【呪術廻戦5巻】ネタバレあらすじ感想|「俺、高田ちゃんに告る」と東堂

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『呪術廻戦5巻』は35話から43話の計9話が収録されている。好きな女のタイプを聞かれる虎杖。その意味の分からない質問にも答える。

『―尻と身長が高い女の子―』

戦闘中に聞くのもおかしいのもおかしな話だが。その瞬間、東堂の脳内に溢れだす存在しない記憶が流れ込む。

【呪術廻戦5巻ネタバレ】

第35話『京都姉妹校交流会―団体戦―②』

虎杖が「女の好み?」「なんで今そんな事聞くんだよ」と言う。

東堂は「気にするな」「ただの品定めだ」と返す。虎杖は「よく分かんねぇけど強いて言うなら尻と身長のデカい女の子」と答える。

瞬間、東堂の脳内に存在しない記憶が溢れ出す。

「俺、高田ちゃんに告る」と東堂

虎杖は「やめとけ。俺、オマエ慰めんの嫌だぞ!?」と返す。東堂が「なんでフラれる前提なんだよ」と言うと、虎杖は「逆になんでOKもらえると思ってんだよー」と言う。東堂が「このアン・サリバンはヘレン・ケラーにこう説いた。やる前に負けることを考える馬鹿がいるか」

虎杖は「それ言ったの猪木だろ」と返す。案の定、東堂は高田ちゃんにフラれていた。

落ち込む東堂は「好きな人が俺ってパターンは」とつぶやくが、「ある訳ねーだろ」と虎杖がツッコム。そして、「ラーメン奢ってやるよ」と東堂を励ますのであった。

「地元じゃ負け知らず、か。どうやら俺達は親友のようだな」と東堂は涙を流していく。

西宮は上空から「うん、そのまままっすぐ。でも東堂君いるよ」と京都校メンバーに連絡を取る。すると、虎杖の元に京都校の人間たちが集まってくる。

禪院真依が銃を放ち、三輪がシン・陰流 簡易領域「抜刀」で攻撃するが、虎杖はどちらも回避していく。メカ丸がビームを放つ構えを見せると、虎杖は「アレ?。コイツら俺のこと、殺す気じゃねぇ?」と考えていた。

東堂が手を叩くと虎杖と加茂の位置が入れ替わっていた。

東堂は「おい。言ったよな、邪魔をすれば殺すと」と加茂に殴りかかる。

加茂は「違うな。オマエは指図すれば殺すと言った」と。

東堂は「同じことだ帰れ」と返す。加茂は「ちゃんと殺せよ」。東堂は「それは虎杖次第だ。なんせ俺は親友に手加減するような野暮な漢じゃないからな」と返す。

西宮は相変わらず上空から索敵していたが、伏黒の鵺に襲われる。加茂は真依とメカ丸に西宮のカバーを任せる。禪院真希と伏黒が現れ、三輪と加茂の戦闘に突入していく。

第36話『京都姉妹校交流会―団体戦―③』

伏黒とパンダは京都校に同じ違和感を感じていた。

伏黒は「京都校、虎杖殺すつもりじゃないですか?」。

禪院真希は「あり得るな」と返す。パンダは「確かにそこまでの敵意は感じなかったがありゃ悠仁生存サプライズの前だろ。楽巌寺学長の指示なら全然あり得る」

釘崎が「他人の指図で人を殺すような腑抜けの集まりなの?京都校は」。パンダは「認識が違うんだよ。一年には悠仁と過ごした日常がある。俺達もさっき分かった」

「ありゃ善人、術師には珍しい根明だ。でもな悠仁を知らない奴等からすれば宿儺の器なんて恐怖の対象でしかないんだよ。呪いを祓うのと感覚的にはそう変わらん。ただでさえ術師っつーのはその辺の境界ボケやすいからなぁ」と返す。

真希が「戻るぞ恵」。伏黒が「すみません」と謝り、真希は「何謝ってんだバカ。仲間が死んだら交流会も勝ち負けもねーだろ」と言う。

パンダは「俺と野薔薇は戻って悠仁の安否を確認する。棘はこのまま呪霊狩りを続けてくれ」

狗巻は「おかか」と拒否する意思を見せる。パンダは「オマエも悠仁が心配なのは分かるよ。でも俺の妄想が正しければ京都校がやろうとしてんのは団体戦のゴタゴタに乗じた悠仁暗殺」

