師の闘いを描いた。

『呪術廻戦』の2年生である特級術師である乙骨憂太をメインに話が展開されている。常人離れした身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁と出会うのはまだちょっと先だがセミストーリーとしては十分に楽しめる。

東京都立呪術高等専門学校(0巻)のあらすじ

2016年11月、乙骨憂太には、婚約者の少女である特級過呪怨霊・祈本里香が取り憑いていた。同級生から執拗な嫌がらせを受けていた乙骨は、里香が彼らに重症を負わせたことで呪術師に拘束され、死刑を宣告される。しかし強大すぎた里香の力に術師側は尻込み、かつ呪術高専の教師・五条悟の勧めもあったことから、乙骨は2017年に東京都立呪術高等専門学校に転校する。

他者との関わりを畏れ、呪術師になることにも生きることにも消極的だった乙骨だが、個性豊かな同級生と関わる内に生きるための自信を持ち、里香を自分から解呪するために呪術師を目指すようになる。

乙骨の入学から約1年後、かつて一般人を大量虐殺して呪術界を追放された特級呪詛師・夏油傑が突如現れる。非術師を殲滅し、呪術師だけの世界を目指す夏油は、乙骨達の前で2017年12月24日に、新宿・京都で、大勢の呪霊たちによる虐殺「百鬼夜行」を実行すると宣言する。そして百鬼夜行当日、夏油は里香を手に入れるため、高専を襲撃する。安全のため高専に残っていた乙骨は激戦の末に夏油を倒し、同時に里香の解呪に成功し、物語は幕を閉じる。

【呪術廻戦0巻主人公】乙骨 憂太とは

東京都立呪術高等専門学校の主人公。

都立呪術高専2年生。特級呪術師。2001年3月7日生まれ。一般人の家庭出身だが、後に、日本三大怨霊の1人にして御三家・五条家の先祖に当たる超大物呪術師・菅原道真の子孫であり、五条の「超遠縁の親戚」であることが明らかになる。

人の強さや優しさに敏感で、仲間想いな性格。当初は気弱で自己評価が低く、後述の理由で不本意に周囲に危害を加えてしまうことから、人との関わりを極度に避けていた。しかし、高専編入後は、前向きでたくましくなった。

折本里香との関係

特級過呪怨霊・祈本里香に取り憑かれた「特級被呪者(とっきゅうひじゅしゃ)」。乙骨に危害を加えると里香が顕現し、その人物に危害を加える。当初は里香の制御ができていなかったが、高専編入後の初任務にてできるようになった。左手の婚約指輪は自身と里香をつなぐものであり、里香の制御や呪力の媒介にも使われる。乙骨自身が呪術を習得した際は、「最愛の人の魂を抑留する縛り」により、里香の「底なしの呪力」や「無条件の術式模倣」が使用できた。一方で、パンダからは感知能力の低さを指摘されている。刀に呪力をこめて使う戦法を取る。

乙骨先輩の過去

小学生の時は宮城県仙台市に住んでおり、肺炎で入院していた里香と病院で出会い、共に同じ小学校に復学する。2人は互いを深く愛し合い、2011年、乙骨は里香から婚約指輪を渡され、彼女の婚約者となった。しかしその後、里香は交通事故で死亡すると同時に怨霊と化し、乙骨に取り憑いた。以降、里香によって周囲に危害を加えるようになってしまい、家族からも離れた。

乙骨先輩と五条先生の出会い

2016年11月、東京のある学校で乙骨が同級生の男子生徒にイジメを受け、里香がその4人をロッカーに詰めたことで呪術師に捕らえられる。その後、里香の危険性から完全秘匿での死刑執行が決定し本人も了承するが、五条の提案より、死刑の保留の上で2017年に1年生として呪術高専に編入する。

入学後は、里香の解呪のために呪術師を目指し、同級生の狗巻らとも親しくなる。

夏油と乙骨先輩|百鬼夜行

2017年12月24日の百鬼夜行では、安全上の理由から呪術高専で待機させられていたところ、仲間たちを襲撃した夏油に対して怒りを爆発させ、里香を完全顕現させただけでなく、呪力の制限解除をして「純愛」による莫大な呪力を夏油に放出したことで勝利を収める。

のちに、里香が乙骨に呪いをかけて怨霊と化したのではなく、乙骨が彼女への執着心から、彼女に呪いをかけたことで怨霊にしていたことが判明し、乙骨が主従制約を破棄したことで解呪が実現した。本来の姿を取り戻した里香は、乙骨に感謝の言葉を述べ、成仏した。

百鬼夜行のその後

2018年の高専2年時では海外におり、交流会にも参加しなかった。里香の解呪後の戦術は不明だが、階級は1年時と同様に特級である。「呪術廻戦」33話の扉絵に、ミゲルと同行している姿が描かれている。

渋谷事変終結後に帰国。上層部から虎杖の処刑執行人に任命され、虎杖の前に姿を現す。

終わりに|映画「劇場版 呪術廻戦 0」

夏油による“百鬼夜行”の決行宣言からスタートし、五条や禪院真希との出会いを経て、乙骨が里香の呪いを祓う決意をする姿が描かれる。夏油に殴りかかるパンダ、呪言を放つ狗巻棘など“百鬼夜行”を止めるべく呪術師と呪詛師が激突するバトルシーンも収録されている。

劇場版の「King Gnu」による主題歌「一途」。

乙骨憂太と怨霊になってしまった里香の純愛。乙骨先輩と真希さんやパンダ先輩、狗巻先輩とのなれそめ。担任の五條悟と元同級生の夏油傑の対決などを経て、弱弱しかった乙骨先輩がどんどん強くなっていく物語。ハイライトは人間に戻った里香が憂太を抱きしめ、死んでからの6年間の方が幸せだったというところ。里香が憂太にとりついていたのではなく、菅原道真の子孫で強力な呪力を持つ憂太が呪いをかけていた。

呪術廻戦では渋谷事変編以降に乙骨先輩は登場。最初は狗巻先輩の腕のことでおこっていると思っていたが実際はそうではなかった。おそらくいろいろと裏で何かが動いている。呪術廻戦本編も楽しみである。

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