【呪術廻戦4巻】ネタバレあらすじ感想|「澱月」を放つ順平

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『呪術廻戦』は芥見下々による日本の漫画。『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて2018年14号から連載中。人間の負の感情から生まれる化け物・呪霊を呪術を使って祓う呪術師の闘いを描いた、ダークファンタジー・バトル漫画。

【呪術廻戦4巻ネタバレ】

第26話『いつかの君へ』

虎杖が「俺は行くよ、ナナミン」、

七海は「駄目です。理由は今朝も言いましたね。帳まで下りたとなると奴は生きている上里桜高校にいる可能性が高い。すぐ戻ります。虎杖君は待機していて下さい」

七海は「言っても無駄でしょうね」と考えながら、二級術師の猪野にその場を託していく。

虎杖は「どいてくれ」と伊地知に言うが、伊地知は「私達の仕事は人助けです。その中にはまだ君達学生も含まれます。行ってはいけません、虎杖君」と止める。が、虎杖は伊地知の制止を聞かずに向かっていってしまう。

「澱月」を放つ順平。

虎杖は「クラゲの式神。中に入られると打撃が効かない!?」と考えていた。順平が「もう一度言う。引っ込んでろよ、呪術師。関係ないだろ」。虎杖は「それはオマエが決めることじゃねぇ」と返していく。順平は「無闇な救済になんの意味があるんだ。命の価値を穿き違えるな」と言いながら攻撃を放つ。

順平は「霊長ぶっている人間の感情、心は全て魂の代謝、まやかしだ。まやかしで作ったルールで僕を縛るな。奪える命を奪うことを止める権利は誰にもない。そこで寝ててよ、僕には戻ってやることがある」

順平は真人から「順平の術式は毒だね。呪力から精製した毒を式神の触手から分泌する。毒の加減、式神のサイズや強度の可変はこれから覚えればいい。普通の術師が時間をかけてつかむ感覚は俺が教えられるからすぐに戦えるようになる。順平、才能あるよ」と言われていた。

真人の魔の手。順平は虎杖に投げられ、「澱月」の毒が効いていないことに驚いていた。飛んでくる虎杖に順平は「空中、身動きがとれない。否、潰すなら着地寸前」と着地寸前を狙っていく。

虎杖が呪力をこめて思い切り地面を叩いたことで攻撃を防いでいく。

虎杖は「順平が何言ってんだかひとっつも分かんねぇ。それらしい理屈をこねたってオマエはただ自分が正しいって思いたいだけだろ。順平の動機は知らん、何か理由があるんだろ」

「あの生活を捨ててまでのことなのか?。人の心がまやかしなんてあの人の前で言えんのかよ」と言う。が、順平は「人に心なんてない。ないんだよ、そうでなきゃ、そうでなきゃ、母さんも僕も人の心に呪われたって言うのか。そんなのあんまりじゃないか」と返す。

順平が式神で攻撃するが、虎杖は躱さずに受け止めていた。

虎杖は「ごめん、何も知らないのに偉そうなこと言った。何があったか話してくれ。俺はもう絶対に順平を呪ったりしない」と言う。順平から事情を効いた虎杖は「順平、高専に来いよ。バカみてぇに強い先生とか頼りになるま釜がいっぱいいるんだ。皆で協力すれば順平の母ちゃんを呪った奴もきっと見つかる。必ず報いを受けさせてやる」

「一緒に戦おう」と伝えるが、そこに真人が近づいて来ていた。

第27話『もしも』

虎杖と順平の前に真人が現れる。

順平が「待って、真人さん」と言うが、真人に虎杖が押さえつけられる。

虎杖は「馬鹿か俺は。つぎはぎ顔の人型呪霊。ナナミンが言ってたまんまじゃねーか」と考えていた。虎杖が「逃げろ順平。コイツとどんな関係かは知らん。けど今は逃げてくれ頼む」と言う。

順平は「虎杖君落ち着いて。真人さんは悪い人じゃー」と返す。真人は「悪い人。順平はさ、まぁ頭いいんだろうね。熟慮は時に短慮以上の愚行を招くものさ。君ってその典型。順平って君が馬鹿にしている人間のその次位には馬鹿だから。だから死ぬんだよ」と「無為転変」で改造されていく。

