【呪術廻戦13巻】ネタバレあらすじ感想|宿儺術式「開(フーガ)」

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宿儺は、蘇生をかけて虎杖に”縛り”を提示。その内容は、「①宿儺が「契闊」と唱えたら1分間体を空け渡す(その1分間は誰も殺さず、傷つけない」「②この約束を忘れる」の2点。

虎杖が(半ば強制的に)この”縛り”を受けたことで無事2人は生き返ることとなりました。

【呪術廻戦13巻ネタバレ】

第107話『渋谷事変(25)』

特級呪霊の術式で大量の水が押し寄せる。

その量は伏黒の万象の比ではなく、地下だったら完全に詰んでるほどだった。特級呪霊は「陀艮」と自身の名を明かす。直毘人、七海、真希で連続で攻撃を仕掛けるが、真希の攻撃が受け止められる。それを助けるように直毘人が陀艮をカード状にして叩き割っていく。

3人で攻撃を畳み掛けても陀艮にダメージはまったくなかった。と言うよりも、「HPが果てしない感触」と七海は感じていた。真希は先ほど直毘人が術式を出していなければ自分が死んでいた状況を恥じている。陀艮は水の防壁を出して守りを固めている。

陀艮の領域展開。直毘人たちは大技を出される前に陀艮を潰そうと、3人で一斉に攻撃を仕掛ける。

陀艮は思わず空中に逃げ出すが直毘人がそれを読み、回り込んで叩き落としていく。陀艮に術式を発動させる隙も与えないほどの速さで直毘人は連続で攻撃を仕掛けていく。追い詰められた陀艮は領域展開を発動。直毘人を領域内に閉じ込めるのであった。

第108話『渋谷事変(26)』

陀艮の領域展開。陀艮は領域展開蕩蘊平線を発動。真希と七海は魚の式神に襲われるが、当たるまで気づくことができなかった。これが領域の必中効果。

直毘人は秘伝落花の情という御三家に伝わる対領域の術で式神を防いでいた。

落花の情は簡易領域のように自ら領域を展開する技ではなく、必中の術式が発動し触れた瞬間にカウンターで呪力を解放し身を守る技である。小手調べが済んだ陀艮は、直毘人に7:七海に3の力配分でいくことを決め、死累累湧軍という術式を解放していく。

真希の反撃開始。七海は真希に「触れられたと感じたら片っ端から叩き落として下さい」と伝えるが、その瞬間七海は式神に食われまくってしまう。

落花の情で式神を防ぐ直毘人も「マズい」と感じていた。陀艮が出す式神の勢いが一向に衰えることがなかったからだ。式神で視界が防がれているところに陀艮に殴り飛ばされてしまう。

陀艮いわく海は万物の生命の源であり、死累累湧軍は際限なく湧き出る式神とのこと。陀艮がもっとも弱いと認識している真希にはあまり式神を使わず、直接蹴り飛ばしていく。

「弱ぇって言うならよぉ一撃で殺せやタコ助」と返す真希だったが、伏黒と合流して強力な呪具を受け取らずに来てしまったことを内心後悔していた。そこに伏黒が嵌合暗翳庭の領域展開で割り込み、真希に特級呪具遊雲を渡す。

ここから真希の反撃が始まっていく!?

第109話『渋谷事変(27)』

領域展開同士の戦い。陀艮の領域展開に自ら入ってきた伏黒。陀艮は伏黒に攻撃を仕掛けようとするが、真希の遊雲の攻撃で吹っ飛ばされる。

陀艮は死累累湧軍で攻撃をしようとしたが、伏黒が領域展開をしていることで必中効果が消えていた。改めて必中効果を得るにはまずは伏黒の領域を潰さなければならなくなった。

陀艮は式神を放って伏黒に攻撃しようとするが、七海がそれを阻止。

七海は死累累湧軍の攻撃をおよそ一分耐えきっていた。直毘人も同様で、直毘人も攻撃を仕掛けていく。陀艮はウツボのような式神を出して反撃するが、直毘人は術式でガラス状に変えて砕き、真希は遊雲で防ぎ、七海は十割呪法で倒していく。直毘人は先ほどの死累累湧軍をなんとか耐え切ることができていたが、右腕を失ってしまっていた。

禪院甚爾襲来。陀艮は伏黒が領域の押し合いをしていると思っていたが、伏黒の狙いは違った。伏黒はこの領域内にわずかでも穴を空けることが狙いだった。伏黒は人一人通れる程度の穴を数秒もたせることはできると考えており、全員で外に出れば勝てると踏んでいた。結界の縁は伏黒の足下で「いつでもいける」と七海に伝える。

