【呪術廻戦2巻】ネタバレあらすじ感想|釘崎野薔薇登場

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『呪術廻戦』は芥見下々による日本の漫画。『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて2018年14号から連載中。人間の負の感情から生まれる化け物・呪霊を呪術を使って祓う呪術師の闘いを描いた、ダークファンタジー・バトル漫画。

【呪術廻戦2巻ネタバレ】

第8話『呪胎戴天―参―』

宿儺は「つくづく忌ま忌ましい小僧だ」と言い、特級呪霊に「少し待て、今考えてる」

宿儺は「伏黒を追った所で直前に小僧に代わられるのがオチか」「となると奴らが一番困るのはコレだろうな、ふりだしに戻してやる」と考え、特級呪霊に「おい、ガキ共を殺しに行くぞ。付いて来い」

特級呪霊は宿儺に攻撃を放っていく。

宿儺は失った左手を復活させて攻撃を防ぎ、「こっちも治してしまった」とつぶやく。宿儺は「散歩は嫌か」「まぁ元来呪霊は生まれた場に留まるモノだしな」「良い良い、ここで死ね」と特級呪霊を倒していく。

「ほら、頑張れ頑張れ」と呪霊を踏み潰していくと、橋が壊れていく。呪霊は宿儺の足を掴んで投げ飛ばそうとするが、気づけば宿儺に腕をもぎ取られていた。

伊地知が「避難区域10kmまで広げてください。伏黒君は?」と聞く。

伏黒は「残ります。もしもの時、俺にはアイツを始末する責任があります」と答える。伊地知が「釘崎さんを病院へ送り届けたら私もなるべく早く戻ります」。伏黒は「いや。もう伊地知さんはいてもあんまり意味ないので戻ってくる時は1級以上の術師と一緒にお願いします」と返す。

宿儺は「我々は共に特級という等級に分類されるそうだ。俺と虫がだぞ?」

特級呪霊が体を再生させて壁から出ると、宿儺は「嬉しそうだな、褒めてやろう?。だが呪力による治癒は人間と違い呪霊にとってそう難しいことではないぞ」

「オマエもこの小僧も呪いのなんたるかをまるで分かってないな。いい機会だ、教えてやる」「本物の呪術というものを」と言い、領域展開「伏魔御厨子」を発動していく。

「伏魔御厨子」を発動した宿儺は呪霊をバラバラに斬り刻んでいき、呪霊から指を回収する。

宿儺は「終わったぞ」「不愉快だ、代わるのならさっさと代われ」と言うが、虎杖が戻ってくることはなかった。それを受けて宿儺は不気味な笑みを浮かべていく。伏黒は生得領域が閉じられたことを察知し、特級呪霊が死んだことに気づく。「後は虎杖が戻れば」と考えるが、そこに宿儺が現れる。

宿儺は「そう怯えるな、今は機嫌がいい、少し話そう。なんの縛りもなく俺を利用したツケだな」「俺と代わるのに少々手こずっている様だ」「しかし、まぁそれも時間の問題だろ。そこで俺に今できることを考えた」と言い、自分の体から心臓を取り出していく。

宿儺は「俺は心臓なしでも生きていられるがな、虎杖はそうもいかん」「俺と代わることは死を意味する」「更に駄目押しだ」と、先ほど回収した指を取り込んでいく。そして、「晴れて自由の身だ」「もう脅えていいぞ」「殺す、特に理由はない」と言い放つ。

第9話『呪胎戴天―肆―』

伏黒が「虎杖は戻ってくる。その結果自分が死んでもな、そういう奴だ」

宿儺は「買い被り過ぎだな。コイツは他の人間より多少頑丈で鈍いだけだ。先刻もな。今際の際で脅えに脅え、ゴチャゴチャと御託を並べていたぞ。断言する、奴に自死する度胸はない」と返す。

伏黒は「腕が治ってる、治癒、反転術式が使えるんだ」

「宿儺は受肉してる、心臓なしで生きられるとはいえダメージはあるはずだ。虎杖が戻る前に心臓を治させる。心臓を欠いた体では俺に勝てないと思わせるんだ。できるか?特級の前ですら動けなかった俺に」