虎杖に襲いかかる順平。虎杖は「今治してやるから」と宿儺に「なんでもする。俺のことは好きにしていい。だから俺の心臓を治した時みたいに順平を治してくれ」と言う。宿儺は「断る」と言い、「いいぞ、あの縛りはしっかり忘れているな」と考えていた。

宿儺が「矜持も未来もおまえの全てを捧げて俺に寄り縋ろうと何も救えないとは。惨めだなぁ、この上なく惨めだぞ、小僧」と言う。真人は「縛りを断った?魂の形は反転術式でどうこうなるものではないけれど、他人を治すのは専門外か?」と考えていた。

大笑いする真人と宿儺を見て「あぁ、そうかコイツらはどこまでいっても呪いなんだ」と考えていた。順平は「ゆ、うじ。な、んで?」とすがりつきながら死んでしまった。

ブッ殺してやる。真人の顔面を思い切り殴りつける虎杖。真人は「けど残念、効かないよ。魂の形を保っていー」と言うが、真人の鼻からは血が流れていた。

真人は「虎杖悠仁は器。常に肉体の中に自分以外の魂が在る状態。だから自然に近くしているのか魂の輪郭を」と考えていた。虎杖は今まで自分の口から出た言葉は全て嘘だったんじゃないかと思えるくらい腹の底からの本音で「ブッ殺してやる」と口にする。

第28話『殺してやる』

真人は「虎杖悠仁は自らの命を顧みない。人質による外的な縛りは夏油に止められている」「ならば殺したい程憎い相手を殺せない時、彼は宿儺に頼るだろうか」

「順平で足りなければ生徒を一人ずつ目の前で変えればいい。利害を越えた憎しみで宿儺との交渉を促し虎杖悠仁に縛りを科す。それで宿儺を仲間に引き入れる確率が上がれば万々歳。だがこれは俺が彼より強いことが大前提」

「なかなかどうして天敵」と考えていた。虎杖の攻撃を翼を生やして躱す真人。

虎杖は「コロコロ形を変えやがる。締めや投げからの組み立ては考えない方がいいか?」と考え、真人は「攻撃が効くと分かった以上、形を変え的を大きくするのは得策じゃない」と考え、虎杖は「何百回でも何千回でもグチャグチャになるまで叩き潰す」と真人は「より洗練された殺すための形、殺すためのインスピレーションを体現しろ」と考える。

真人は腕の形を変え虎杖に攻撃を仕掛ける。虎杖が逃げると、真人は腕をドリル状に変えて飛ばして攻撃する。虎杖が伸ばした紐状の部分を掴むが、紐から棘が生えてくる。

虎杖は無視して掴み、真人を投げ飛ばしていく。

七海参戦。虎杖は地面を殴って真人の隙を作りながら真人に殴りかかる。真人は体から棘を生やして虎杖に反撃。

真人は「君じゃ俺に勝てないよ。さっさと代わんなよ、宿儺にさ」と虎杖に触れ「無為転変」を発動していく。すると、宿儺が「俺の魂に触れるか。共に腹の底から小僧を嗤った仲だ。一度は許す、二度はない。分を弁えろ、痴れ者が」と真人を追い出していく。

虎杖は真人の顔を掴み、「代わんねぇよ、言ったよな。ブッ殺してやるって」と何度も頭突きをかます。さらに、真人にラッシュをかけていくが、気づくと真人は虎杖の背後にいた。

虎杖の窮地に七海が駆けつけてきた。

第29話『成長』

七海が「説教は後で、現状報告を」

虎杖は「2人、助けられなかった」と答える。真人が鼻血を流しているのを見て、七海は「虎杖君、あの鼻血は」と聞く。七海が「虎杖君、あの鼻血は」と聞くと、虎杖は「え、俺が殴った」と答え、七海が「いつ」と聞くと、虎杖は「いっちゃん最初」と答え、七海が「奴の手に触れましたか?」と聞くと、虎杖は「うん」と答える。

七海は「私の攻撃は奴に効きません」と言う。

「①虎杖君に奴の術式が効かない、②虎杖君を殺せない理由がある、どちらにしろ好都合」と考えながら、「しかし、動きは止められます。お互いが作った隙に攻撃を畳み掛けていきましょう。ここで確実に祓います」と言う。