それを聞いた七海は真希と直毘人に「集合!!」と伝える。陀艮は言語を解するので二人に婉曲的に伝えたのだった。一瞬で状況を理解した二人は伏黒の元に向かうと、遅れて陀艮も伏黒の狙いに気づき阻止しに向かう。が、時すでに遅く三人は伏黒が作った穴に飛び込もうとする。しかし、その穴からまさかの禪院甚爾が姿を現してくる。

第110話『渋谷事変(28)』

伏黒が開けた領域の穴からまさかの禪院甚爾が侵入してくる。

甚爾は真希の游雲を掴むとあっさり真希から游雲を奪っていく。ただの力比べで負けた事実に驚く真希。

オガミ婆の降霊術はオガミ婆の死後も継続するが永遠というわけではない。器である孫の呪力が尽きた時点で降霊も終わるはずだったが、禪院甚爾の肉体に上書きされた孫の魂に呪力はなく、肉体は呪力を消費しないため術式を終了する契機を失っていた。そして、禪院甚爾は器が壊れるまで本能のまま戦い続ける殺戮人形と化してしまった。

甚爾の狙いは強者。游雲を手に取る游雲は領域の主である陀艮と対峙する。陀艮が式神を出して攻撃しようとするが、甚爾のスピードと破壊力にやられてしまう。

呪力がないにも関わらず圧倒的な力を持つ甚爾にビビる陀艮。さらに式神を出して攻撃を仕掛けるが、すべて蹴散らされてしまう。より強力な式神を出して動きを止めようとするが、甚爾はそれらも簡単に倒していく。

游雲は特級呪具の中で唯一術式効果が付与されていない呪具。純粋な力の塊であり、それ故その威力は持つ者の膂力に左右され、甚爾が使うと絶大な威力を発揮することができた。

陀艮死亡。甚爾の圧倒的強さを見て陀艮撃破を甚爾に賭ける七海。甚爾は游雲をぶつけて研ぎ、先端を尖らせていく。

陀艮は甚爾の圧倒的過ぎる力を前に敗北を予期し出していたが、伏黒の領域の弱まりを感じており、「必中効果さえ取り戻せば全員殺せる」と考えていた。時間を稼ぐために空中に飛ぶが、その動きは直毘人に読まれていた。その隙を突いて甚爾が游雲で刺突していく。これで陀艮は敗北か!?

第111話『渋谷事変(29)』

領域からの脱出。游雲で陀艮に刺突をかました甚爾は、そのまま陀艮に刺突をかましまくり陀艮を払っていく。陀艮が払われたことで領域は解除。結果的に甚爾のおかげで全員領域外に脱出することとなる。

甚爾の暴走はまだ続き、常に強者を狙う甚爾は次に伏黒をターゲットとしていく。

伏黒は甚爾のあまりのスピードに外に出されたことにすら気づけず、「下手したら宿儺に乗っ取られた虎杖よりも速いのでは??」と感じていた。

消滅する陀艮の元に現れたのは別の特級呪霊である漏瑚。

漏瑚を見た七海と直毘人は「陀艮よりも格段に強い」と感じていた。漏瑚は一瞬で七海との間合いを詰めると、炎の攻撃で一瞬で七海を焼き払う。

真希も一瞬で焼き払う。

直毘人は術式で一瞬で漏瑚の背後に回り込む。直毘人の術式は投射呪法という術式。1秒を24分割して己の視界を画角とし、あらかじめ画角内で作った動きを後追いする能力。また、直毘人の掌に触れられた者も1/24秒で動きを作らねばならず、失敗すると動きがガタつき1秒間フリーズするという能力にもなっている。

ただ、リスクもあり作った動きは途中で修正することができず、過度に物理法則や軌道を無視した動きを作れば自らもフリーズしてしまう。ただ、直毘人は天性のコマ打ちセンスと時間感覚で最速の術師と呼ばれるに至っていた。

しかし、それも右腕があったからであり、右腕を失ってしまった今漏瑚に反応されてしまい、壁に生み出された火山の噴火攻撃をモロに食らい戦闘不能になってしまう。

宿儺の復活。漏瑚は直毘人にトドメを刺そうとした瞬間、強烈な宿儺の気配を感じ取る。渋谷のどこかで宿儺の指が解放されたことを確信した漏瑚は、急いで宿儺の器である虎杖を探しに行く。

虎杖を確保している菜々子と美々子は虎杖に宿儺の指を一本食べさせていく。そこに漏瑚が駆けつけると、2人を排除していく。

夏油いわく虎杖は仮に宿儺の指を20本取り込んだとしても、肉体の主導権を宿儺に譲ることはないらしい。しかし、それは1日1本ペースで取り込んだ場合であり、一度に10本も取り込めば適応が追いつかず一時的だが肉体の主導権は宿儺に移ってしまうとのこと。そして、漏瑚は10本の宿儺の指を虎杖に取り込ませようとする。

