【呪術廻戦8巻】ネタバレあらすじ感想|起首雷同

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『呪術廻戦第8巻』は第62話から70話まで収録

「心配しなくてもすぐに兄貴も送ってやるわ」弟にトドメを刺した釘崎は宣言しました。弟の名前を呼びながら涙を流す兄。その姿を見て虎杖は手を止めてしまいます。

「コイツなんで消えない?まだ生きて…違う、呪霊じゃない、肉体があるんだ!!」弟の死体をみて釘崎のても止まります。後方から軽トラックが現れ、2人の間を抜けて行きます。

【呪術廻戦8巻ネタバレ】

第62話『起首雷同―捌―』

血塗を葬り、「心配しなくてもすぐに兄貴も送ってやるわ」と言う釘崎。壊相が「血塗」と涙を流す。

想定外の感情の振れ幅に虎杖の追撃の手が止まる。釘崎は血塗を見て「コイツなんで消えない!?。まだ生きて、違う。呪霊じゃない、肉体があるんだ」と考え、釘崎の手も止まる。

背後のトンネルから軽トラが走ってくる。

壊相は軽トラの荷台に乗り助手席に座る人間を人質に取り、「スピードを上げろ。ブレーキを踏めば殺す、オマエもコイツも。分かったな?」と運転手に命令していく。

虎杖は車を追うが、壊相は人質を傷つけ「追うなよ呪術師」と言う。

壊相は「この2人、特にあの女は傷を癒やし確実に殺す。すまん血塗、弔ってやれなくて。だが必ず私が仇をー」と考える。釘崎が構えているのを見て「あの女、何をしている」とつぶやく。釘崎は壊相の片腕に藁人形を乗せ、芻霊呪法「共鳴り」を発動させる。

黒閃発動直後の渾身の「共鳴り」が壊相を襲う。「呪詛返しの術式ではなかったのか」と考えながら、壊相はふらつき荷台が落ちていく。そこに、虎杖の渾身の一撃が炸裂。

夏油、真人と人生ゲームで戯れる脹相。

脹相は弟が死んだことを知る。「どういうことだ?。受肉体ならまだしも2人が指1本分の呪霊にやられるとは思えん」とつぶやくと、夏油はスマホを確認し「報告が入ったよ。壊相・血塗を殺したのは。呪術高専1年、虎杖悠仁とその一派だ」と伝える。

第63話『共犯』

虎杖が「釘崎、大丈夫か?」と聞くと、「あー、まぁね。痕は残るかも・毒の方はまぁ、うん。今から帰って硝子さん起きてるかなぁ。何モジモジしてんのよ、キモいわよ」と返す。

虎杖が「初めてなんじゃねぇかと思って祓ったんじゃなくて殺したの」と言うと、釘崎に「アンタは?」と言われ、「俺は前に一度。いや、アレを一度って言うのはズルか、3人だ」と返す。

釘崎に「私よりアンタの方大丈夫じゃないでしょ。私はぶっちゃけなんともない。術師やってりゃこういうこともあんでしょ。伏黒じゃないけどさ結局助けられる人間なんて限りがあんのよ。私の人生の席っていうか、そこに座ってない人間に私の心をどうこうされたくないのよね」

「冷たい?。ま、アンタみたいに自分で椅子持ってきて座ってる奴もいるけどね。フォローするわけじゃないけど呪霊か呪詛師か気にしてる余裕なかったじゃん。呪詛師だとしてあのレベルのを長期間拘束する術はない、分かってんでしょ」と言われる。虎杖は「でも、アイツ泣いたんだよ。目の前が弟で死んで。自分が、釘崎が助かって生きてて嬉しい、ホッとしてる」

「それでも俺が殺した命の中に涙はあったんだなって、それだけ」と返す。釘崎は「そっか、じゃあ共犯ね私達」と返す。

2人は倒れている伏黒を見つけかなり焦るが、「おっ、戻ったか」と普通に起き上がってくる。死んだかと思っていた2人は喜び合う。

釘崎は宿儺の指を封印するために新田を呼ぼうとする。伏黒が「一番元気そうなオマエに渡す」と言い、虎杖に宿儺の指を預けようとすると、手の平に宿儺の口が生え指が食べられてしまう。

「食うなっつったろ」とキレる伏黒と釘崎。虎杖は「君の中の宿儺が力を取り戻すために指の在り処を教えてくれる」という五条悟の言葉を思い出すが、「もしかして五条先生って適当?」と言う。「クラァッ、オマエらぁ」とブチギレる新田がやって来る。