真人は「虎杖悠仁に注意を払いつつ、まずは七三術師から片付けるか」と考えながら、腕を刃状に変え攻めていく。ハリネズミのように体からトゲを生やして攻撃する。

2人には躱され、トゲを破壊されていく。真人は「これいいと思ったんだけどな。やっぱかわされたしかわされた後、強度の弱い端から削られる」と考えていた。2人から攻撃されるが、真人は小さくなって躱していく。

真人は「形を小さくしたままでも虎杖悠仁に一撃で仕留められる危険がある。本当に天敵だな、ちょっとおとなしくしてもうか」と考え、口から改造人間を吐き出し虎杖に向かわせていく。

真人の領域展開。「やっぱり、アイツ人間殺せないだろ」と言う真人。真人の言う通り、虎杖は改造人間に躊躇していた。

真人は巨大化させた腕で捕らえた七海に「次はアンタと闘わせようと思うんだ。今度は泣いちゃうかな?。現実と理想の擦り合わせができていない馬鹿な子供は」と言う。

七海は「それは違います。彼は今まさにその擦り合わせの真っ最中。どちらかと言えば馬鹿はアナタです」と言い返す。そして、上から改造人間を始末してきた虎杖が現れる。

「七三のネタは上がってる。インパクトの直前形を変えー」と考えるが、瞬間虎杖の拳がクリーンヒットする。そして、七海の攻撃も入り、真人は「身代わりを作る隙がない。ああ、なんて、なんて新鮮なインスピレーション。これが『死』か」と感じていた。

そして、領域展開「自閉円頓裹」を発動し、七海を領域に閉じ込めていく。

第30話『我儘』

虎杖は「なんでナナミンだけ閉じ込められた!?。このままじゃ、このままじゃ」と真人の領域を殴っていく。

領域展開は呪力で構築した生得領域内で必殺の術式を必中必殺へと昇華する呪術の極致。七海は「恐らく奴の魂に干渉する術式は原型の手で触れることが発動条件。しかし、それが必中の領域内となれば私は今、文字通り掌の上」と考えていた。

七海は「呪術師はクソだ。他人のために命を投げ出す覚悟を時に仲間に強要しなければならない。だから辞めた、というより逃げた」と過去を思い返していた。七海はパン屋でカスクートを注文していた。

パン屋の女性が「おいしいでしょ、コンビニのより」と言うと、七海は「そりゃ、パン屋ですから」と辛口で返す。七海はパン屋の女性に蠅頭が憑いているのを確認するが「放っておいても問題ないでしょう。下手に処理してヘンテコ霊媒師と思われても面倒だ」と考えパン屋を去っていく。

七海は証券会社で働いていた。

上司が「新人、君が第一に考えるべきは会社の利益だ。それが依頼主の利益にも直結」と言う。七海は「伸び代のないクズ株を口八丁で買わせてもですか」

上司は「当然、市場と四六時中にらめっこしている俺達に対する正当な報酬だ。七海ィ、2年目だろォ?」「オマエは頭脳明晰だ、もっと暴れてくれ。期待してんだから」

七海は「自分はやり甲斐とか生き甲斐なんてものとは無縁の人間。3、40歳までに適当に稼いであとは物価の安い国でフラフラと人生を謳歌する。高専を出て4年、寝ても醒めても金のことだけを考えている。呪いも他人も金さえあれば無縁でいられる、金、金、金、金、金、金、金」と考えていた。

また、七海がパン屋にパンを買いに行くと、店員に「大丈夫ですか?。ちゃんと寝れてます?」と言われる。七海は「貴方こそ疲れが溜まっているように見えますが」と言うと、店員は「あ、分かっちゃいました?。最近なんか肩が重いというか、眠りも浅井し」と返す。

七海が「私の仕事はお金持ちの人からお金を預かってその人がよりお金持ちにする大体そんな感じです。正直私がいなくても誰も困りません。パン屋がないとパンを食べたい人が困りますよね」