第112話『渋谷事変(30)』

漏瑚が虎杖に宿儺の指を10本飲ませ、これで虎杖は15本の指を飲んだことになる。漏瑚が殺したと思われた菜々子と美々子はおそらく術式のおかげでなんとか生きていた。

そこに虎杖の体を乗っ取り、目覚めた宿儺が現れる。

宿儺を見た漏瑚は、五条悟とはまた異質な強さであることを実感する。菜々子と美々子も息をすることすら許されないような殺気を感じている。宿儺が「頭が高いな」と言うと三人ともひれ伏すが、片膝立ちだった漏瑚に「片膝で足りると思ったか?」と謎の斬撃攻撃が飛ぶ。

宿儺VS漏瑚。

宿儺は復活させた礼に3人の頼みごとを聞いていく。美々子は宿儺に夏油の解放を頼む。「私達はもう一本の指の在り処を知っています。そいつ(夏油を乗っ取っている者)を殺してくれればそれを教えます」と宿儺に伝えると、宿儺の攻撃で美々子の頭が一瞬で吹き飛ばされる。

たかが指の一、二本で指図したことで宿儺の怒りを買い、美々子は殺されてしまった。美々子が殺されたことで怒った菜々子は、スマホで宿儺の写真を撮ろうとするが、その前に菜々子も宿儺の能力で細切れにバラされてしまう。

そして、宿儺は残った漏瑚に何の用があるのかを聞く。が、漏瑚は「用はない」と返す。漏瑚の目的は宿儺の完全復活。が、現在は虎杖の適応が追いつかず、一時的に自由を得ているにすぎない状態。漏瑚は宿儺に虎杖が戻る前に肉体の主導権を永劫得るための縛りを作るように言う。が、宿儺は「必要ない」と返す。宿儺には宿儺の計画があり、虎杖の体を乗っ取る必要はないと考えていた。

しかし、漏瑚の必死の様子を見て、指の礼に一つ提案をする。宿儺は「自身に一撃でも入れることができれば呪霊の下についてやる」と言う。宿儺VS漏瑚の戦いが始まる!?

第113話『渋谷事変(31)』

伏黒恵VS伏黒甚爾。恵は伏黒甚爾に勝つイメージをしようとするが、宿儺の指の気配を感じ取る。脱兎という大量の兎で姿を隠す技を使うが、甚爾は勘だけで恵の居場所を特定し突っ込んでくる。

恵はもう領域展開をできるほどの呪力が残っておらず、長引くほど不利なため短期決戦で決着をつけようとしている。恵の唯一のアドバンテージは家入硝子の存在。家入は学長の判断で渋谷に来ていた。

特級呪霊を圧倒した甚爾に対して恵の式神は瞬殺されてしまう。これからの渋谷での戦いで式神を失うわけにはいかない恵は、自分自身に無理を利かそうとしていた。家入が治せてかつ即復帰できる範囲で甚爾の行動範囲を絞って、なんとか甚爾を倒そうと考えていた。

呪力なしで宿儺並みの超スピードで動く相手に対し、「タイミングを外せば死ぬ」と恵は考えている。甚爾が超スピードで突っ込んでくるが、甚爾の着地先を影にしてバランスを崩させ、致命傷を避けていく。

そして、影から取り出した武器で甚爾を攻撃しようとするが、甚爾はそれを超スピードで回避していく。

甚爾の過去が描かれる。甚爾は禪院直毘人に「相伝の術式なら8」「それ以外でも7はもらう」と恵を禪院家に売る交渉を持ちかけていた。「恵をお願いね」と言う妻の言葉を思い出しながら、「俺にとってはゴミ溜めでも術式があれば幾分ましだろ」と甚爾は考えていた。

そんな過去を思い出し、甚爾は恵に名前を聞く。恵が「伏黒」と答えると、甚爾は「禪院じゃねぇのか」「よかったな」と言う。

そして、自らの頭に游雲を突き刺し、自害するのであった。

第114話『渋谷事変(32)』

伏黒甚爾の自死という形で決着がついた伏黒親子対決。恵は甚爾の正体を一瞬考えようとしたが、負傷していることもあり、一旦置いておいて真希たちの無事を確認しに行こうとする。そこに現れたのが七海にやられたと思われていた呪詛師。呪詛師は恵の背後から恵を斬りつけていく。