「できるかじゃねぇ、やるんだよ」と考え、鵺を出していく。

伏黒が向かってくると。宿儺は「面白い、式神使いのくせに術師本人が向かってくるか」と考えながら簡単に攻撃を捌き殴りつけていく。

伏黒は「大蛇」を地面から呼び出し宿儺を捕食させ、そこに鵺で畳み掛ける。大蛇を簡単に倒されてしまう。

宿儺は「言ったろう、広く使おう」と伏黒を放り投げていき、空中でさらに追撃を放つ。

伏黒は「呪術うんぬんじゃない」「膂力も敏捷性も格が違う」と感じていた。伏黒が鵺で攻撃を防いでいるのを見て宿儺は「いい術式だ」と言う。伏黒は建物に思い切り叩きつけられていく。

伏黒は「『鵺』も限界だ。壊される前に解いた方がいいな」

「生得領域を抜けるのに式神一通り使っちまった。しかも「玉犬」(白)と「大蛇」は破壊されてる。もう呪力がー」と考えていた。

そこに宿儺が現れ、「オマエの式神、影を媒体にしているのか」と聞く。

伏黒は「ならなんだ」と返す。

宿儺は「呪符を使うありきたりな術式ではない、応用も効く」と考えながら「オマエあの時何故逃げた」と聞くと、伏黒は不思議そうな表情をしていた。

宿儺が「宝の持ち腐れだな」「まぁいい。どの道その程度では心臓は治さんぞ」「つまらんことに命を懸けたな。この小僧にそれ程の価値はないというのに」と言うと、伏黒は姉の津美紀のことを思い出していた。

津美紀は疑う余地のない善人で誰よりも幸せになるべき人間だった。それでも呪われた。

伏黒は「俺の性別も知らず恵なんて名前を付けた父親は今も何処かでのうのうと生きている。因果応報は全自動ではない」

「悪人は法の下で初めて裁かれる。呪術師はそんな報いの歯車の一つだ。少しでも多くの善人が平等を享受できる様に俺は不平等に人を助ける」と考えていた。

宿儺は「いい、いいぞ。命を燃やすのはこれからだったわけだ。魅せてみろ、伏黒恵」と言うと、伏黒は「布留部由良由良(ふるべゆらゆら)」と唱えていく。何かに気づき「俺はオマエを助けた理由に論理的な思考を持ち合わせていない」

「危険だとしてもオマエの様な善人が死ぬのを見たくなかった。それなりに迷いはしたが結局は我儘な感情論。でも、それでいいんだ。俺は正義の味方じゃない、呪術師なんだ」

「だからオマエを助けたことを一度だって後悔したことはない」と言う。宿儺は虎杖に戻っていた。

虎杖は「伏黒は頭がいいからな、俺より色々考えてんだろ。オマエの真実は正しいと思う」

「でも俺が間違ってるとも思わん。あー悪い、そろそろだわ。伏黒も釘崎も、五条先生は心配いらねぇか。長生きしろよ」と言い、倒れて死んでしまった。

第10話『雨後』

漏瑚が夏油に「わざわざ貴重な指1本使ってまで確かめる必要があったかね。宿儺の実力」

夏油は「中途半端な当て馬じゃ意味ないからね」「それなりに収穫はあったさ」と返す。呪霊を引き連れてファミレスに入った夏油は「はい、一名です」と店員に返していく。

五条が「わざとでしょ。特級相手、しかも生死不明の5人救助に一年派遣はあり得ない」

「僕が無理を通して悠仁の死刑に実質無期限の猶予を与えた。面白くない上が僕のいぬ間に特級を利用して体良く彼を始末ってとこだろう。他の2人が死んでも僕に嫌がらせができて一石二鳥とか思ってんじゃない?」

伊地知は震えながら「いやしかし、派遣が決まった時点では本当に特級に成るとは」と返す。五条は怒りながら「犯人探しも面倒だ。上の連中、全員殺してしまおうか?」と言い放つ。

そこに「珍しく感情的だな」「随分とお気に入りだったんだな彼」と呪術高専医師の家入硝子が現れる。

「で、コレが宿儺の器か」と虎杖の死体を出し、「好きに解剖していいよね」。五条は役立てろよと返す。

釘崎が「長生きしろよって。自分が死んでりゃ世話ないわよ。アンタ、仲間が死ぬの初めて?」と聞く。

伏黒は「同級生は初めてだ」と返す。釘崎が「ふーん、その割に平気そうね」と言うと、伏黒は「オマエもな」と返す。釘崎は「当然でしょ、会って2週間やそこらよ。そんな男が死んで泣き喚く程チョロい女じゃないのよ」と返すが、泣くのを堪える顔をしていた。