2日後、五条は電話で庵に「いやぁ〜、指の呪霊だけじゃなくってさ、遺体を調べてビックリ。なんと例のブツの受肉体だったの。特級相当を各個撃破、今年の1年は豊作だね。僕の指導者としての腕がいいのかな」と言う。

庵に「オフの日にアンタと長話したくないのよね、飲み会の幹事の件でしょ」と言われる。

電話を切ると「歌姫の周りは何が聞いてるか分からないからな」「内通者が学生ってのは考えたくないね」と考えながら、「後は頼むよ、冥さん」とつぶやく。冥冥の講座には五条から100万円が振り込まれていた。

伏黒は「虎杖に共振の話はするな」

釘崎は「それって確定なの?」と返す。伏黒は「ほぼな、終わった案件だ。気づく可能性があるとすれば俺達か新田さんくらいだと思う。虎杖、宿儺の受肉はキッカケにすぎない。八十八橋の呪殺はいつ始まってもおかしくなかった。そもそも指を飲み込んだのは俺を助けるためだ」

釘崎「でもアイツはそれで納得しねぇだろ」

伏黒「だから言うな」

釘崎は「言わねぇよ、レディの気遣いナメんな」と返す。

虎杖は宿儺に「オマエのせいだ。オマエが俺を取り込んだ。目覚めたんだよ、切り分けた俺の魂達が。大勢のケヒッヒヒッ、人間を助けるか。小僧、オマエがいるから人が死ぬんだよ」と聞かされるが「おい、それ伏黒に言うなよ」と返す。

楽巌寺学長は「特級は術師の格付けの中でななめにハズれた位置づけじゃ。1級こそ他の術師、延いては呪術界を牽引していく存在だと儂は考えておる。危険・機密・俸給、準1級以下とは比べものにならん。それを踏まえて今なんと」と東堂と冥冥に言うと、冥冥は禪院真希とパンダを、東堂は伏黒恵、釘崎野薔薇、虎杖悠仁を1級術師に推薦していく。

第64話『そういうこと』

東堂は卓球をしながら「虎杖は絶対に推薦を受ける。宿儺が協力的でない以上指との遭遇率を上げるため任務の危険度も上げねばならんからな。これが何を意味するか分かるかな?」「Ms.冥」と言うと、冥冥は「意味も何もそれが全てじゃないかMr.東堂」と返す。

「青い未来、つまりは東堂葵と虎杖悠仁が共に任務へと立ち向かう青い未来が存在しているということ」と東堂が言う。

冥冥が「いや」と言うが、東堂が「皆まで言うな。同行する1級術師が俺とは限らない、そう言いたいんだろう。だがこれは確信だ」と返す。

「もげた林檎が地に落ちるが如く俺達は惹かれ合う。そう、正に運命」と東堂が言うが、冥冥は「いやだから、被推薦者が同行するのは推薦者以外の術者だよ。虎杖君を推薦したのは私達だから彼が同行するのは私達以外の術師だよ。お疲れ、先に上がるよMr.東堂」と言い去っていく。

そういうことで任務が終わり、伏黒は伊地知と直帰し、虎杖は観たい映画を観に行き、釘崎は町をブラブラしていた。そこに、「虎杖君と一緒にいませんでした?」と一人の女性が声をかけてくる。

その女性が中学卒業式の時の写真を見せると今とは別人だった。そして、隣に写っていたのは虎杖だった。

小沢は「卒業式の日、勇気を出して一緒に撮ってもらったんです。本当は連絡先とかも聞きたかったけど私東京に越すの決まってたし。でもさっき虎杖君を見かけて今の私ならもしかしたらなんて」と言うと、釘崎は「え゛っ、優子それって、つまりそういうことね!?」と返していく。

釘崎は伊地知に電話をかけ、伏黒を呼び出し、虎杖について詳しく聞き出そうとする。小沢が「もし釘崎さんも虎杖君のこと」と言うと、釘崎は「ない、天地がランバダを踊ってもない」と返していく。釘崎はなぜか胸がもやっとしていた。

「おい、なんなんだよ」とキレ気味に伏黒が現れると、釘崎は「虎杖って彼女いるー??。実はこの子がかくかくしかじか」と伝える。すると、伏黒も「つまりそういうことか!?」と返していく。