「団体戦が終われば暗殺もなしだろ。真希のこともある。悠仁は殺させないし団体戦にも勝つぞ」

西宮は「アレが伏黒君の『鵺』かぁ。帯電する翼、暫く動きに影響しそうだな」と感じていた。西宮に迫る釘崎とパンダ。

伏黒は加茂憲紀に「加茂さん、アンタら虎杖殺すつもりですか?」と聞く。加茂は「その通りだ、と言ったら?」と返す。伏黒が「失敗したんですね。虎杖がこの短時間でやられるわけがない」

加茂は「殺す理由がない」と言うが、伏黒は「あるでしょ。上や御三家ならいくらでも」と返す。

虎杖の悪癖。虎杖は東堂と戦っていた。

東堂の攻撃を受けた虎杖は、木を利用して東堂に蹴りを入れようとする。東堂は「素晴らしい耐久力。積極的に地形も利用してくる」と考え虎杖がいた枝を見るが、すでに虎杖の姿はなかった。

東堂の上から思い切り殴る虎杖。東堂は「次手までの組み立ても速い。極めつけはこの凄まじい膂力」と考えていた。

東堂は「小さい体で素の力は俺より強い。だから少ない呪力で打撃が成立する。だから呪力の流れから動きが読みづらい。だがこの時間差でぶつかってくる呪力。これだけは、これだけは」と考え、「ちっっっがーう」と叫ぶ。

真希は三輪に「で、なんで憲紀から離れた。術式身内にも隠してんのか?」と聞く。

「虎杖君の事はごめんなさい。言い訳にはなりますが私は皆とは違う。でも、だからと言って交流会の勝ちを譲る気はありません。術師の昇格は推薦制なのは知ってますよね」

「縦の繋がりのない術師にも交流会の話はよく伝わります。ここで活躍した学生には在学中昇級のチャンスを多く与えられる。私は少しでも早く自立してお金を稼ぎたいんです」と返す。

真希が「なんで?」と聞くと。三輪は「貧乏です、弟も二人」と返す。

真希は「オマエ大丈夫か?。真依とうまくやれてるか。手加減しねぇよ?」

三輪は「問題ない。そういうつもりで言ったわけではないので」と返す。

東堂が「虎杖、その時間差でぶつかる呪力、それはオマエの悪癖だな?。逕庭拳で満足している限りオマエは俺に勝てん。そのレベルで満足していると俺とオマエは親友ではなくなってしまう、いいのか。弱いままでいいのか?」

虎杖は「よくねぇよ」と返す。

第37話『京都姉妹校交流会―団体戦―④』

目より先に手が肥えることはない。

良し悪しを見抜く目を養わねば、作品を生み出す手の成長は望めない。表現者の間でよく使われる文句で、これはあらゆる専門に共通し、目の良い者の上達速度はそうでない者のそれをはるかに凌駕する。

虎杖の拳を食らいながら、東堂は「右横拳を繰り出した俺に対し咄嗟の左構えの縦拳。さっきまでの虎杖にはなかった動きだ。成長している。東堂葵を食らって」と考えていた。

東堂は虎杖に体勢を崩されながら「なんて美しく崩してくれるんだ」と考え、虎杖は「顔面ガラ空き。とれる、逕庭拳でも」と殴りかかる。東堂は「だが、しかし」と虎杖の拳を加速しきる前に額で受ける。

東堂が「オマエに食ってほしいのはそこじゃない。オマエの『逕庭拳』は人間離れした身体能力に通常遅れることのない速度の呪力が遅れることで生まれるものだな。トリッキーだ、並の術師では何が起こったか分からず混乱するだろう」

東堂は「威力も充分、その程度の奴が相手ならな。特級には通じないぞ。どうする、親友」

虎杖は「俺の全力にドンピシャで呪力を乗せる」と返す。

東堂は「good。では、なぜ呪力が遅れるのか。それは呪力を流しているからだ」

虎杖は「いや、流す速度を上げようって話だろう?」と返す。

東堂は「呪力を流す。多くの術師がこれを意識手に行っている。腹が立つ、腸が煮えくり返る、負の感情から捻出される呪力は臍を起点に全身に流すのがセオリーだ。臍から胸を通り、肩・腕、そして拳へと呪力を流す」と伝える。