そこに、「なんだいつにも増して辛気臭いな」「恵、お通夜かよ」と真希が近づいてくる。パンダが「まじで死んでるんですよ」「昨日、一年坊が一人」と注意する。

釘崎が「何、あの人達」と聞くと、伏黒は「二年の先輩」「禪院先輩」「呪具の扱いなら学生一だ。呪言師、狗巻先輩」「語彙がおにぎりの具しかない」「パンダ先輩」と説明していく。

伏黒は「あと一人乙骨先輩って唯一手放しで尊敬できる人がいるが今海外」

パンダが「いやー、スマンな、喪中に。だがオマエ達に京都姉妹校交流会に出てほしくてな」

伏黒が「京都にあるもう1校の高専との交流会だ。でも二・三年メインのイベントですよね?」と返す。

真希が「その三年のボンクラが停学中なんだ。人数が足らねぇ、だからオマエら出ろ」

釘崎が「交流会って何するの?スマブラ?」と聞く。パンダは「東京校・京都校、それぞれの学長が提案した勝負方法を1日ずつ2日間かけて行う。つってもそれは建前で初日が団体戦2日目が個人戦って毎年決まってる」と答える。

釘崎が「個人戦、団体戦って、戦うの!?呪術師同士で!?」と聞くと、真希は「あぁ、殺す以外なら何してもいい呪術合戦だ」と答える。

釘崎は「っていうかそんな暇あんの?。人手不足なんでしょ?呪術師は」と言うと、パンダは「今はな」「冬の終わりから春までの人間の陰気が初夏にドカッと呪いとなって現れる」「繁忙期って奴だ」と答える。

真希が「やるだろ?」「仲間が死んだんだもんな」と聞くと、釘崎と伏黒は「やる」と返す。釘崎と伏黒は「強くなるんだ。そのためなんだって」と考えていた。

夏油は「つまり、君達のボスは今の人間と呪いの立場を逆転させたいと」「そういうわけだね?」

漏瑚は「少し違う。人間は嘘でできている」

「表に出る正の感情や行動には必ず裏がある。だが負の感情、憎悪や殺意などは偽りのない真実だ。そこから生まれ落ちた呪いこそ。真に純粋な本物の人間なのだ。偽物は消えて然るべき」と返す。

夏油が「現状、消されるのは君達だ」と言うと、漏瑚は「だから貴様に聞いているのだ。我々はどうすれば呪術師に勝てる?」と聞く。夏油は「戦争の前に2つ条件を満たせば勝てるよ。五条悟を戦闘不能にし両面宿儺、虎杖悠仁を仲間に引き込む」と答える。

漏瑚が「死んだのであろう?」「虎杖というガキは」と言うが、夏油は「さぁ、どうかな」と返していく。

虎杖は宿儺のいる場所に来ていた。

第11話『ある夢想』

宿儺が「随分と殺気立っているな」。

虎杖は「当たり前だ、こちらオマエに殺されてんだぞ」と返す。宿儺が「腕を治した恩を忘れるとはな」

虎杖は「その後心臓取っちゃったでしょーが。死んでまでテメェと一緒なのは納得いかねぇけど丁度いいや。泣かす」と落ちている骸骨を投げつけていく。宿儺は余裕で躱すが、その隙に虎杖が間合いを詰めていく。

宿儺は虎杖に拳を放つが、虎杖はしゃがんで躱し、地面を殴って揺らしていく。そのまま蹴りを放つが宿儺は何事もないように躱していく。

宿儺は「オマエはつまらんな」。虎杖を蹴り落としていく。

そのまま虎杖に座り込み、「ここはあの世ではない。俺の生得領域だ」

「心の中と言いかえてもいい。つまり、俺達はまだ死んでいない。オマエが条件を呑めば心臓を治し生き返らせてやる」。

虎杖が「偉っそうに、散々イキっといて結局テメェも死にたくねぇんだろ」

宿儺は「事情が変わったのだ。近い内面白いモノが見れるぞ」と伏黒を思い浮かべる。

宿儺は「条件は2つ、

①俺が「契闊」と唱えたら1分間体を明け渡すこと

②この約束を忘れること

」と言う。

虎杖は「駄目だ、何が目的か知らねぇがキナ臭すぎる。今回のことでようやく理解した、オマエは邪悪だ、もう二度と体は貸さん」

宿儺は「ならばその1分間誰も殺さんし傷つけんと約束しよう。これでいいだろう」

虎杖は「信じられるか」

宿儺は「信じる信じないの話ではない。これは縛りの誓約だ。守らねば罰を受けるのは俺」「身に余る私益をむさぼれば報いを受ける。それは小僧が身をもって知っているはずだ」と返す。虎杖は「前は大丈夫だったろ」と言う。