「彼女はまずいないだろ」と伏黒が言うと、釘崎が「根拠は?」と聞き、「急に東京来るってなって特に困った様子なかったしあと部屋にグラビアポスターが貼ってある。彼女いる奴ってそういうの貼らねーんじゃねぇか?」と返す。

小沢が「あの、ちなみに好きなタイプとか」と聞くと、伏黒が「あー、背が高い子が好きって言ってたな」と答え、釘崎と小沢はグラスを合わせていく。

「勝算アリ」と踏んだ釘崎は虎杖を呼び出す。すると、速攻で虎杖が現れる。

釘崎は虎杖に小沢のことを言っていないことに気づく。「これだけの変化、絶対誰だか分かんない。それは久しぶりに再会した憧れの人に言われたくない台詞No.1なんじゃない!?」と考える。虎杖は「小沢じゃん、なにしてんの?」と普通に気づいていく。

小沢は中学時代の虎杖を思い出していた。虎杖がクラスメートに好きな女子を聞かれると「強いて言うなら小沢」と答えていた。「いやいや、デブじゃん」と言われるが、「そう?でもさ、アイツ食い方とか字とか色々すげー綺麗なんだよ」と返す。

「女の子は太りやすいんだよ、私は初めっから太ってたけど。私だって私を選ばない人を選ぶ気なんてサラサラない。虎杖君は私が知らない私を見てくれる。虎杖君以外の男の子なんて嫌い。でも私は私が嫌いな人達と同じ尺度で生きている」と小沢は考えていた。

「またな」と言う虎杖。小沢はすでに駅のホームで一人だった。

「本当にいいのか?せめて連絡先だけでも」と伏黒が言うが「私とは交換したし、まぁ大丈夫でしょ。それより伏黒、私ようやく自分の気持ちに気づいたわ。私が彼氏を作るより先に虎杖に彼女ができるのがなんかムカつく」と返していく。

第65話『懐玉』

冥冥と庵は洋館の廊下に捕らわれていた。

冥冥が「ざっと30分、15kmくらい移動したかな」と言うと、庵は「途中つけた印も見当たりませんね」と返す。「となると、屋敷に巣食う呪霊の結界はループ構造ではなく私達の移動に合わせてツギハギしているのかもしれないね」と冥冥が言う。

庵は二手に分かれることを提案する。「ツギハギ説が一番有力ですよね。二手に分かれてできるだけ速く大きく不規則に動く。呪霊の結界の構成が間に合わなければ外に出られるハズ」

「私達どちらかが脱出できれば後は外から叩くなり応援を呼ぶなりできますよね」と庵が言うと「いいね、試してみよう」と冥冥が返すが、その瞬間建物にヒビが入っていく。五条悟が助けに来たのであった。

「歌姫、泣いてる?」と言うと、「泣いてねぇよ」とキレる庵。

冥冥が「泣いたら慰めてくれるかな?」「是非お願いしたいね」と言うと、五条は「冥さんは泣かないでしょ、強いもん」と返す。

庵が「五条、私はね助けなんてー」と言うと、背後から呪霊が現れる。その呪霊を夏油の呪霊が捕食していく。

「飲み込むなよ、後で取り込む。悟、弱い者イジメはよくないよ」と夏油が近づいてくる。

「歌姫センパ〜イ、無事ですか〜?」と家入硝子も現れる。

庵が「2日?」と不思議がると、五条は「あー、やっぱ呪霊の結界で時間ズレてた系?冥さんがいるのにおかしいと思ったんだ」と言う。冥冥は「そのようだね、それはそうと君達帳は」と聞く。

帳を降ろさなかったせいで洋館の大破はニュースに取り上げられていた。

夜蛾が「この中に「帳は自分で降ろすから」と補助監督を置きざりにした奴がいるな」「名乗り出ろ」と言うと、五条が「先生、犯人捜しはやめませんか!?」と言い出す。

五条に指導が加えられる。

五条が「そもそもさぁ、帳ってそこまで必要?別に一般人に見られたってよくねぇ?」と言うと夏油が「駄目に決まってるだろ。呪霊の発生を抑制するのは何より人々の心の平穏だ。そのためにも目に見えない脅威は極力秘匿しなければならないのさ、それだけじゃない」と返す。