東堂は「この体を部位で分ける意識が呪力の遅れを生む。呪力を流す、これ自体は間違いではない。しかし、それは初歩。その意識に囚われ過ぎてはいけない。一流の術師ほど呪力の流れが読みづらいものだ」

東堂「俺達は腹でモノを考えるか。頭で怒りを発露できるか?。いいか虎杖、俺達は全身全霊で世界に存在している。当たり前過ぎて皆忘れてしまったことだ」と加える。

虎杖は「ありがとう東堂。なんとなく分かった」と返す。そして、東堂は「手加減はしない。全力で導く。登ってこい、高みへ」と虎杖への手ほどきを続けていく。

釘崎は西宮に「ねぇアンタ、虎杖殺すよう言われたでしょ」

西宮は「この子勘がいいな。いやそれはパンダちゃんの方かな」と考える。釘崎が「別に隠さなくて良いのよ。私だって殺す気でやるし。特にアイツ、真依とかいう真希さんの出涸し」

西宮は「はぁ?」とブチギレる。

釘崎が「『はぁ?』じゃねぇよ。ペッパー君でももうちょいまともなレスポンスするわよ。あぁ、そういやそっちのメンバーにもいたわねペッパー君」遠くからパンダが狙撃される。

「デ、誰がペッパー君だっテ?」とメカ丸が現れる。

西宮は「待ってメカ丸。この一年は私がカワいく叩き直す。真依ちゃんの苦労、女が呪術師として生きていく意味、諸々教え込んでやる」やられたフリをしていたパンダは起き上がり、メカ丸を攻撃していく。

パンダが「出たがりか?。コソコソ隠れて援護に徹しろよ。ま、仲良くやろうぜ呪骸同士」

メカ丸は「人形風情ガ。知った口ヲ」と臨戦体勢を取っていく。

第38話『京都姉妹校交流会―団体戦―⑤』

「ま、仲良くやろうぜ、呪骸同士」

メカ丸の本体は「人形風情が」「知った口を」と言い放つ。メカ丸は刀源解放と推力加算を発動。「絶技抉剔」で攻撃していく。

パンダは「さっさと片付けて、なんなら放っといて野薔薇に加勢したいがコイツ射撃あるからなぁ。メカ丸・西宮・三輪は情報ないけど」と考えながら「オマエ強いな、何級だ?」と聞く。パンダは東京校と京都校の呪術師の等級をこのように予想していた。

メカ丸は「対呪霊の格付けが今必要とは思えんガ教えてやル。準1級ダ」と答える。

メカ丸は「大祓砲」で攻撃すると、パンダは呪力で身を固めて攻撃を受ける。

攻撃を受けたパンダはメカ丸が腕を放熱させてるのを見て、「放熱、タメも残しもデカい技だな」と考え、メカ丸は「この出力では核をピンポイントで捉えなければ無意味カ」と考えていた。

呪骸は内側に呪いを宿し自立可能な無生物の総称。人工的な呪骸には心臓となる核が存在する。パンダは傀儡呪術学の第一人者である夜蛾学長の最高傑作。感情を持って生まれた呪骸、突然変異呪骸である。

メカ丸はパンダの捉え所のない動きにハマり攻撃を食らっていく。

パンダが「まぁ、俺らみたいなのがいたら噂くらい聞くわな。そうじゃないってことはオマエは呪骸じゃなくて本体の術師が別の所で遠隔操作してる感じか。だからって呪ガ骸扱いれてキレんなよ。俺と一緒は嫌か?。傷ついちゃうぞ、傷ついちゃおっかなー」と言う。

パンダが「オマエの呪力出力からして本体もそう遠くにはいないよな。いやギリ場外か。そうなると探しても意味ないか。やっぱオマエブッ壊すか」

メカ丸は「どちらも叶わんサ。天与呪縛、知っているカ?。自らが自らに科す通常の縛りとは違う。生まれながら肉体に強制された縛りのことだ。俺は生まれつき右腕と膝から下の肉体、さらに腰から下の感覚がない」

