【呪術廻戦10巻】ネタバレあらすじ感想|『領域展延』

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メカ丸こと与幸吉(むたこういち)と真人の戦いが始まります。夏油は手伝おうか?と真人に聞きますが真人はそれを拒否して1人で戦うと言います。体が治った与は立ち上がり、複数体のメカ傀儡を真人の方へと向かわせます。

真人は右手を強化し、メカを一掃。その時、与の姿は忽然と消えていました。与は逃げてしまったと思う真人ですが、次の瞬間地面に亀裂が入ります。

真人が外に出てくると、建物の横にある巨大な湖から巨大なものが現れます。

【呪術廻戦10巻ネタバレ】

第80話『宵祭り』

夏油、真人とメカ丸が対峙。真人が腕を肥大化させメカを一網打尽にしていく。そこには与の姿がなかった。与(むた)が逃げ、「つまんな。今は狩りじゃなくて勝負がしたいんだよ」と真人がつぶやくが、突如地面が崩壊していく。

超巨大メカ丸の究極メカ丸絶対形態が現れる。

真人は「中にいるだろ?俺に触れられたくないもんな。操縦席、魂の座は頭部」と考えていた。真人の読み通り、与は操縦席にいた。

与は「帳が降りてる。俺を閉じ込めるだけじゃない。電波も断たれている。そう、俺の勝利条件は五条悟だ。どんな手段でもいい」

「五条悟と連絡を取り渋谷の計画を伝える(そして保護してもらう)。だが帳とそれを降ろした夏油に集中するには真人は危険すぎる。まずは真人を祓う」と考えていた。夏油を見ると、「どーぞ、お気になさらず」という姿勢を見せる。

与は「依然劣勢。だが勝算はある。全て視てきた。俺を縛った年月、それで得た呪力。出し惜しみはしない」と考える。そして、1年分のチャージをし、「大祓砲」を放つ。

基本的にダメージを受けない真人は平気で動き回り、「まずは操縦席から引きずり出してやる」与は「メカ丸の攻撃では真人の魂まで傷つけられない。奴も今のでそれを確信したハズだ」と考える。

メカ丸が連続で攻撃を放つと真人は水に飛び込み、魚に変形して逃げていく。

与は2年分の呪力をチャージして「二重大祓砲」を放つ。

真人がメカ丸に攻撃を放つ構えを取る。与は「真人は攻めの姿勢を崩さない。俺の攻撃など意に介してない。そこにコレをブチ込む」と考えていた。

第81話『宵祭り―弐―』

腕を肥大化させて究極メカ丸を殴りつける真人。与は「なんてパワーだ。グダグダやってると装甲を破られるな」と考えていた。「チャンスは4回。一気に片をつける」と術式を装填していく。

そして、真人目掛けて何かを放ち、翼に命中していく。

真人は「意味ないって。今まで何見てきたの」と言うが、翼に異変が生じ「アレ?」とつぶやく。そして、究極メカ丸の平手打ちで吹き飛ばされていく。

真人の翼は魂ごと破壊されていた。

究極メカ丸が真人に向かって乱打を放つが、真人は鳥のような姿に変身して回避。とばした左腕が再生していたが、与は「魂の形をこねくり回して再生したように見せかけているだけだ。これ見よがしにしているのがいい証拠」と考えていた。

夏油も「きいてるね」とつぶやき、「やるね彼。一時的だろうけど特級クラスの呪力出力。真人対策もしっかりしてきたわけだ」と考える。

与は5年分の呪力をチャージし、「追尾弾〜五重奏〜」で真人を攻撃。

真人は回避しながら「どの攻撃が魂にまで作用するのかまずはそこをハッキリさせないとな」と考えていた。

究極メカ丸が真人目掛けて拳を放ち、真人がそれも回避するが動きを予測していた究極メカ丸の攻撃が真人に命中する。与は「いける」と再び術式を装填し真人に攻撃しようとするが、真人は領域展開「自閉円頓裹」を発動する。