宿儺は「あの時は俺も代わりたかった。オマエもあの術師に言われてやっただけ。利害による縛り、呪術における重要な因子の一つだ」と返す。

虎杖は「分かった、どいてくれ。条件を呑む。何がしてぇのかよく分からんけどまぁ生き返るためだしな」と言う。宿儺の顔面を思い切り殴りつける。

虎杖が「なんて言うわけねぇだろ。無条件で生き返らせろ。そもそもテメーのせいで死んでんだよ」宿儺は「ではこうしよう。今から殺し合って小僧が勝ったら無条件で俺が勝ったら俺の縛りで生き返る」。

虎杖が「いいぜ」と言う。その瞬間に顔面を真っ二つにされていた。

五条は「悠仁のことでも分かる通り上層部は呪術界の魔窟」「保身馬鹿、世襲馬鹿、高慢馬鹿、ただの馬鹿、腐ったミカンのバーゲンセール。そんなクソ呪術界をリセットする」

「上の連中を皆殺しにするのは簡単だ。でもそれじゃ首がすげ替わるだけで変革は起きない。そんなやり方じゃ誰も付いて来ないしね。だから僕は教育を選んだんだ」

「強く聡い仲間を育てることを」と語る。

五条は「そんなわけで自分の任務を生徒に投げることもある。皆優秀だよ、特に三年秤、二年乙骨」

「彼らは僕に並ぶ術師になる」と言い、「悠仁もその一人だった」と考えていた。

家入が「ちょっと君達。もう始めるけどそこで見てるつもりか?」と言うと、虎杖が起き上がる。五条が「悠仁、おかえり」と言うと、虎杖は「オッス、ただいま」と返しハイタッチをしていく。

家入が「あー、報告修正しないとね」。

五条は「いや、このままでいい。また狙われる前に悠仁に最低限の力をつける時間が欲しい」

「記録上悠仁は死んだままにしてくれ」と言う。家入が「じゃあ虎杖はがっつり匿う感じ?」と言う。五条は「いや交流会までには復学させる」と返す。家入が「何故?」と聞くと、五条は「簡単な理由さ。若人から青春を取り上げるなんて許されていないんだよ、何人たりともね」と返す。

漏瑚が「五条悟、やはり我々が束になっても殺せんか」と言う。夏油は「ヒラヒラ逃げられるか最悪君達全員祓われる。『殺す』より『封印する』に心血を注ぐことをオススメするよ」と返す。

漏瑚が「封印?」「その手立ては?」と聞くと夏油は「特級呪物『獄門疆』を使う」と返す。

第12話『邁進』

フェミレスの店員は「俺は今からバイトをばっくれる。昔から責任感は強い方だった。給料も全部4人の義妹を大学に通わせるために貯金してる」

「そんな俺でも抗えない生存本能。あのテーブルに近づけば死ぬ」と感じていた。

漏瑚が「獄門疆?。持っているのか、あの忌み物を」と興奮している。

夏油は「漏瑚、興奮するな、暑くなる」と返す。ファミレスの店長が「5番全然注文しねぇな、誰か急かしてこいよ」と言う。さっきの店員が「すみません店長、俺辞めます」と早急に去っていく。