「でも何故かそういう人間のサイクルから外れた私の様な仕事の方が金払いがよかったりする。冷静に考えるとおかしな話ですよね」。店員は「じ、自慢」と返す。七海は「違います。一歩前へ出てもらえますか?」と言い、肩の蠅頭を祓う。

七海が「肩どうですか?」と聞くと、店員は「え、はい、アレ!?軽い」と驚く。店員は「ありがとー、また来て下さいねー」と七海に伝える。七海は「『ありがとう』」「生き甲斐などというものとは無縁の人間だと思っていた」と考えながらも、五条悟に電話を掛け一度高専に足を運ぼうとしていた。

触れてはいけない魂。真人が「今はただ君に感謝を」と言うと、七海は「必要ありません」「それはもう大勢の肩に頂きました」「悔いはない」と返す。

瞬間虎杖が領域の中に入ってくる。結界術は内からの耐性を上げるほど、外からの力に弱くなる。領域は閉じ込めることに特化した結界なので、逆に侵入することは容易い。

なぜなら、侵入者にメリットがないので。が、虎杖の中には触れてはいけない魂があった。真人が宿儺の魂に触れたことで、「言ったはずだぞ。二度はないと」と、真人に攻撃を加える。

天上天下唯我独尊。己の快・不快のみが生きる指針。両面宿儺にとって七海が死のうが真人が死のうがどうでもいいこと。唯一の好奇心はただ一人。それ以外は心底どうでもいい。

第31話『また明日』

虎杖は0.1秒の自失をするも、その間思考の上澄みが走る。

瞬間、真人を殺しに走っていく。真人は「『領域展開』なんて呪力消費だ。正に切り札、それを宿儺め。だがここが瀬戸際、絞り出せ。最後の呪力を」と巨大化していく。

虎杖は「的がデカい、呪力の流れも凪いでいる。カウンターはない。確実に攻撃を当てられる」と考えていた。最後の好機、駆け引きはなくそこにあるのは限りなく透明な殺意だった。

虎杖は逕庭拳を放っていく。

真人は破裂していくが、虎杖は手応えのなさに違和感を感じていた。真人の本体は排水溝から逃走する。七海が追うが、止めを刺すことはできなかった。

七海は「私達も追いましょう」と言うが、虎杖は倒れてしまっていた。「動け体、殺すんだろ、アイツを」「グチャグチャに叩き殺」と考えるが、意識が遠のいていく。

排水溝から逃走した真人は「あれが呪いの王両面宿儺。現時点では漏瑚より呪力の総量では劣るはず。なのにあの存在感。魂の格が違う。これは確信だ、俺達が全滅しても宿儺さえ復活すれば呪いの時代がくる」

「しかし、参ったな」「俺は今どうしようもなく虎杖悠仁を殺したい」と考えていた。

もう俺は負けない任務を終えた七海は虎杖に「安静にしてろと言われたでしょう」と言う。虎杖が「説教?」と返すと、七海は「命を助けてもらった相手に説教もクソもないでしょう」と返す。

七海が「奴の術式は他人の魂に干渉する。君が領域に侵入したことで宿儺の逆鱗に触れてしまったのでしょう。おかげで助かりました」

虎杖は「でも俺代わってねぇよ」と返す。七海が「宿儺が出たのではなく奴が入ったんです」と言う。虎杖は「じゃあ、助けたのは俺じゃない、コイツの気まぐれだ。ナナミン、俺は今日人を殺したよ。人は死ぬ、それは仕方ない。ならせめて正しく死んでほしい、そう思ってたんだ」

「だから引金を引かせないことばかり考えてた。でも、自分で引金を引いて分かんなくなったんだ。正しい死って何?」

七海は「そんなことを私にだって分かりませんよ。善人が安らかに悪人が罰を受け死ぬことが正しいとしても、世の中の多くの人は善人でも悪人でもない。死は万人の終着ですが同じ死は存在しない。それらを全て正しく導くというのはきっと苦しい」

「私はおすすめしません、などと言っても君はやるのでしょうね。死なない程度にして下さいよ。今日君がいなければ私が死んでいたように君を必要とする人がこれからも大勢現れる。虎杖君はもう呪術師なんですから」と言う。