第82話『宵祭り―参―』

真人の領域に閉じ込められたメカ丸。そして、「無為転変」を発動され究極メカ丸が倒れていく。

「直接触われなくたって領域に入れちゃえば関係ない。それはオマエも分かってただろ?ハロウィンまでざっと10日。俺が呪力をケチッて領域まで使わないと思ったか?10日も休めば全快するよ」

「作戦に夢と希望を詰め込むなよ。気の毒すぎて表情に困るんだよね」と真人が言うが、背後から究極メカ丸が真人を貫いていく。

与は「コレにはあの呪術が封じられている。俺ではこのやり方でした術を成立させられなかった。ストックは4本。1本目は失敗、2本目は奴の領域から操縦席を守るために。そして今3本目」と考えていた。

それは平安時代蘆屋貞綱によって考案された。呪術全盛の時代、凶悪巧者な呪詛師や呪霊から門弟を守るために編み出された技。一門相伝、その技術を故意に門外へ伝えることは縛りで禁じられている。それは領域から身を守るための弱者の領域。与はシン・陰流「簡易領域」を発動する。

真人の内側から領域を発生させ大ダメージを与えていく。

メカ丸が死亡。与の簡易領域を見た夏油は、「領域はあらゆる術式を中和する。領域内ではあの五条悟にですら攻撃は当たる。簡易とはいえ内側から領域を発生させられたら真人でも術式関係なくダメージを負う」と考えていた。真人を倒した与は、次は夏油と戦いを挑もうとし、「嬉しい誤算だ。簡易領域1本、呪力9年分を残して夏油と闘れる。勝てる、皆に会える」と考えていた。が、操縦席に真人が突入してくる。

与はすかさず残った簡易領域を直接真人にブチ込もうとするが、真人も与に無為転変を使おうとしていた。

三輪はメカ丸に「今度お見舞い行っていい?交流会、野球した後から皆との距離がぐっと縮まった気がするの。呪術師って職業柄なのかな、それまではお互い仲良しでもどこか一線引いてた。仲良くなりすぎるといなくなった時辛いもんね。でも私は今の皆との関係が好き」

「ほら、メカ丸は野球参加できなかったでしょう?私はメカ丸とももっと仲良くなりたい。だからいつか会いに行くからね」と声を掛ける。与は真人によって殺されてしまっていた。

夏油が真人に「少し危なかったんじゃない?」と言うと「術が発動するタイミングに合わせて自ら弾けた。後は領域を解けば死んだと思うだろ。全て計算危ないことなんてないさ。アレも簡易領域か。本番前にいいもん見れたんじゃない?」と返す。夏油は「ああ、嘱託式の帳の調整も終えた。呪力や言霊ごと他者に託して問題ない」と返す。場面は2018年10月31日、渋谷に移っていく。

第83話『渋谷事変(1)』

2018年10月31日19:00、東急百貨店東急東横店を中心に、半径およそ400mの帳が降ろされる。伊地知いわく一般人のみが閉じ込められる帳で、一般人は侵入のみ、窓は個人差が、術師は補助監督役含め出入りが可能とのこと。電波は絶たれているため連絡は帳を出て行うか補助監督の足を使ってほしいとのこと。

七海班は七海建人、猪野琢真、伏黒恵の3人。

猪野は伏黒に「帳、結界の効力の足し引きに使える条件っていうのはな基本呪力にまつわるモノだけなんだざっくり言うと人間・呪霊・呪物だな。だから電波妨害とかは帳が降りたことによる副次的効果であって帳の結界術式そのものには電波の要否は組み込めないんだぜ」と言う。

伏黒は「あ、はい、知ってます」と返す。七海が伊地知に「それで五条さんは?」と聞く。

渋谷マークシティレストランアベニュー入口では、禪院直毘人、禪院真希、釘崎野薔薇の禪院班に新田から渋谷の一般人が帳の縁まで逃げて「五条悟を連れてこい」と訴えていることが告げられる。直毘人は「非術師が奴を知っているわけがない。言わされているな」と返す。