店長が「お客様、ご注文はお決まりですか?」と注文を取る。一瞬にて燃えてしまっていた。

夏油が「あまり騒ぎを起こさないでほしいな」と言うが、漏瑚は「これでいいだろう」と店内の人間を燃やし尽くしていく。

漏瑚が夏油に「儂は宿儺の指何本分の強さだ?」と聞く。夏油は「甘く見積もって8・9本分ってとこかな」と返す。

漏瑚は「充分」「獄門疆を儂にくれ、蒐集に加える」「その代わり五条悟は儂が殺す」。

伏黒は岡部正の母親に「自分達が現場に着いた時には既に息子さんは亡くなっていました。正直自分は少年院の人達を助けることに懐疑的でした」

「でも仲間達は違います。成し得ませんでしたが息子さんの生死を確認した後も遺体を持ち帰ろうとしたんです」と伝える。

遺体の服から剥ぎ取った名札を渡し「正さんを助けられず申し訳ありませんでした」と頭を下げると、母親は「いいの、謝らないで。あの子が死んで悲しむのは私だけですから」

伏黒は真希たちの元に来ていた。

伏黒が「禪院先輩は呪術師としてどんな人達を助けたいですか?」と聞く。

真希は「あ?。別に私のおかげで誰が助かろうと知ったこっちゃねぇよ」と返す。

釘崎がパンダに投げ飛ばされてるのを見て伏黒が「あの2人は何してんですか?」と聞くと、真希は「オマエらは近接弱っちいからなぁ。まずは私らから1本取れ。話はそれからだ」と返す。

五条は「近接戦闘に関しては悠仁は頭一つ抜けてると思うよ。今覚えるべきは呪力の制御」「そして、呪術に関する最低限の知識だね」と言う。

虎杖はニコニコしながら「いや、やっぱ修行つけてもらうなら五条先生がいいと思ってたから嬉しくて。俺は弱くて誰も助けらんなかった。それどころか伏黒を殺しかけた。今のままじゃアイツらに顔向けできねぇよ。強くなりたい、「最強」を教えてくれ」と言う。

五条は「フッフッ、お目が高い」と言いながら、2つの缶ジュースを遠隔で破壊していく。それぞれ呪力と術式で破壊していた。

五条は「「呪力」を「電気」、「術式」を「家電」に例えようか」「「電気」だけじゃちょっと使い勝手悪いでしょ」「だから「家電」に「電気」を流して様々な効果を得るわけ」「こっちはただ「呪力」をぶつけただけ」「こっちは「呪力」を「術式」に流して発動させた呪術で捻ったの」と説明する。

それを聞いた虎杖は「つまり、これからチョベリグな術式を身につけると」

五条は「いや、悠仁は呪術使えないよ。簡単な式神とか結界術は別として基本的に術式は生まれながら体に刻まれてるものだ。だから呪術師の実力は才能がほぼ8割って感じなんだよねー」と返す。

虎杖は思い切りガッカリする。五条は「今は使えないだけ。そのうち君の体には宿儺の術式が刻まれる」と考えていた。

五条は「できないことはガン無視して。君の長を更に伸ばす。悠仁の体術に呪力を上乗せするんだ。下手な呪術よりもこういう基礎でゴリ押しされた方が僕は怖いよ」

「さっきも言ったけど肉弾戦の才能はピカイチだからね」と伝える。

虎杖は「でもでも、それなら俺もうできるぜ。あの時なんとなくコツは掴んだ」。五条は「じゃあやってごらん。どうせできないから」と言う。

「ケガしても知んないよ?」と虎杖は五条の手のひらを思い切り殴るが呪力は篭もっていなかった。

五条が「呪力の源は負の感情。君の言うあの時は怒りや恐怖に満ち溢れていたんだろう」

虎杖は「呪力を使う時は常にブチ切れてなきゃいけねーのか。確かに伏黒もいつもキレ気味だったかも」と返すが五条は「違ウヨ」と言う。伏黒は何かを感じ取りイラっとするが、真希との修行で得物を渡されると「意外としっくりきますね」。

五条は「皆わずかな感情の火種から呪力を捻出する訓練をしてるんだ。逆に大きく感情が振れた時呪力を無駄遣いしない様にもね。訓練方法はいくつかあるけど悠仁にはかなりしんどいのやってもらうよ」と言う。

虎杖が「ど、どんな?」と聞くと、五条は「映画鑑賞」と返す。

第13話『映画鑑賞』

虎杖が「何このキモカワイイ人形」と聞くと、五条は「学長特製の呪骸だよ」

虎杖が呪骸に殴られると、五条は「その呪骸は一定の呪力を流し続けないと目を覚まして今みたいに襲ってくるよ」と説明する。

五条は「さっきも言った通りここには色んな映画が揃ってるからドキドキハラハラワックワック、泣けて笑えて胸クソ悪くなれる。まずはその呪骸を起こさず映画を1本無傷で観通すこと」