虎杖は以前七海に言われた「要するに、私もアナタを術師として認めていない」という言葉を思い出していた。「吉野のあの傷、オマエがやったんだな?」と伊藤に問い詰める先生。

伊藤はあれ以降左腕がまともに動かなくなっていた。「今聞いてるのは罪の話だ、オマエに下った罰については一人で噛みしめろ」と先生が言う。伊藤は「先生の罰は?」と返す。

先生は「俺はこれからだ。まずは見えていなかったものをちゃんと見る。俺もオマエも吉野の心を殺した罪を一生背負って生きていくんだ。見てるからな、伊藤」と返していく。虎杖は「正しい死に様なんて分かりゃしない。ならせめて分かるまで、アイツを殺すまでもう俺は負けない」と考えていた。

第32話『反省』

山麓にて休息を取る漏瑚の元に真人が駆け寄る。

真人が「呪力は大分戻ったようだね」と言うと、漏瑚は「まぁな、ここな居心地がいい、人間共も寄りつかん」。

真人は「肉体がないのも考えもんだよねー、自己補完の効率悪いし」夏油が「真人、オマエも随分と消耗しているな」。真人は「あ、バレたー?。宿儺と器、アイツら天敵でさあ。たまたま手に入った玩具から始まった遊びだったけどなかなかうまくいかないね。やっぱり人質とってハッキリ縛り作らせるべきじゃなかった?」と返す。

夏油は「いや縛りはあくまで自分が自分に科すものだ。他者の介入や他者間との縛りは簡単ではないよ」と返す。

真人は「漏瑚、宿儺に触れて分かったけどとりあえず夏油のプランを軸に進めていいと思う。宿儺にはそれだけの価値がある」と言う。

漏瑚は「指を全て集め宿儺に献上する。結果儂らが全滅してもだ。いいだろう、100年後の荒野で笑うのは儂である必要はない。呪いが人として立っていればそれでいい」

夏油が「じゃ、まず高専の保有する6本の指を回収するよ」と言うと、漏瑚は「必要か?。術師は宿儺の指を取り込ませるために虎杖悠仁を飼っているのであろう?」と返す。

すると、夏油は「高専上層部は虎杖悠仁の器としての強度を計りかねている。何本目から暴走するとかね。例外を除いて取り込ませるのは全ての指を揃えた後さ。それまで待てないだろ?」

「最悪虎杖悠仁が上に消される可能性もある」と言う。

漏瑚が「虎穴に入らずんばか、さてどうしたものか」と言う。夏油は「手は打ってある。そのために手持ちの指を高専に回収させたんだから」と返す。

サプライズ

五条は七海に「なんか面白い話してぇ〜」。

「五条悟の大好きな所で山手線ゲーム。『全部」と五条が言う。七海は「その調子で頼みますよ。今の虎杖君にはそういう馬鹿さが必要ですから」と返す。五条は「重めの任務をいくつかこなしてもらう」と言ったことを思い出しながら「重めってそういう意味じゃなかったんだけどなぁ」とつぶやく。

五条が「吉野って子の家にあった指について悠仁にー」と聞こうとすると、七海は「言ってません」「彼の場合不要な責任を感じるでしょう」と返す。五条が「で、指は?」と聞くと、七海は「ちゃんと提出しましたよ。アナタに渡すと虎杖君に食べさせるでしょ」と答える。

そこに虎杖が現れ、「はやく皆のとこ行こうぜ」と言う。

五条は「悠仁、もしかしてここまで引っ張って普通に登場するつもり?。死んでた仲間が2月後、実は生きてましたなんて術師やっててもそうないよ。やるでしょ、サプライズ」

五条が「ま、僕に任せてよ。一年は嬉しさと驚きで泣き笑い、二年も京都ももらい泣き。嗚咽のあまりゲロを吐く者も現れ最終的に地球温暖化も解決する」と言うと、虎杖は「イイネ」と五条の案に乗る。

釘崎が集合場所に集めると、他のメンバーが手ぶらであることに驚く。

釘崎は京都で姉妹校交流会があると思っていたが、実際は東京で京都の姉妹校と交流会だった。パンダが「去年勝った方の学校でやんだよ」と言うと「勝ってんじゃねーよ」と釘崎はキレる。去年は人数合わせで乙骨が参加したが、圧勝だったらしい。