「肌は月明かりにも焼かれる程脆く、常に全身の毛穴から針を刺されたように痛む。その代償として俺ハ広大な術式範囲と実力以上の呪力出力を与えれタ。望んで手に入れた力じゃない。呪術を差し出し肉体が戻るのであれば喜んでそうするさ」

「俺はナ、人間を差し置いテ呪骸のオマエがのうのうと日の下を歩いているのガどうしようもなク我慢ならんのダ」と言う究極メカ丸は砲呪強化形態となる。

パンダは「すんげぇ呪力量。しかもこの位置、射線に野薔薇。受けるしかない」とメカ丸の攻撃を受ける構えを見せる。メカ丸は「三重大祓砲」を放つ。

メカ丸は「死んだカ。いや、死という概念さエオマエには相応しくないないナ」と言うが、パンダの「不幸自慢ついでに術式情報を小出しにしたわけだ。なかなか術師だな」という声が聞こえてくる。そして、パンダはゴリラモードに変身していた。

第39話『京都姉妹校交流会―団体戦―⑥』

夜蛾はパンダに「オマエにはお兄ちゃんとお姉ちゃんがいるんだ。オマエの中にな。いつか分かるさ。その2人はいつだって、いつだって力を貸してくれる」と言っていた。

メカ丸は刀源解放「剣山盾」を発動。が、パンダの攻撃で砕かれていく。

パンダは「呪骸の心臓となる核は本来1つ。だが俺の中には3つの核がありメインの核を入れ替えることでボディを転換できる。バランス重視、パンダ核。短期決戦パワー重視お兄ちゃん、ゴリラ核。そして照れ屋なお姉ちゃん」

「お姉ちゃんの核は初撃で、パンダ核はさっきのでヘロヘロだ。ゴリラモードで勝てなきゃ後がない」と考えていた。

メカ丸は「東堂程の力はない。だが今の掌打、内部に響く。防御してもダメージを負う」と考え、パンダは「気付いたな。これがお兄ちゃんの得意技。防御不能『激震掌』」と伝える。

メカ丸は「次『激震掌』を頭部か胸部にマトモに食らえバメカ丸はもう動かせないだろう。右腕、刀源はもう機能していなイ。『三重大祓砲』ももう撃てない」と考える。

パンダは「ゴリラモードはゴリゴリに呪力食うからな、急がねぇと。右腕は潰せた。最大火力はもう撃てないよな。左と口は剣なし砲撃のみか?。だとしても無闇には撃ってこないはず。メカ丸は二度の砲撃で俺を仕留め損なったと思っている。実際は2つの核をしっかり瀕死にしているのにな。多分次は核ピンポイントの0距離射撃か斬撃で止めを刺しにくる」

「だが、近接なら俺に分がある」と考えていた。

パンダVSメカ丸が決着。屋根から拾った瓦を投げつけるメカ丸。

メカ丸はそれを蹴り砕いて死角を作り、肘の噴射機を使ってパンダの背後に回っていく。メカ丸は「今度こそ外さン」「核は最も呪力の濃いココ」と近距離からパンダの核を狙う。

「よくやった方ダ、人形にしてはな」とメカ丸は勝利を確信するがパンダに腕を掴まれる。パンダは「その辺の呪骸と一緒にすんなよ。核の位置くらい呪力操作でブラフ張るさ」と言い、メカ丸の頭部を破壊していく。

パンダは「オマエの敗因は人形ナメすぎ。俺は俺で生まれた時から何一つ周りと同じじゃなかったしその辺はオマエと分かり合えると思うんだがな。まあ俺は人間羨ましいと思ったことないけど」

メカ丸の本体が「何?」と言い、パンダは「だって人間気持ち悪いじゃん」と返す。

パンダが「目標のために命懸けで頑張っちゃったりさ。サバサバしてんだかウジウジしてんだかよく分かんねぇし。ま、そういう俺にない部分が好きなんだけどな。メカ丸も色々大変なんだろ」

「でも大変な奴が正しいとは限んねぇよ。っていうか別に俺はオマエの敵じゃない。なんで呪術師やってんだ?。それしかやることなかったのか、別になんでもいいけどさ。何か叶えたいことがあるなら俺はオマエを手伝うぜ」と言う。