直毘人が「帳は壊せんのか?」と聞くと、新田は「難航してるッス。なにせ帳自体は術師を両側から拒絶していない。力技でどうこうできそうにない。帳を降ろしている呪詛師を捜してとっちめた方が早そうッス」と返す。真希が「じゃあ私らはその手伝いだな?」と言うと、新田は「いいえ、皆さんはまだここで待機ッス」と言う。

日下部班は日下部篤也とパンダ。

日下部が「高度な結界術に五条悟を指名したこと。これは交流会を襲撃した連中と同一犯だ。上は被害を抑えるために五条悟単独でも渋谷平定を決定したっちゅーワケだ。俺達は七海、禪院家のジジイ、それと冥冥だな。みーんな帳の外側で待機。五条のこぼれ球を拾うってわけだ」と言う。

パンダは「被害を最小限って術師の被害のことだよな?一般人の被害はおかまいなしか?」と言う。日下部は「そうつっかかんなよ。去年の百鬼夜行と違ってもう事が起こっちまってる。俺もこれが最善だと思う。それにさっき帳の内側を見てきたが平和なもんだったぜ」

「一般人がパニクっちゃいたが呪霊や呪詛師が殺し回っているわけでもない。現状ただ一般人が閉じ込められてるだけだ。ただ俺はもう中に入んのは正直ごめんだね」と返す。日下部いわく、ヒカリエの地下あたりに特級呪霊がゴロゴロいるとのこ。

帳内の文化村通り道玄坂2丁目東では、一般人が「はやく五条悟を連れてこい」と叫んでいた。

騒ぐ男を見て女が「まぁ通れないのはホラーではあるけどそこまで困ってないよね、そのうち助けくるでしょ」と言うと、男は「オマエら見てなかったのか?吸い込まれたんだよ。交差点にウジャウジャいた人間が駅ん中に。栓を抜いた風呂の水みてぇによ」と言う。

そこに五条悟が現着する。渋谷ヒカリエShinQsB1Fの状況を見て「こりゃひどい」とつぶやく五条。

「この下を中心に外と同じ一般非術師を閉じ込める帳が降りてるのか」と考えた五条は、人の頭上を歩きながら吹き抜けからホームを見て「なんとなく狙いは分かったかな。乗ってやるよ」とつぶやく。

青山霊園では冥冥、憂憂、虎杖の冥冥班が控えていた。冥冥に電話で明治神宮前駅に渋谷と同様の帳が降りたという連絡が入ると、冥冥班はそちらに向かうことにしていく。

五条がホームに下りると、そこには漏瑚、花御、脹相の3人が待ち構えていた。

第84話『渋谷事変(2)』

渋谷駅ホームの吹き抜けが木で塞がれていく。

五条悟が「んなことしなくたって逃げないよ。僕が逃げたらオマエらここの人間全員殺すだろ?」と言うと、漏瑚は「逃げたらか。回答は逃げずともだ」と返し、ホームの乗車口のドアを開き線路に大量の人間を流し込んでいく。

五条は「あーさっき出口塞いだのは向こう側に人間がいるか分からなくするためのブラインドみたいなもんか」と考える。漏瑚、脹相が赤血操術『苅祓』で五条を攻撃。漏瑚と花御も殴りかかるが無下限呪術で防がれていく。

漏瑚と花御は領域展延を発動。

五条はいったん逃げ、「ナルホドというか。呪詛師と組んでんだからそう来るか」

五条は「『領域展延』シン・陰の簡易領域と同じだな。本来の結界術として相手を閉じ込める「領域展開」を箱や檻とするなら「領域展延」は水、自分だけを包む液体。領域を押し返す時の初動に近い感覚かな?必中効果は薄まるが確実に術式を中和してくる。これなら僕にも攻撃は当たる」と考える。

夏油と漏瑚の回想が描かれる。夏油は漏瑚に「五条悟が一番力を発揮するのはどんな時か分かるかい?」と聞く。漏瑚が「勿体ぶるな、話せ」と言うと、夏油は「それはね一人の時だよ」と返す。

夏油は「どんな術師でも彼の前では基本足手まといだ。だからまずその更に下の非術師で五条悟の周囲を固める。術式反転の最低出力は順転のソレの2倍。非術師を巻き込まずに使うのはほぼ不可能だ。『蒼』も同様に君達に有効な出力まで上げることはできないだろう」