そこに京都校メンバーが現れる。引率の庵も登場。

五条が遅れてやって来ると、京都校の人間にお土産を渡していく。そして、東京校メンバーには故人の虎杖をお土産に持ってくる。驚愕する東京校メンバー。

京都の楽巌寺学長も驚いていた。五条が「いやー、良かった良かった。びっくりして死んじゃったらどうしようかと心配しましたよ」と言うと、楽巌寺は「糞餓鬼が」とブチギレる。

釘崎も「何か言うことあんだろ」とブチギレていた。

第33話『京都姉妹校交流会―団体戦―(0)』

京都姉妹校交流会一日目、チキチキ呪霊討伐猛レース。

指定された区画内に放たれた二級呪霊を先に祓ったチームの勝利となる。区画内には三級以下の呪霊も複数放たれており、日没までに決着がつかなかった場合、討伐数の多いチームに軍配が上がる。それ以外のルールは一切なし。

東京校サイドのミーティング。

狗巻が「しゃけしゃけ」と言うと虎杖が「なんて?」と聞き、伏黒が「狗巻先輩は呪言師だ。言霊の増幅・強制の術式だからな。安全を考慮して語彙絞ってんだよ」と言う。

虎杖が「『死ね』っつったら相手死ぬってこと?」と聞く。

パンダが「そんな便利なもんじゃないさ。実力差でケースバイケースだけどな。強い言葉を使えばデカい反動がくるし最悪自分に返ってくる。語彙絞るのは棘自身を守るためでもあんのさ」と説明する。

禪院真希が虎杖に「屠坐魔返せよ」と言うと、虎杖は事態を察し、「五条先生ガ持ッテルヨ」と嘘をつく。

真希が「で、どうするよ。団体戦形式はまぁ予想通りとして作戦変更か?。時間ねぇぞ」と言うと、パンダが「そりゃ悠仁次第だろ。何ができるんだ?」と聞く。虎杖が「殴る、蹴る」と言うと、パンダは「そういうの間に合ってんだよな」と言う。伏黒が「虎杖が死んでる間何してたかは知りませんが東京校・京都校全員呪力なしで闘り合ったら虎杖が勝ちます」。

真希は「東堂と闘ってる恵が言うんだ、信憑性はある」と考えながら「面白ぇ」とつぶやく。

京都サイドのミーティング。

楽巌寺から「宿儺の器、虎杖悠仁は殺せ。アレは人ではない故に全て不問、事故として処理する。遠慮も躊躇もいらんぞ」と伝えられる。

禪院真依が「殺すも何も彼死なないからここにいるんですよね?」と言うが、楽巌寺は「先の虎杖の死は自死だと聞いておる。敵対術師に止めを刺す時気をつけねばならんことは?加茂」と聞く。

加茂は「はい、死後呪いに転ずることを防ぐために呪力で殺します」と返す。

楽巌寺は「そうだ、他者の呪力でしっかり止めを刺せば何の問題もない。現在肉体の主導権は虎杖悠仁にある。宿儺が出てこなればただの一回生だ。縊るのは容易い」と伝える。

東堂が「下らん、勝手にやってろ」と部屋を出ようとするが、加茂が「戻れ東堂。学長の話の途中だ」と止める。

東堂が「11時からの散歩番組に高田ちゃんがゲスト出演する。これ以上説明いるか?」と言うが、加茂は「録画すればいい、戻れ」と返す。東堂は「リアタイと録画両方観んだよ、ナメてんのか?。いいかオマエら、爺さんもよく聞け。女の趣味の悪いオマエらには疾うの昔に失望している。謀略・策略勝手にやれよ。但し、次俺に指図してみろ。殺すぞ」とブチギレる。

三輪が「どうします?。あの様子じゃ作戦行動なんて無理ですよね」と言う。

西宮が「いいんじゃないかな。どうせアイツ東京陣営まっしぐらだもん。勝手に暴れてくれるなら私達は呪霊狩りに専念すれば」

真希が「でも私達は虎杖悠仁を殺さなきゃでしょ。東堂殺すまでやらないんじゃない?」

メカ丸が「そうなると東堂を監視し虎杖悠仁に止めを刺す役が必要だナ」加茂が「高専に所属する呪術師の中に虎杖悠仁のような半端者がいるのは由々しき事態だ。交流会以前の問題、加茂家嫡流として見過ごせん。京都校全員で虎杖悠仁を襲撃する」