五条が「弱い奴等に気をつかうのは疲れるよ、ホント」と言うと、夏油は「弱者生存、それがあるべき社会の姿さ。弱気を助け強気を挫く。いいかい悟、呪術は非術師を守るためにある」と返す。五条は「それ正論?俺、正論嫌いなんだよね」

「呪術に理由とか責任を乗っけんのはさ、それこそ弱者がやることだろ。ポジショントークで気持ち良くなってんじゃねーよ」「オ゛ッエー」と五条が言うと、夏油は「外で話そうか、悟」と返していく。

そこに夜蛾が入ると2人は大人くし着席していた。

夜蛾が「この任務はオマエ達2人に行ってもらう」

2人は明らかに嫌そうな上場をしていた。夜蛾は「正直荷が重いと思うが天元様のご指名だ。依頼は2つ、星漿体、天元様との適合者。その少女の護衛と抹消だ」と伝えていく。

第66話『懐玉―弐―』

「少女の護衛と抹消」と聞くと「ついにボケたか」と夏油に話す五条悟。夏油は「冗談はさておき、天元様の術式の初期化ですか?」

夜蛾が「天元様は不死の術式を持っているが不老ではない。ただ老いる分には問題ないが一定以上の老化を終えると術式が肉体を創り変えようとする。進化、人でなくなりより高次の存在と成る」と言う。

五条が「じゃあいいじゃん」と返すが、夏油が「天元様曰く、その段階の存在には意志というものがないらしい。天元様が天元様でなくなってしまう。高専各校呪術界の拠点となる結界、多くの補助監督の結界術、それら全てが天元様によって強度を底上げしている」

「あの方の力添えがないと防護や任務の消化すらままならない。最悪の場合、天元様が人類の敵となる可能性もある。だから500年に一度、星漿体、天元様と適合する人間と同化し肉体の情報を書き換える。肉体が一新されれば術式効果もふり出しに戻す」「進化は起こらない」と説明していく。

夜蛾から「その星漿体の少女の所在が漏れてしまった。今少女の命を狙っている輩は大きく分けて2つ。天元様の暴走による現呪術界の転覆を目論む呪詛師集団「Q」。天元様を信仰、崇拝する宗教団体盤星教「時の器の会」。天元様と星漿体の同化は2日後の満月。それまで少女を護衛し天元様の下まで送り届けるのだ。失敗すればその影響は一般社会までに及ぶ、心してかかれ」と伝えられる。

五条が「呪詛師集団の「Q」は分かるけど盤星教の方はなんで少女殺したいわけ?」と聞く。

夏油が「崇拝しているのは純粋な天元様だ。星漿体、つまりは不純物が混ざるのが許せないのさ。だが盤星教は非術師の集団だ、特段気にする必要はない。警戒すべきはやはり「Q」」と返す。五条は「まぁ大丈夫でしょ、俺達最強だし」と言うと、夏油は悟「悟、前から言おうと思っていたんだが一人称「俺」はやめた方がいい、特に目上の人の前ではね。「私」最低でも「僕」にしな」と言う。

そう話しているとビルで爆破が起こる。さらに、ビルの高層から「Q」戦闘員コークンによって少女が落とされていく。

夏油が呪霊で少女を救出。

救出した少女を見て「この子が星漿体」と考える夏油。夏油の格好を見て「その制服、高専の術師だな。ガキを渡せ、殺すぞ」とコークンが言うと、夏油は「聞こえないな。もっと近くで喋ってくれ」と返す。

「いやぁ、セーフセーフ」と言う五条にナイフが放たれ、それを無下限呪術で止める。「君、五条悟だろ、有名人だ。強いんだってね」と言いながら「Q」戦闘員のバイエルが近づいてくる。

五条が「ルールを決めよう。やり過ぎて怒られたくないからね。泣いて謝れば殺さないでやるよ」と言うと、バイエルが「クソガキが」と返していく。

それを建物から見ていた2人の男たちがいた。

男が「盤星教とは呪術師と戦う力がねぇ。でも金払いはいいぞ、それは保証する。どうだ禪院、星漿体暗殺一枚噛まないか?」と言うと、もう一人の男は「もう禪院じゃねぇ、婿に入ったんでな。今は伏黒だ。いいぜ、その話受けてやる」と返す。

第67話『懐玉―参―』

Qの人間が夏油の呪霊に捕らえられ、「ごめんて、マジごめん。この件から手を引く、呪詛師もやめる。勿論「Q」もだ、そうだ、田舎に帰って米を作ろう」と言う。

夏油がナメた態度を取っていると、「学生風情がナメやがって。だがここにはバイエルさんが来ている。「Q」の最高戦力だ。オマエもそいつらもー」と言うが、夏油は「バイエルってこの人?」と五条悟にやられたバイエルの写真を見せていく。