「「蒼」を使った高速移動も難しいハズだ。非術師にとってはダンプみたいなものだからね。ぶつかったら即死、この状況では五条悟はただ守りに徹するしかない」と言う。

漏瑚は「「無量空処」はどうする?」と聞く。夏油は「五条悟の領域「無量空処」の影響を受けないのは五条悟本人と彼が触れている者だけだろう。仮に彼に雑踏の中から君達だけを領域内に閉じ込める技量があったとしてかなりの数の非術師が「無量空処」と帳の間で圧死する。9割9分五条悟は領域を展開しない」

「逆に君達も領域を展開しちゃいけないよ。大量の非術師を領域に入れたら彼も諦めて領域を展開せざるを得ない。領域の押し合いで勝ち目がないのは知っているだろ?とにかく五条悟を集中させるんだ。呪霊攻略、非術師救出。最低でも20分は欲しい・その後は私と『獄門疆」の出番だ」と言う。

この状況を受け五条悟が「正直驚いたよ」と言い、漏瑚が「なんだ?言い訳か?」と返すと、五条は「違ぇよハゲ。この程度で僕に勝てると思ってる脳みそに驚いたって言ってんだよ」と返す。

五条は「そこの雑草。会うのは3度目だな?ナメた真似しやがって。まずはオマエから祓う」と言い放つ。

第85話『渋谷事変(3)』

花御に向かって「まずはオマエから祓う」と言う五条悟は、「ほら来いよ、どうした?」「逃げんなっつったのはオマエらの方だろ」と漏瑚たちに近づいていく。

漏瑚が殴りかかると攻撃は防がれるが五条悟に触れることができていた。五条は花御の蹴りを躱し、そのまま漏瑚の腕をもぎ取っていく。

花御が殴りかかるが五条はもぎ取った漏瑚の腕で防御。五条は逃げる漏瑚を追ったので、花御は「あくまでも漏瑚狙い。先刻の宣言は心理誘導か。そしてこの男無下限の術式を解いている」と考える。

花御は「術式の微調整を捨て人間が捌け始めたこのスペースで呪力操作のみのコンパクトな攻めに回るつもりか。だがこれならわざわざ人混みに紛れる必要もない。こちらは術式を使うまで」と術式を使おうとする。

それを見た漏瑚は「展延を解くな、花御」と叫ぶが、その瞬間五条が花御に襲いかかり、「やっぱりな。展延と生得術式は同時には使えない」と弱点である目から生えた木を引っこ抜かれる。

それを見ていた漏瑚は「儂が先刻まであの程度で済んでいたのは展延で体を守っていたからだ。基礎的な呪力操作と体術でこのレベル。五条悟、逆に貴様は何を持ち得ないのだ」と考えていた。

脹相が赤血操術で攻撃するが、五条は無下限呪術で防御。

五条は「アイツ呪霊じゃない。受肉した九相図って所かな・ウザいけどこっちの2匹程やる気ないみたいだし後回しだな」と考えていた。漏瑚と花御が領域展延を纏いながら同時に五条に攻撃を仕掛ける。

五条は「いいのか?オマエが展延で僕の術式を中和する程僕はより強く術式を保とうとする。こっちの独活はもうそれに耐える元気ないんじゃない?」と言い、無下限呪術で花御を押し潰そうとする。漏瑚が「五条悟、こっちを見ろ」と一般人を屠ろうとするが、五条はお構いなしに花御を押し潰し殺していった。

花御を祓った五条は「次」とつぶやく。

東京メトロ明治神宮前駅2番出口側で、虎杖、冥冥、憂憂が補助監督の女性から状況説明を受けていた。

「地下鉄の駅全体を覆う一般人を閉じ込める帳。その内側副都心線ホームを中心に術師を入れない帳が降りています。2つの帳の間にこれらの帳を降ろしている呪霊か呪詛師がいます」と説明される。