すると、メカ丸は京都校の人間と関わったことを思い出し「いつか皆と一緒に」と口にしながら自分が立ち上がった姿を想像する。

パンダが「ん?もっかい言って」と言うと、メカ丸は「俺の姿を見た後でモ手伝うなんて台詞が吐けるかナ」と返す。

パンダは「ルックスに関して俺がどうこう言うと思ってんのかよ。じゃあな今度お見舞いくらいいかせろよ」と去っていこうとするが、「携帯貸して」とメカ丸の携帯を借りていく。これでメカ丸は棄権となった。

禪院真希は三輪と戦っていた。真希と戦う三輪は「嘘でしょこの人。滅茶苦茶強い」と感じていた。

第40話『京都姉妹校交流会―団体戦―⑦』

三輪は禪院真依に「真希?。あんなんただの雑魚よ。呪いも見えない呪具振り回すだけの一般人、万年4級。なんで呪術師やってんのって感じ」と言われたことを思い出していた。

が、三輪は「真依の馬鹿。この人滅茶苦茶強い」と感じていた。

三輪は「相手は長物。間合いを詰めたいのに躱す受けるで精一杯。刀身が剥き出しなら私2回は死んでる。これで4級術師!?。2級呪霊くらい難なく倒せるでしょ。っていうかなんで障害物の多いこの森で大刀振り回せるの!?」と考えていた。

三輪はシン・陰流 簡易領域を発動する。

三輪の簡易領域は領域内(半径2.21m)に侵入したものを全自動反射で迎撃する(両足が展開時の点から離れると解除される)。さらに、正面の敵に特化した「抜刀」は刀身を呪力で覆い鞘の中で加速させるシン・陰流最速の技となっている。

三輪は「これで決めるなんて考えるな。まずは全力で隙を作る」と考えていた。真希は「居合か。しかも何かタネgああるな。このリーチ差だ、私ってよりは呪具を払って隙を作りたいんだろ」と考え、使用していた呪具を折り三輪に投げつけていく。

三輪は抜刀して防ぐが、真希はさらに暗器を投げつけてくる。

囮で間を潰し間合いを詰める真希。三輪は「両足離れた。でも大丈夫、一度離れてギリギリまで引きつけてから」と考えるが、真希に投げ飛ばされてしまう。

そして、真希は三輪の刀を奪っていた。

烏を通して様子を見ていた冥冥は「フフフ、面白い子じゃないか。さっさと2級にでも上げてやればいいのに」と言う。

が、五条が「僕もそう思ってるんだけどさー。禪院家が邪魔してるくさいんだよね。素直に手の平返して認めてやりゃいいのにさ」と返す。

五条が「それよりさっきからよく悠仁周りの映像切れるね」

冥冥は「動物は気まぐれだからね。視覚を共有するのは疲れるし」と返すが、五条は「えー、本当かなぁ。ぶっちゃけ冥さんってどっち側?」と聞く。冥冥は「どっち?。私は金の味方だよ。金に換えられないモノに価値はないからね。なにせ金に換えられないんだから」と返す。

五条は「いくら積んだんだか」と言い、「何を企んでるか知らないけどもう簡単にどうこうされる悠仁じゃないんだよ」と考えていた。すると、一枚の呪符が燃える。

エリア内に放たれた呪霊には呪符が貼り付けられており、呪霊消失と同時に対になっている観覧席の呪符も消滅する。事前に記録した呪力によって消滅反応が異なる。東京校が祓った場合赤色、京都校が祓った場合青色に燃える。ちなみに祓ったのはパンダであった。

釘崎VS西宮。西宮に「降りてこいや、クソ魔女」と叫ぶ釘崎。

「さっきから何度も降りてるじゃん。さっさと捕まえてみろよ1年」と呪力の風で攻撃する西宮。

さらに、箒で遠隔攻撃を仕掛ける。

「よくも私のご尊顔を」とキレる釘崎。西宮は「顔の傷も男なら勲章、女なら欠点だもんね。呪術師が実力主義だと思ってない?」

釘崎は「実際そうだろ」と返す。が、西宮は「それは男だけ。女はね、実力があってもカワイくなければナメられる。当然カワいくっても実力がなければナメられる、分かる?。女の呪術師が求められるのは実力じゃないの、完璧なの」