最高戦力バイエルが離脱したことで「Q」は組織瓦解した。孔時雨は競艇場にいる伏黒甚爾の元に来る。

孔が「仕事はどうした?」と聞くと、伏黒甚爾は「うっぜぇなぁ、人を無職みてぇに言いやがって」と言い、孔は「無職だろ。仲介役として依頼者に仕事ぶりは報告しなきゃならんのよ」と返す。

伏黒甚爾は「相手は五条家の坊だぞ。ノコノコ出て行った所でなんもできねーさ」「まずはバカ共を使って削る。テメェこそ仕事しろよ」と言うと、孔は「したわボケ。何考えてんだ手付金全額手放すなんて」と返す。

伏黒甚爾は「だから削りだよ。心配しなくても全額返ってくるさ、このレースみてぇにな」と言うがレースの予想は外していた。孔が「オメェは楽して稼ぐの向いてねぇよ。頼むぜ、術師殺し。ああ、そうだ。。。恵は元気か?」と言うと、

伏黒甚爾は「誰だっけ」と返していく。

天内に懸賞金がかかる星蔣体の天内理子が目を覚ますと五条悟にビンタをかましていく。

夏油が「理子ちゃん落ち着いて、私達は君を襲った連中とは違うよ」と言うが、天内が「嘘じゃ、嘘つきの顔じゃ。前髪も変じゃ」と返したので、五条と一緒に天内を引っ張っていく。

そこに星蔣体世話係の黒井美里が現れる。

黒井は夏油の呪霊に乗っていた。夏油は「『呪霊操術』、文字通り取り込んだ呪霊を操れるのさ」と言う。五条は「思ってたよりアグレッシブなガキんちょだな。同化でおセンチになってんだろうからどう気を遣うか考えてたのに」と言うと、

天内は「フンッ、いかにも下賎な者の考えじゃ。いいか天元様は妾で、妾は天元様なのだ。貴様のように同化と死を混同している輩がおるがそれは大きな間違いじゃ。同化により妾は天元様になるが天元様もまた妾となる」と返すが五条と夏油は話を聞いていなかった。天内は学校のことを思い出すと学校に向かっていく。

五条が電話で夜蛾に「さっさと高専戻った方が安全でしょ」と言うが「そうしたのは山々だが天元様のご命令だ。天内理子の要望には全て応えよと」と言われる。「ゆとり極まれりだな」と五条が言うと、夏油は「そう言うな悟。ああは言っていたが同化後彼女は天元様として高専最下層結界の基となる。友人、家族、大切な人達とはもう会えなくなるんだ。好きにさせよう、それが私達の任務だ」と言う。

黒井が「理子様にご家族はおりません。幼い頃事故で。それ以来私がお世話して参りました。ですからせめてご友人とは少しでもー」と言うと、夏油は「それじゃあアナタが家族だ」と返す。

五条が「監視に出してる呪霊は?」と聞くと、夏油は「冥さんみたいに視覚共有できればいいんだけどね。それでも異常があればすぐにー」と言うが呪霊が2体祓われたことに気づき、五条を天内の元へ向かわせる。「3000万かぁ、おいしいよなぁ。術師でもない居場所も割れてる中坊殺して3000万、おいしいなぁ」と言う2人の呪詛師が現れる。

天内は懸賞金がかけられていた。

第68話『懐玉―肆―』

伏黒甚爾は「なんだアイツら、高専戻んなかったのか」「ラッキーだな、これで賞金につられるのがバカからまともなバカになる」と言う。

孔時雨が「いいのか?。賞金は盤星教からオマエに支払われる手付金3000万。星蔣体が殺られれば手付金はパァ。下手したら成功報酬もないぞ。オマエに依頼せずとも始めから賞金をという話になるからな」と言うと、

伏黒甚爾は「あっちには五条悟がいるんだぞ。うん百年ぶりの六眼と無下限呪術の抱き合わせ。五条が近くにいる限り星蔣体はまず殺せない」と返す。伏黒甚爾は「とりあえずバカ共には賞金のかかっている残り39時間、五条の周りの術師と五条本人の神経を削ってもらう。勿論星蔣体は殺せねぇからタダ働きだ」と言う。