「これがどんな感情下でも一定の呪力出力を保つ訓練。多過ぎても少な過ぎても駄目だよ。今は悠仁でも出せる程度の微弱な呪力に設定してあるけど徐々に大きな出力を要求してくるから常に気を抜かない様にね」と伝える。

虎杖が「最初はアクション」と言おうとすると呪骸に殴られキレる。五条は「はい、イライラしても呪力は一定」と言う。

パンダが「呪具の持ち運びかぁ」と言うと、伏黒は「得物で近接を補うのは賛成ですけど術式状両手はパッと空けられる様にしたいんです」と返す。

伏黒が「禪院先輩は2つ以上持ち歩くことがザラですよね?どうしてるんですか?」と聞くと、真希は「パンダに持たせてる」と返す。パンダが「物を出し入れできる呪霊を飼ってる術師とかもいるよな」。

真希は「それは無理だろ。レアだし飼い慣らすのに時間もかかる」と返す。伏黒は宿儺に「オマエ、あの時何故逃げた。あれは俺には特級に勝てる可能性があったと、そういう意味だったんだろうか」と考え、地面の影に指を沈めると「先輩、なんとかなりそうです」と口にする。

虎杖がくつろぎながら映画を観ていると突如呪骸に殴り飛ばされる。

虎杖は「コーラ飲んでる時はやめろや」とキレるが、五条は「飲むなよ」「何余裕こいてんの」と言う。

一方、釘崎は裏原を探していた。

五条は「じゃ、僕は用事があるので」と去ろうとするが「そうだ、死んでる時宿儺と話したかい?。心臓を治すにあたって条件とか契約を持ちかけられなかった?」と聞く。虎杖は「あー、なんか話した気がするけど思い出せねぇんだよな」と返す。

五条が学長に会いに車で向かうが途中で「止めて」と伝え、先に行かせる。そこに漏瑚が現れる。漏瑚は壁からミニ火山を生み出し五条を焼き払う。

漏瑚は「存外大したことなかったな」と言うが、五条は「誰が大したことないって?」とまったくの無傷だった。

五条は「呪霊のくせにしっかりコミュニケーションがとれる。その上この呪力量、未登録の特級か」と考えていた。五条は「恐らく今の宿儺より強い」と考えながら、「特級はさ、特別だから特級なわけ。こうもホイホイ出てこられると調子狂っちゃうよ」と言う。

第14話『急襲』

漏瑚は「楽しくなってきた。危機感の欠如」

五条は「わざわざ人のいない所で。いや、他の術師の加勢を避けたのか」と考える。漏瑚は火礫蟲を出して五条を攻撃するが、五条の目の前ですべて止まってしまう。

五条が「これ当たるとどうなんの?」と火礫蟲に増えると、蟲は大きな音を出してから爆発していく。五条は回避し「音と爆発の二段構え、器用だね」と言う。漏瑚はは炎を五条の顔面に浴びせ、掌からも炎を放ち五条を燃やしていく。

漏瑚は「こんなものか。蓋を開けてみれば弱者による過大評価。今の人間はやはり紛い物、真実に生きておらん。万事醜悪、反吐が出る」

「本物の強さ、真実は、死をもって広めるとしよう」と言うが、「この件さっきやったよね」「学習しろよ」と五条は平然な顔をしていた。

漏瑚が「どういうことだ」

五条は「んー、簡単に言うと当たってない」と返す。

漏瑚は「馬鹿な、さっきとはワケが違う。儂は確かに触れて殺した」

五条は「君が触れたのは僕との間にあった『無限』だよ。教えてあげる、手出して」。漏瑚が「殺意はない、探るだけ探るか」と手を出すが、五条に触れる寸前で手が止まってしまう。

五条が「止まってるっていうか僕に近づく程遅くなってんの。で、どうする?」

「僕はこのまま握手してもいいんだけど」漏瑚は「断る」と返す。五条は「照れるなよ、こっちまで恥ずかしくなる」と漏瑚の手を握り腹を殴っていく。

漏瑚は「速い。ただ呪力で強化した打撃じゃない」「なんだ、分からん、分からねば」と感じていた。五条は「まだまだ」とさらに殴り続けていく。

五条は「無限はね、本来至る所にあるんだよ。僕の呪術はそれを現実に持ってくるだけ」

「『収束』『発散』、この虚空に触れたらどうなると思う?」と言い、術式反転「赫」を放つ。

吹っ飛んだ漏瑚を追い、五条はさらに蹴りを放っていく。

五条は「あっ、ちょうどいいか」とつぶやく。漏瑚は夏油に「いいけど死ぬよ、漏瑚」と言われたことを思い出し、「眉唾ではなかったな。だが当たらぬなら領域に引きずりこむまで」と考える。五条はなぜか虎杖を連れて来ていた。