「そして真依ちゃんはそれ以上の理不尽と戦ってるの」と言う。釘崎は「テメェが面倒くせぇのは分かったよ」と返す。

第41話『京都姉妹校交流会―団体戦―⑧』

「テメェが面倒くせぇのは分かったよ」と西宮に言い放つ釘崎。西宮は呪力の風で吹き飛ばすが釘崎は耐えていく。

西宮は「この子、1年の割に戦い慣れてる?。何回フッ飛ばしてもピンピンしてる」と感じており、釘崎は「こちとらブン投げられ慣れてんだよ」とパンダとの特訓を思い出していた。

西宮は「これ以上出力を上げれば殺しかねない。いやそれは言い訳だ、攻め切れない一番の理由、狗巻君」と考えていた。

西宮は加茂憲紀が「『呪言』は言霊、音に呪力を乗せるわけだからこちらも耳から脳にかけてを呪力で守ればいい。『呪言』は対呪霊に特化した術式なんだ。さっきも言ったが術師にとっては来ると分かっていればそこまで怖いものじゃない」と言っていたのを思い出す。

「逆にいえば来るか来ないか分からないと延々と気を散らされる。ただでさえ頭の内側を守るなんて慣れてないのに。いてもいなくても厄介」と考えていた。

釘崎は「説教は終わりかよ」と釘を飛ばしていくが、西宮は躱しながら「真依ちゃんが求められてるのは完璧なんて生やさしいもんじゃない。エリート呪術師の家系御三家の一つ禪院家。そこでは完璧なんて当たり前。『禪院家相伝の術式を引き継いでいること』それ以外は落伍者として術師人生をスタートする」

「その中でも女はスタートラインにすら立たせてもらえないこともあるの。『禪院家に非ずんば呪術師に非ず、呪術師に非ずんば人に非ず』、そんなカワイい気のカケらのない家に一生仕えて蔑まれて生きる。私達が当然のように享受している環境を手にするのに真依ちゃん達がどれだけ苦労しているか虎杖君を仲間だと勘違いできる頭でよく考えたら?」と言う。

釘崎は「うるせぇよ。不幸なら何しても許されんのかよ。じゃあ何か?。逆に恵まれた人間が後ろ指差されりゃ満足か?。どんな生い立ちだろうと私はアイツが気に食わねぇ。同じ生い立ちでも私は真希さんが大好きだ」

「テメェらこそこれから呪おうとしてるバカがどんな人間か少しは考えたことあんのかよ。完璧も理不尽も応える義務がどこにある?。テメェの人生は仕事かよ」と芻霊呪法「簪」を発動していく。

「簪」で破壊され落ちてきた木を躱す西宮。だが、釘崎が先回りしていた。西宮は「高度を落としたってそれじゃあ届かないでしょ」と釘崎の攻撃を防ぐが、釘崎は「いーや、届いたわよ」と考えていた。釘崎は藁人形に箒の枝を刺していく。

「男がどうとか女がどうとか知ったこっちゃねーんだよ、テメェらだけで勝手にやってろ。私は綺麗にオシャレしてる私が大好きだ。強くあろうとする私が大好きだ。私は『釘崎野薔薇』なんだよ」と藁人形に攻撃すると、西宮は箒が操作できなくなっていた。

禪院姉妹対決に突入。「私がトンカチで殴れば下手すりゃ殺しちゃう、だから」とピコピコハンマーを取り出し殴りかかっていく。

ピコピコハンマーのラッシュで追い詰め、「もう一発」と殴りかかろうとしたところで釘崎の額を銃弾が捉える。有効射程ギリギリから禪院真希が狙っていた。

真依は「もしもし桃?。大丈夫ゴム弾よ。それよりさっきの光『三重大祓砲』よね。でもメカ丸と連絡が取れないの。あの大技を出す程追い詰められてコレなら負け濃厚。多分パンダが戻ってくるわ。そこを離れて上から皆をサポートして。アナタがいないと困るわ」と連絡をする。そんな真依の元に真希が現れる。