冥冥が「間?中心のホームじゃなくて?」と返す。補助監督の女性は「おそらくですが自分も外に出るデメリットを抱えて結界強度を上げているのだと思います。既に2名の補助監督がやられています。それから帳の間に」

「その、まだ断言はできないのですが。帳の間に改造された人間がいます」と伝えると、虎杖は真人を思い出していた。

第86話『渋谷事変(4)』

冥冥は烏を操り明治神宮前駅を探知していた。

烏がやられ視覚共有が途切れるが、冥冥は「大体分かった」と言い、虎杖に「弱い改造人間を沢山殺すのと強い呪霊を1体祓うのどっちがいい?」と聞く。続けて「ま、君の場合後者だよね。改造人間がウロついて一般人を襲っているのがB4F。一般人はほとんどB5Fの副都心線ホームにいると思う」と説明する。

虎杖が「思う?」と聞くと、「私が使った烏は呪力を帯びているからね。B5Fには入れなかった。地下に逃げるしかない一般人を追いやってできあがった状況ってとこかな。そして私の烏が狩られたのがB1FとB2Fの間。ここに帳を下ろしている呪霊か呪詛師がいる」「再び上がってきた一般人を狩るつもりなのか帳の条件の問題か」

「位置取りの理由もそもそものB5F隔離の目的も不明だが」と冥冥が返す。それを聞いた虎杖は「いるんだな?」「このすぐ下にアイツが」と言う。

冥冥が「どうかな?ツギハギ顔を確認する前に烏がやられてしまったからね。だが改造人間がいるということはそういうことなんだろう。戦力を分けるのはどうかと思ったがグズグズしていてはB4Fの一般人が全滅する」

「私達はB4F直通の7番出口から降りて一般人を救出する。やばくなったら君もB4Fまで降りておいで。だが欲を言えば君と私達が合流する頃には帳が上がり一般人は解放されB5Fでの相手方の目的が判明していてほしい」と言う。虎杖は「大丈夫だよ冥さん。俺はもう負けないから」と明治神宮前駅のB2Fに降りて行く。

そこにはバッタの呪いがいた。

虎杖が「ツギハギ顔の呪霊が来てるだろ?どこにいる」と聞くと、バッタの呪いは「真人は下。俺はココで帳ヲ守ってるンだ」と返す。虎杖は五条悟が「結界術は難しいからねー。強くてもできない奴は結構いるよー」と言っていたのを思い出し、「コイツが帳を2枚も?」「なんだかな」と考えるがバッタの呪いの横に何かがあることに気づく。

虎杖は「「降ろす」でも「張る」でもなく「守る」って言ってた。となるとアレかなり怪しいな。とりあえずブッ壊す」と考える。バッタの呪いが「真人のじゅじゅちゅはよくない。知ってるか?形を変えられた人間は味が落ちるんだ。俺は賢いから違いが分かる」と言った瞬間、虎杖が思い切り蹴り飛ばしていく。

もう一度殴りかかり「オマエらはどいつもこいつも人間舐めるのも大概にしろよ」と言う。

バッタの呪いが「さてはオッオマエ賢くないナ!?俺が何の呪いカ分かってないだろ。知っテいるか?この世界ハ賢くないヤツから死ヌんダ」と言うと、虎杖は「バッタの呪いだろ?」と返す。それを聞いたバッタの呪いは「コイツ賢いゾ」と考えを改める。

第87話『渋谷事変(5)』

蝗害はバッタの大発生に伴う大規模な災害。農作物だけでなく、紙や着物、小屋、植物性のものは全て食い尽くされる。

バッタの成虫は1日で自分の体重と同じだけの量を食べ、総量1tのバッタの群れは1日で2500人分の食料を消費することになる。異様な咀嚼音は昼夜問わず響き渡り、群れの去った後の荒れ果てた土地とそれを覆うバッタが分泌した黒い粘液は平穏とは程遠い光景を描く。人々はその悪魔のような昆虫を恐れ、憎み、呪ったという。