日下部VS呪詛師。日下部はパンダと共に渋谷エクストリーム前を捜索していた。パンダは一般人の非難は粗方済んだ。

五条の元に向かおうとするが、日下部は「今まさにこの瞬間渋谷の片隅で震えている命があるかもわからん」と、渋谷の隅々まで捜索させようとする。ただ、日下部の発言の真相は「死にたくないためこのままダラダラと時間を潰していた」というものだった。

日下部は人がはけてパンダの鼻が効き始めてしまった一人でB5Fに向かってしまうと考えており、今の渋谷で一人になりたくないのでそれも避けたいと思っていた。ただ、パンダには渋谷の土地勘がないため、駅に入って迷ったフリをして時間を潰そうと考えていた。そう考えていた日下部の前に2人の呪詛師が現れる。

この2人は夏油の仲間だった呪詛師。夏油の仲間の呪詛師たちとやり取りが描かれる。

片目を隠した呪詛師は「五条が行動不能になり、世が混沌に堕ちれば非術師は淘汰され、術師は増え呪霊は消えていく」と考えており、それは夏油が望んだ世界であるので、夏油の肉体が乗っ取られていることには関知せず、偽夏油たちに協力するというスタンスを見せる。夏油の肉体が乗っ取られゾンビのように弄ばれてることに我慢できない菜々子と美々子は思いっきり反発し、両者は対立することに。

それを一人の呪詛師が制す。

ラルゥと呼ばれるこの呪詛師は、「傑ちゃんが一番望んでいないのは私達が傷つけ合うこと。ここでお別れしましょ。各々やりたいようにやりなさい」と伝える。そして、ラルゥはどちらにも付かないというスタンスを見せる。そして、「私達は家族。いつかまたどこかで一緒にご飯を食べるのよ」と言い残していく。

目の前に現れた2人の呪詛師を見て、「このレベルが仕切ってる集団だろ?旨すぎる。時間いっぱい適当にいなして特級呪霊の相手はせずにのらりくらりいこう」と考える。そして、シン・陰流 居合「夕月」を放とうとする。

しかし、近くのビルで突如爆発が起こる。この爆発は宿儺と漏瑚の戦いによるものだった。宿儺が漏瑚を圧倒していく!!!

第115話『渋谷事変(33)』

宿儺VS漏瑚。漏瑚は宿儺に一撃入れるために戦っている。漏瑚は両手から技を放とうとするが、一瞬にして両腕を切断されてしまう。宿儺との圧倒的実力差を前に、漏瑚は夏油から言われた「甘く見積もって8・9本分ってとこかな」という言葉を思い出しながら絶望していた。

漏瑚は建物を燃やし、極ノ番「隕」という技を放つ。

特級呪霊同士の戦いを見てその場から逃走しようとする日下部とパンダ。呪詛師がそれを阻止しようとするが、日下部のシン・陰流「抜刀」で敵を斬り捨てていく。

日下部は夏油の部下の呪詛師たちに「特級同士が殺り合ってる」「蟻んこの上で象がタップダンス踊ってんの」「さっさと逃げるぞ」と言おうとするが、そこに宿儺が現れ「ならん」と言う。

宿儺は四方一町の人間全員に「よし」と言うまで動くのを禁じさせ、破れば殺すと伝える。漏瑚が放った極ノ番「隕」が近づいてくるが、宿儺はなかなか「よし」と言おうとしない。ギリギリまで引きつけたところで「よし」と言い、その瞬間日下部たちは一瞬にしてその場から離れていく。

漏瑚の極ノ番「隕」が墜落。

宿儺には当たっておらずまったくダメージを与えることができなかった。宿儺は「興が乗ってきた所だ」「オマエの得意で戦ってやろう」と言い、「■」「開(フーガ)」とつぶやくと手から炎を出していく。

漏瑚は宿儺の術式は切断や斬撃の類だと思っていたが、どうやらそうではなかったらしい。「構えろ。火力勝負といこう」と宿儺が言い、漏瑚VS宿儺は第2ラウンドに突入していく。

まとめ

両面宿儺(りょうめんすくな)とは、腕を4本と顔を2つ持つ1000年以上前に実在した人間であり”呪いの王”と呼ばれる存在。死後呪物として残った指の死蝋(しろう)は、「両面宿儺の指」として特級呪物に認定されており、死してなお誰にも消し去ることが出来ないほどの強い呪力を持つ。

呪術全盛の時代。現代から遡ること1000年以上。両面宿儺は、呪術全盛の時代を生きた人であ、数多の呪霊/術師との戦いに勝利した最強の存在。己の快不快のみが生きる指針の宿儺ですが、彼にとっての快とは”食べること”。ご飯を美味しく調理することに秀でていた裏梅を従えており、隣に立つことを許していました。

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