第15話『領域』

五条は映画を観る虎杖の元に来ていた。

虎杖が特訓をこなしているのを見て「へえ、意外と飲み込みが早い」と感じ。

「悠仁」と声をかける。虎杖は驚くが話しかけても問題なかったので「早めに出力上げてさっさと次の段階進めそうだね」と考える。「出かけるよ悠仁。課外授業、呪術戦の頂点『領域展開』について教えてあげる」

「見学の虎杖悠仁君です」と、虎杖を漏瑚との戦いに連れて来た。

虎杖は「先生、俺10秒位前まで高専にいたよね」と聞く。

五条は「んー、トんだの」と適当に返す。漏瑚は「今後のため虎杖は殺せん。まさか我々の目的に気づいて?」と考えながら「なんだそのガキは盾か?」と聞く。

五条は「盾?」「違う違う、言ったでしょ見学だって。今この子に色々教えてる最中でね。ま、君は気にせず戦ってよ」と返す。

漏瑚が「自ら足手纏いを連れてくるとは愚かだな」。五条は「大丈夫でしょ、だって君弱いもん」と返し、漏瑚はブチギレる。

漏瑚が「舐めるなよ、小童が。そのニヤケ面ごと飲み込んでくれるわ」とキレ、虎杖は「コイツが弱い?。今までのどんな呪いよりも遥かに呪い」と感じていた。五条が「大丈夫、僕から離れないでね」と言うと、漏瑚は領域展開「蓋棺鉄囲山」を発動していく。

「なっ、なんだよこれ」と虎杖が驚く。五条が「これが『領域展開』。術式を付与した生得領域を呪力で周囲に構築する。君達が少年院で体験したのは術式の付与されていない未完成の領域だ」

「ちゃんとした領域なら一年全員死んでたよ。領域を広げるのは滅茶苦茶呪力を消費するけどそれだけに利点もある。一つは環境要因によるステータス上昇、ゲームの「バフ」みたいなもんだね」

「もう一つ、領域内で発動した付与された術式は絶対当たる」と説明する。

虎杖が「絶対!?」と聞く

五条は「ずぇ〜ったい。でも安心して、対処法もいくつかある。今みたいに呪術で受けるかこれはあまりオススメしないけど領域外に逃げる」と返す。漏瑚が「貴様の無限とやらもより濃い領域で中和してしまえば儂の術も届くのだろう?」と聞く。

五条は「うん、届くよ」と返す。漏瑚は「ここに来たのは半分は戯れ。殺せぬならそれはそれで構わんと思っていた。だがこの突き付けられたこの彼我の差を」

「呪霊としての、新たな人間としての矜持が、到底受け入れられん」と考えていた。

五条は「領域に対する最も有効な手段、こっちも領域を展開する。同時に領域が展開された時、より洗練された術がその場を制するんだ」領域展開「無量空処」を発動していく。

漏瑚は「何が起こった。儂の領域が押し負けたのか?。何も見えん、何も感じん」

「違う、何もかも見える、全て感じる。いつまでも情報が完結しない。故に何もできん」と感じていた。

五条は「ここは無下限の内側。知覚、伝達、生きるという行為に無限回の作業を強制する」

「皮肉だよね、全てを与えられると何もできず緩やかに死ぬなんて。でも君には聞きたいことがあるからこれ位で勘弁してあげる」と漏瑚の首をもぎとる。

領域を解除していく。首だけになった漏瑚に「誰に言われてここに来た」と問い詰める。その様子を遠くから夏油と花御が見ていた。

第16話『情』

夏油は花御に「私は高専関係者に顔を見られるわけにはいかないからここで帰らせてもらうよ。助けたいなら助ければいいさ。君達にそんな情があるかは知らないけどね」と言う。