孔が「時間制限を設けたのは良かったな。呪詛師の集まりがスムーズだ」と言うと、伏黒甚爾は「そんだけじゃねぇけどな。こっちの話、ボチボチ俺も向かう。思ってたより展開が早そうだ、3000万しっかり戻せよ」と返す。孔が「バカ言え、その辺の匿名掲示板じゃねぇんだぞ。掲載料・手数料、その他ー」と言うと、

伏黒甚爾は「電波が悪い」と携帯を放り投げていく。

式神使いの呪詛師VS呪霊使いの夏油。天内がいる音楽室か礼拝堂に向かう五条ら。

「正体不明は「Q」の残党か?。盤星教の差し金なら少し面倒なことになるな」と考えながら正体不明を追う夏油の前に、式神使いの呪詛師が現れる。

夏油は「高専の制服を見て多対一を想定」「自分の前後を式神ではさんだ。この爺さん慣れてるな」と考え同じく呪霊を出していく。式神使いの呪詛師は「媒介なし!?。呪力も術師のものと異なる、まさか」と考え「呪霊操術か」

「ご名答、流石長生きしてるだけはあるね」と夏油が言うと、呪詛師は「術式の格はあちらが上。だが術師の思考は式神使いのソレだ。オマケにその若さ、考えていることが手に取るように分かるぞ。こういうタイプが前に出ることはまずない。近接戦闘が苦手」

「そして式神使いである儂が近づいてくることはまずないと考えておる。近接嫌いが近接を警戒していない。殺り易いことこの上ないな」と考えていた。夏油は「なんか色々考えてるみたいだけど意味ないよ」と廊下の幅一杯の呪霊を出して攻撃していく。

呪詛師は窓を経由して夏油の背後に回ってきた。呪詛師は唯一の友達で、50年以上前に死んでしまった犬の太助のことを思い出していた。

呪詛師は夏油にやられ走馬灯を見ていたのである。

「誘っだな゛」と呪詛師が言うと、夏油は「まぁね、アンタずっと近づきたくてウズウズしてたろ。勝ち方が決まってる奴は勝ち筋を作ると簡単にノってくる」と返す。夏油は「そんなことより、アンタ「Q」?盤星教?」と聞く。そして、天内を狙うもう一人の呪詛師が近づいていた。

第69話『懐玉―伍―』

天内のいる協会に現れる五条悟。

「天内の彼氏!?」と場内は騒然とする。先生も「静粛に」と言いながら、五条があまりにもイケメンだったため電話番号を渡していく。五条は「賑やかな学校だな」と言い、天内を連れ出していく。

五条は天内を連れて高専に向かおうとする。紙袋を被った呪詛師はその様子を見て「ありゃ3000万か?。一緒にいんのは同業か、ボディガードってこともあるか」と考えていた。

そこに黒井が現れる。黒井が向かっていくと、「遅」と紙袋を被った呪詛師が拳を放つ。が、黒井はそれを防ぎ、モップで金的を入れ坐りこませる。

夏油が駆けつけ「理子ちゃんは?」と聞くと、黒井は「五条様と一緒に学校を出ました。じゃあ私達も向かいましょう。少し面倒なことになってます」と返す。すると、紙袋を被った呪詛師は「やっぱさっきのが3000万か」と言い溶けて消えていった。

五条に天内の首に3000万の懸賞金がかかっているという報告が入る。五条は天内を狙う紙袋を被った呪詛師と対峙。紙袋を被った呪詛師は5人に分身していた。

五条は無下限呪術で分身2体を吸い込み、衝突させて倒していく。

天内が「式神が消えん。どれが本体じゃ!?」と言うと、五条は「式神じゃねぇ、分身だ。全部本体のな」と返す。呪詛師が五条を殴ろうとするが、無下限呪術で五条に攻撃が届くことはなかった。

「本体含めMAX5体の分身術式。どれが本体かは常に自由に選択できるんだろ?。本体が危うくなったら安全な分身を本体にする。いい術式持ってんじゃん。なんでそんな弱いのか意味分からん」と五条が言う。

呪詛師は「何故俺の術式を知っている」と返し、五条は「御生憎様、目がいいもんで」と答える。

五条は「俺の術式はさ、収束する無限級数。俺に近づくモノはどんどん遅くなって結局俺まで辿り着くことはなくなるの。それを強化すると無下限、負の自然数ってとこかな、−1個のリンゴみたいな虚構が生まれるんだ。そうするとさっきみたいな吸い込む反応が作れる」