蝗GUYが虎杖に噛みつきまくる。虎杖はそれを躱すが天井にある掲示板は簡単に噛みちぎられていた。

虎杖は「すっげえバネと顎。言葉が分かるってことはそれなりの級の呪いだよな」と考えていた。蝗GUYは4本の腕で虎杖を攻撃するが虎杖は躱していく。

蝗GUYが「オマエドッチだ?」「賢いノカ。賢くないノカ。俺は賢い」と言うと、虎杖は「賢い奴はあまり自分のことを賢いって言わん」と返す。

虎杖は手数勝負に出る。2本腕対4本腕だが、手数で虎杖が圧倒していく。

蝗GUYは虎杖にボコられながら「腕も顎も目も人間ヨリ俺の方が優れテいる。ナノになんで。なンで俺ダケ殴らレる!!?」と考えていた。虎杖目掛け血を吹き出すがそれも躱される。

それでも蝗GUYは「デモやっパり俺の方が賢い」と考えていた。バッタは地中に産卵するため、腹部は伸縮し、先端が硬く通常時の3倍近く伸ばすことができる。蝗GUYはその特性を利用し、虎杖に不意打ちの攻撃を放つ。

それも虎杖の拳によって封じられる。

虎杖は「オマエ人を喰ったんだ。覚悟はできてるよな?」と言い蝗GUYとの戦いが決着。嘱託式の帳の基を破壊する。帳が上がると、冥冥は「虎杖君を待ってB5Fに向かおう」と言う。

明治神宮前駅B5F副都心線ホームでは真人が蝗GUYがやられたことに気づく。「腕のいい術師が来てるね。残念、俺も闘りたかったな。でも仕方ないよね、仕事だもん」と電車に乗り込んでいく!?

第88話『渋谷事変(6)/Q アナタにとって五条悟とは?』

漏瑚は五条悟から逃げていく。

人間に紛れて攻撃、そして逃げるのヒット&アウェイで戦いながら「脹相、協力しないのであれば貴様から殺すぞ」と叫ぶ。すると、脹相が赤血操術で攻撃するが、当然五条悟の無下限呪術で防がれる。

五条悟は「つかず離れずでもそれも限界でしょ。呪霊が見えない人達が僕を避け始めた。このまま人が減り続けスペースができれば火山頭を捉えられる。さっきみたいに術式を解いて誘うのはなしだな」

「コッチの狙い近接フルボッコはもう晒したし距離を取って九相図と連携して人混み越しに大技を出されても面倒だ。ごめん全員は助けられない」と考え、「その代わり絶対祓ってやる」と口にする。

漏瑚は「まだか!?もう20分は過ぎたハズだ」と考えながら逃げるが、夏油は「まだまだ。五条悟全然余裕じゃん。もっとヒリヒリしないと」とつぶやく。

渋谷駅に大量の改造人間が明治神宮前駅のホームに向かう虎杖、冥冥、憂憂。

冥冥は「凄いね虎杖君。正直な話もう少し手こずると思っていたよ。君もう充分1級レベルだよ。術式なしでここまでやるのは日下部以来じゃないかな」と言う。ホームに到着するとそこには1人だけ人がいた。

虎杖が話しかけるが、「みんな化物に。電車に乗って私は満員だっカラ゛いらない゛って」と改造人間となり死んでしまった。

「みんな電車に乗って」と聞いて五条の身を案じる虎杖。五条がいる渋谷のホームに電車が到着する。ホームにいる一般人が到着した電車に乗り込もうとするが、中には大量の改造人間が詰まっており、扉が開くと一気にホームになだれ込んでくる。

「何考えてやがる」とつぶやく五条悟。電車から真人が降り、五条悟との戦いに加わっていく。

まとめ

五条は渋谷ヒカリエShinQsB1Fを見て啞然する。

本来の結界術として相手を閉じ込める「領域展開」を箱や檻とするなら「領域展延」は水、自分だけを包む液体。虎杖が話しかけるが「みんな化物に。電車に乗って私は満員だっから゛いらない゛って」と改造人間となり死んでしまったと言う。

渋谷駅に大量の改造人間が明治神宮前駅のホームに向かう虎杖、冥冥、憂憂。後者2人は中華系の名前。

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