真希が「仲間呼ばねーの?。別に私は2対1でもいいぜ?」と言う。

真依は「楽しみ方って色々あるでしょ?。皆でボコボコにするより一人で楽しみたいの」と返していく。

第42話『京都姉妹校交流会―団体戦―⑨』

釘崎は虎杖に「アンタ、真希さんのことどう思う?」と聞く。

虎杖が「と、とても素敵な女性かと」と答えると釘崎は「あ?術師としてのは話よ」と返す。すると、虎杖は「正直呪術うんぬんはまだよく分かんねぇけどケンカは超強い。重心っていか歩き方でもうヤバい」と答える。

釘崎は「真希さん4級なの」と返す。虎杖が「え゛、マジ?」と言うと、釘崎は「家が面倒な術師の家系でね。セルフ勘当みたいに出て行った真希さんの昇級邪魔してんのよ」と返す。

虎杖が「呪術師の家系なら強い術師は大歓迎じゃねぇの?」と聞くと、釘崎は「一度否定したものを認められないのよ、バカだから」と返す。パンダが「でも交流会で活躍して真希の名前がある程度広まればそういう嫌がらせも難しくなるよな」と割って入ると、釘崎は「そのためにまずは団体戦で勝つ。アンタももういっぺん死ぬ気でやんなさい」と伝える。

それは真希の耳に入っており、「ったく余計なこと考えてんじゃねーよ」と嬉しそうな表情を浮かべていた。

真依は「何笑ってんのよ」と銃を放つが、真希は銃弾を刀で斬っていく。

真希が木に隠れるが、真依は「死角に入ったからなんだっつーのよ。私から距離とるとかバカじゃない?」と考えるが、乗っている木を斬り落とされていく。

落ちてきた真依に真希が襲いかかる。

真依は「分かってた。真希には私にはない才能がある」と考えながら、昔のことを思い出していた。禪院家の人間が「聞いたか?扇の娘の話。片方は術式どころか呪いも見えんらしい。やはり双子は凶兆か。かえって良かったかもしれんな。嫡男の給仕など目も当てられんだろう」と話していた。

真希は「真依〜、はやくしろよ〜」と言うが、真依は「やだいるもん」と答える。怯える真依の手を取り、「ほら目ぇつぶってろ」と真希は呪いの横を通り過ぎていく。

真依は「昔から不安なんてないみたいに未来へズカズカ突き進むアンタが大嫌いだった」と考える。禪院家26代目当主の禪院直毘人は真希に「家を出るか」と言う。

真希が「雑用係は足りてんだろ。心配しなくてもその内戻ってくるさ」

直毘人は「何故戻る」と聞く。真希が「私が禪院家当主になる」。直毘人は大笑いしながら「ならばこちらも相応の試練を与えようぞ」と返す。

直毘人が「真依にもな」と言うと、真希が「アイツは関係ねぇだろ」と怒りの表情を見せる。

禪院家から去って行く真希を見て、「嘘つき」「大っ嫌い」とつぶやく。

禪院姉妹対決が決着。真依が銃弾を6発撃ったのを確認すると、「再装填はさせねぇ」と真希は突っ込んでいく。真依は「アンタなんか大嫌い。だから初恋も術式もアンタに教えたことはない」と7発目の銃弾を放っていく。

真依の「構築術式」は己の呪力を元に物質を0から構築する術式。

「領域展開」における結界内での生得領域の具現化とは異なり、構築術式で一度生成された物質は術式終了後も消えることはない。それ故に呪力消費が激しく体への負荷が大きく、真依には一日一発の弾丸を作るのが限界だった。分かりやすく弾数でブラフを張るためのリボルバーであり、真依は勝ちを確信するが真希は素手で弾丸をキャッチしていく。

真希が「素手で触るもんじゃねぇな」と銃弾を手放すと、真依は「真希には私にはない才能がある。メカ丸と同じある意味逆の『天与呪縛』」

「本来術式を持って生まれるはずだったアンタは術式と引き換えに人間離れした身体能力を与えられた。禪院家では認められなかった。私にはなかった才能」と考えていた。

倒れてる真依に対し「決着ってことでいいな?」と言うと、真依は「なんで家を出たの?」と返す。

真希が「あ?。言わなくても分かんだろ。オマエだって高専きたじゃねぇか」

真依は「私は呪術師なんてなりたくなかった。アンタのせいよ。アンタが頑張るから私も頑張らざるを得なかった。努力も痛いのも怖いのももううんざり。禪院家でコキ使われるのの何がいけないのよ」