花御が謎の言葉を発すると、夏油は「よく言うよ、呪霊の分際で」。

五条は「命令されて動くタイプじゃないか。僕を殺すと何かいいことがあるのかな。どちらにせよ相手は誰だ?」と漏瑚に問い詰める。そこに植物が突き刺さり、花畑が咲く。

五条は「呪術?だよな戦意が削がれる」と感じるが、顔を叩いて戦意を取り戻す。その隙に花御が漏瑚を連れ去る。

木の化物に捕まった虎杖は「先生、俺は大丈夫、ソイツ追って」。化物に襲われると「ゴメン嘘、ヘルプ」と言う。五条が化物を倒す隙に花御は漏瑚を連れて逃げ去っていた。

五条は「このレベルの呪霊が徒党を組んでるのか、楽しくなってきたねぇ。悠仁、っていうか皆にはアレに勝てる位強くなってほしいんだよね」と伝える。

虎杖は「アレにかぁ」と返す。五条は「目標は具体的な方がいいでしょ」「目標を設定したら後はひたすら駆け上がるだけ。ちょっと予定を早めてこれから一月映画観て僕と戦ってを繰り返す」

「その後は実戦、重めの任務をいくつかこなしてもらう。基礎とその応用しっかり身につけて交流会でお披露目といこうか」と言う。

虎杖は「交流会って何?」と返す。五条を待つ夜蛾は「遅い」とブチギレる。

夏油がマンションの一室を開けるとそこには海の領域が広がっていた。

真人が「漏瑚はどうした夏油」と聞くと、夏油は「瀕死、花御が助けに入ったから多分大丈夫じゃないかな」と返す。真人が「無責任だな、君が焚きつけたんだろ」と言う。夏油は「とんでもない私は止めたんだよ」と返す。そこに瀕死の漏瑚を持った花御が現れる。

夏油が「これで分かったと思うけど五条悟は然るべき時、然るべき場所、こちらのアドバンテージを確立した上で封印に臨む。決行は10月31日渋谷、詳細は追って連絡するよ」

「いいね、真人」と言い、真人が「異論ないよ」「狡猾にいこう、呪いらしく、人間らしく」と返す。

パンダが「あり?一年ズは?」と聞くと、真希は「パシった」と答える。

パンダが「大丈夫か?」と聞く。真希は「3歳児じゃねーんだお遣い位できんだろ」

パンダは「いやそうじゃなくて。今日だろ京都校の学長が来んの。特級案件に一年派遣の異常事態。悟とバチバチの上層部が仕組んだって話じゃん」

「京都の学長なんてモロその上層部だろ、鉢合わせでもしたらさァ」真希は「標的だった一年虎杖は死んでんだ。恵達を今更どうこうするつもりもねぇだろ」

「京都のジジィだって表立って騒ぎは起こさねぇって」と返す。パンダは「教員は立場があるけど生徒はそうでもないよな」真依は「来てるって言うのか真依が」と返すと、パンダは「憶測だよ。打ち合わせに生徒は関係ないからな。でもなァ、アイツら嫌がらせ大好きじゃん」と言う。

パンダの予想通り京都校二年の禪院真依、京都校三年の東堂葵が伏黒たちの前に現れる。

真依が「アナタ達が心配で学長に付いて来ちゃった。同級生が死んだんでしょう?辛かった?。それともそうでもなかった?」と聞く。

伏黒は「何が言いたいんですか?」と返す。真依が「いいのよ、言いづらいことってあるわよね、代わりに言ってあげる。器なんて聞こえはいいけど要は半分呪いの化物でしょ」

「そんな穢らわしい人外が隣で不躾に呪術師を名乗って虫酸が走っていたのよね?。死んでせいせいしたんじゃない?」と言うと、伏黒と釘崎は怒りの表情を見せる。

東堂は「真依、どうでもいい話を広げるな。俺はただコイツらが乙骨の代わり足りうるのかそれが知りたい」

「伏黒とか言ったか、どんな女がタイプだ」と聞く。

東堂は「返答次第では今ココで半殺しにして乙骨、最低でも三年は交流会に引っぱり出す。因みに俺は身長と尻がデカイ女がタイプです」と言う。

まとめ

「生得領域を抜けるのに式神一通り使っちまった。しかも「玉犬」(白)と「大蛇」は破壊されてる。もう呪力がー」。宿儺はいろんな時代を生きていたかもしれない。その度に遊び相手が欲しかったもしれない。

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