「でも意外と不便なんだよね。あまり大きな反応は自分の近くに作れないし指向性にまで気を使い出すと呪力操作がまー面倒で要は超疲れんの。でもこれは全部順転の話」と説明し、呪詛師は一気に引き寄せる。

そして、「こっちは無限の発散」と術式反転「赫」を発動しようとする。失敗に終わり普通に殴って倒していく。

「なんかできそうって思ったんだけどなぁ」とつぶやく五条。そこで、天内の携帯に黒井が拉致されたというメールが送られる。

第70話『懐玉―陸―』

「すまない、私のミスだ」と黒井を拉致られたことを謝る夏油。

五条悟は「そうか?ミスって程のミスでもねーだろ。相手は次人質交換的な出方でくるだろ。天内と黒井さんのトレードとか天内を殺さないと黒井さんを殺すとか。でも交渉の主導権は天内のいるコッチ。取引の場さえ設けられれば後は俺達でどうにでもなる。天内はこのまま高専に連れていく」

「硝子あたりに影武者やらせりゃいいだろ」と言うが、天内は「取り引きには妾も行くぞ。まだオマエらは信用できん。助けられたとしても同化までに黒井が帰ってこなかったら?。まだお別れも言ってないのに!?」と言う。

五条が「その内拉致犯から連絡がくる。もしアッチの頭が予想より回って天内を連れて行くことで黒井さんの生存率が下がるようならやっぱオマエは置いていく」と言う。

天内は「分かった、それでいい」と言い、五条は「逆に言えば途中でビビって帰りたくなってもシカトするからな。覚悟しとけ」と返す。五条らは沖縄に来ていた。

拉致犯は取引場所を沖縄に指定し、五条らはすでに拉致犯を捕縛し黒井を救出していた。

五条らは飛行機で来ていたが、離陸前に五条の目で乗客乗員機内外をチェックし、飛行中は夏油の呪霊で外を張りながら来ていた。夏油は取引場所を沖縄に指定してきたことが気になっていた。

黒井が「時間稼ぎじゃないんですか?理子様を殺められなくても明日の満月に間に合わないよう」と言う。夏油が「それなら交通インフラの整っていない地方を選びます」と言い、黒井が「まさか奴ら空港を占拠する気じゃ」と言う。

夏油らの采配で空港には七海と灰原が応援に来ていた。

灰原が「いたいけな少女のために先輩達が身を粉にして頑張ってるんだ」と言うが、五条らはナマコを見てテンションを上げまくり遊んでいた。黒井が「いんでしょうか、観光なんて」と言う。

夏油が「言い出したのは悟ですよ。アイツなりに理子ちゃんのことを考えてのことでしょう」と返し「でもそろそろ悟、時間だよ」時間がきてしまったことでしょんぼりする天内。

五条は「傑、戻るのは明日の朝にしよう」と提案する。「だが」と夏油は渋るが、「天気も安定してんだろ。それに東京より沖縄の方が呪詛人の数は少ない。飛行中に天内の賞金期限が切れた方がいいっしょ」と言う。

夏油は「悟、昨日から術式を解いてないな。睡眠もだ、今晩も寝るつもりないだろ。本当に高専に戻らなくて大丈夫か?」と言うが、五条は「問題ねぇよ。桃鉄99年やった時の方がしんどかったわ。それに、オマエもいる」と返す。

五条の提案により、沖縄滞在を1日伸ばし、沖縄観光を満喫した。護衛3日目、都立呪術高専筵山麓に五条らは来ていた。

高専の結界内に入り、「これで一安心じゃな」と言う天内。五条は「二度とごめんだ、ガキのお守りは」は言い術式を解除するが、その瞬間背後から伏黒甚爾に刺されていく。五条が「アンタ、どっかで会ったか?」と言うと、伏黒甚爾は「気にすんな、俺も苦手だ」「男の名前覚えんのは」と言う。

まとめ

「特級は術師の格付けの中でななめにハズれた位置。1級こそ他の術師、延いては呪術界を牽引していく存在。危険・機密・俸給、準1級以下とは比べもの。それを踏まえて今なんと」と東堂と冥冥に言う。冥冥は禪院真希とパンダを、東堂は伏黒恵、釘崎野薔薇、虎杖悠仁を1級術師に推薦していく。

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