「適当に雑用こなして適当に生きれば良かったじゃない。なんで一緒に落ちぶれてくれなかったの?」と返す。真希は「あのままじゃ私は私を嫌いになってた、それだけだよ。ごめんな」と返す。

真依は「お姉ちゃん手離さないでよ」というやり取りを思い出す。そして、京都姉妹校交流会団体戦を棄権していく。

第43話『京都姉妹校交流会―団体戦―⑩』

伏黒に矢を放って攻撃する加茂憲紀。

伏黒が矢を防ぎ、「矢尻に少量の血。やっぱ物理法則無視の軌道は加茂さんの術式か」と考える。加茂は「同時にもう一種式神を出せるだろ?。出し惜しみされるのはあまり気分が良くないね」

伏黒は「加茂さんこそ矢ラス1でしょ。貧血で倒れても助けませんよ」と返す。

伏黒は「赤血操術、自身の血とそれが付着した物を操る血筋大好きの御三家らしい術式だな」と考え、加茂は「十種影法術、禪院家相伝の術式の一つ。影を媒介とした十種の式神術。真希や真依にこれが遺っていればね」と考えていた。

加茂が天井に矢を放ち、伏黒の気を引くと加茂は一瞬で間を詰め攻撃を放つ。

「こんなパワーあったかこの人!?」と思うと、加茂は「よく反応したね。気を抜くなよ」と目の周りが赤く染まっていく。

伏黒は「スピードもパワーもさっきまでとはまるで別人」と感じていた。加茂は「血を操るということは形状や運動だけではない。体温、脈拍、赤血球量などの血中成分まで自由自在」と考え、「赤鱗躍動」を発動していく。

伏黒が「ドーピングか」と言うと、加茂は「よく気づいた。だが俗な言い方はやめてほしいね」と返す。

花御が登場。刀を取られてしまった三輪は「真依のお姉ちゃんどっか行っちゃった。まぁ刀のない私は戦力にならないから正しい判断だ。タピオカって言うほどおいしいか?」と考えながらメカ丸からの電話を取ると

「眠れ」という狗巻の呪言で眠ってしまう。

狗巻は玉犬を撫でながら「戻れ」と命令し、玉犬を戻していく。そんな狗巻は奥から並並ならぬ気配を感じていた。

楽巌寺は加茂としていた会話を思い出していた。加茂が「これは?」と聞くと、楽巌寺は「区画に放つ準1級呪霊」と答える。

加茂が「放つのは2級呪霊では?」と言うと、楽巌寺は「2級では心許無いのでな。ウチはまとまりないからのぉ。呪霊の躾に使った匂いと笛じゃ。場合によっては上手く使って虎杖を殺せ」と伝えていた。

楽巌寺は「加茂のことだ。映像が切れた時の接触で虎杖に匂いはつけてあるじゃろ。彼奴の血を混ぜておけば容易なこと。東堂と闘っているのであればタダでは済まん。その後のタイミングで準1級呪霊に襲われたならまず死ぬ」と考える。

倒れた三輪を助けに行こうとする庵に「そうさの、三輪が心配じゃ。早う行ってやれ」と伝えていく。狗巻の前に楽巌寺が言っていた準1級の呪霊が姿を現すが、その呪霊はすでに祓われていた。

そこに、特級呪霊の花御が姿を現す。花御と対峙する狗巻。真人は呪詛師と共に「俺らも仕事を始めよう」と口にする。

まとめ

三輪「縦の繋がりのない術師にも交流会の話はよく伝わります。ここで活躍した学生には在学中昇級のチャンスを多く与えられる。私は少しでも早く自立してお金を稼ぎたいんです」と返す。弟のために働く三輪ちゃん。

東堂は「それは虎杖次第だ。なんせ俺は親友に手加減するような野暮な漢じゃないからな」と返す。東堂はいい意味で虎杖が初めての親友だったかもしれない。

真依の「構築術式」は己の呪力を元に物質を0から構築する術式。己の呪力もいるけど。真依の術式はおそらく呪力は少しだけでいいかもしれない。

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