西宮が「待って、虎杖君と狗巻君が一緒にいたらどうするの?。呪言師を前にガン首揃えるのは少しリスキーだよ。最悪一網打尽にされちゃうんじゃ」

加茂は「いや、あれは来ると分かっていればそこまで怖いものじゃない」と返す。真依が「真希は私にやらせて、できれば茶髪の一年も」。加茂は「その発言、東堂と同レベルだよ」と返す。

交流会開幕

五条は庵と話をしていた。

五条は「高専に呪詛師、或いは呪霊と通じている奴がいる」庵は「有り得ない。呪詛師ならまだしも呪霊!?」と否定する。五条は京都側の調査を庵に頼んでいく。庵が「私が内通者だったらどうすんの?」と言うが、五条は「ないない。歌姫弱いしそんな度胸もないでしょ」と返す。

伏黒は虎杖に「大丈夫か?」と聞くと、虎杖が「おーっ、なんか大役っぽいけどなんとかなんべ」と返す。が、伏黒が「そうじゃねぇ。何かあったろ」と聞くと、虎杖は「あった。けど大丈夫なのは本当だよ。むしろそのおかげで誰にも負けたくねーんだわ」と返す。伏黒も「ならいい。俺も割と負けたくない」と言う。そして、東京校一同が交流会に向け気合いを入れていく。

第34話『京都姉妹校交流会―団体戦―①』

姉妹校交流会が始まっていく。

虎杖が「ボス呪霊どの辺にいるかな?」と聞く。パンダは「放たれたのは両校の中間地点だろうけどまあじっとはしてないわな」禪院真希は「例のタイミングで索敵に長けたパンダ班と伏黒班に分かれる」「後は頼んだぞ、悠仁」。東京校メンバーは3級呪霊を発見するが、伏黒が「先輩、ストップ」

突如東堂葵が姿を現す。すかさず虎杖が膝蹴りをかまし、東京校メンバーは散り散りに逃げていく。東京校メンバーは事前に作戦を立てていた。

禪院真希は「東堂は確実に直で私達を潰しにくる。真依も私狙いで便乗してくるかもな。東堂は化物だ。全員で相手にして全滅するのが最悪のパターン。だから足止めとして一人だけパンダか伏黒を置いてくつもりだったが虎杖、オマエに任せる」

真希が「勝たなくていい、できるだけ粘って時間を潰せ」と言うと、パンダも「でも大胆にいけよ。ぶっちゃけオマエは予定外の戦力だからリタイヤしてもあんまり困らん」

虎杖は「でも先輩、やるからには勝つよ、俺」

どんな女が好みだ?東堂は「いいスピードだ。お返しだ1年。死ぬ気で守れ」と、飛び込んできた3級呪霊ごと虎杖に拳を放つ。虎杖はガードするが、「腕、あるな?。ぶっとんだかと思った。呪霊が割込んでこなきゃヤバかったんじゃねェか?」と感じていた。

そのまま東堂が虎杖をボコしていく。東堂は「終わりか。さて、どっちを追うかな」とその場を去ろうとする。「人の頭バカスカ殴りやがって。これ以上バカになったらどうすんだよ」と虎杖が立ち上がってくる。

東堂が「一年、名前は」と聞くと、虎杖は「虎杖悠仁」と答える。東堂は「そうか、虎杖悠仁。オマエに一つ聞きたいことがある。どんな女が好みだ?」と聞いていく。

まとめ

狗巻家出身の「呪言師(じゅごんし)」の末裔であり、一族に伝わる高等術式「呪言(じゅごん)」の使い手である。携帯電話を介しての音声も有効で、拡声器で有効範囲を広げることも可能。ただし、連続で使用したり、より強力なものを使用したりするほど身体への負荷がかかるほか、乱用によって自身が呪言そのもののダメージを受けることもある。

狗巻先輩。。。いろいろな意味で辛かっただろうな。。。

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