絵本をネットで無料公開した理由は子供に読み聞かせをするには結局スマホでやることは考えにくく本を買うことになるからである。母親は面白いとわかっているものを子供に買うつまりネタバレしてるものじゃないといけなくてしかも母親はそんなにお金と時間に余裕があるわけじゃないということ。
これは言ってしまえば仮説である。仮説を立て検証をする。そのうえで成功するためにどうすればいいのかを常に考えたうえでの施策であろう。
【革命のファンファーレ】要約
【革命のファンファーレ】あらすじ
上の世代は、職業をたくさん掛け持つと「結局、何がやりたいんだ! 一つに決めろ!」と咎めてくるけれど、どっこい、やりたいことを掛け持つことや、やりたいことに迷うことは、これからの時代を生き抜く術だ。本書ではお金の代替的な考えを発案している本。
【革命のファンファーレ】目次
- はじめに
- 他人と競った時点で負け。自分だけの競技を創れ。
- キミの才能を殺したくなければ、お金の正体を正確に捉えろ。
- お金を稼ぐな。信用を稼げ。「信用持ち」は現代の錬金術師だ。
- 意思決定の舵は「脳」ではなく、「環境」が握っている。
- 入り口でお金を取るな。マネタイズのタイミングを後ろにズラして、可能性を増やせ。
- 作品の販売を他人に委ねるな。それは作品の「育児放棄」だ。
- インターネットが破壊したものを正確に捉え、売り方を考えろ。
- 2017年1月。お金の奴隷解放宣言。
- 無料公開を批判する人間に未来はない。
- 過去の常識にしがみつくな。その船は、もう沈む。逃げろ。
- ネタバレを恐れるな。人は「確認作業」でしか動かない。
- 作品の無料化が進み、エンタメ業界は完全な実力社会になる。
- その作品を守る為に、「著作権」は本当に必要か?
- 本を売りたければ、自分で1万冊買え。そこで必要なのは「財力」ではない。「努力」だ。
- 「セカンドクリエイター」を味方につけろ。
- 信用時代の宣伝は、口コミが最強。口コミをデザインしろ。
- 自分の作品と、社会を一体化させろ。
- 努力量が足りていない努力は努力ではない。誤った努力もまた努力ではない。
- ニュースを出すな。ニュースになれ。自分の時間を使うな。他人の時間を使え。
- お客さんは、お金を持っていないわけではなく、お金を出す「キッカケ」がないだけだ。
- インターネットは「上下関係」を破壊し、「水平関係」を作る。
- 《後悔の可能性》を片っ端から潰せ。
- 老いていくことは「衰え」ではない。「成長」だ。
- 次の時代を獲るのは「信用持ち」だ。
- 本ではなく、店主の信用を売る古本屋、『しるし書店』。
- 売れない作品は存在しない。キミの作品が売れないのは、キミが「売っていない」だ けだ。
- 出版のハードルを下げ、国民全員を作家にする出版サービス、『おとぎ出版』。
- 踏み出す勇気は要らない。必要なのは「情報」だ。
- おわりに
【革命のファンファーレ】ネタバレ一部抜粋
多くの大人は「職業は永遠に続く」という前提で話を進めてくる。
だから、すぐに、「お前は何屋さんなんだ!?」と肩書きを付けたがる。
上の世代の皆様には申し訳ないが、今はそんな時代ではない。
スマホの登場以降、職業がなくなる場面をたくさん見てきただろう?
アマゾンに潰された本屋さんを見てきただろう?
「ロボットタクシー」という言葉が飛び交っている今の時代に、「タクシードライバーになりたい!」という発想にはならないだろう?
【革命のファンファーレ】感想
「お金」とは信用を数値化したものだ。これは僕の持論とは少し違う。結局コトの人が言いたいのは人を大事にしてこそなんぼのものということだ。お金を信用と勘違いしている人の多くは恩をたくさん売ればいいというものだろう。
言えるのは例え周りにいろいろと言われたとしても見過ごすこと。そしてできることは周りの人を大切にすることだと思う。革命のファンファーレの著者であるキングコングMr.西野。彼はマーケテイングを鬼ゴロシで身に着けている。テレビでまずは種を植えた。そのうえでファンを少しずつ同心円状で広げる。
この人のやり方は正しい。そして言えることは彼も最初は周りを大切にしているのだと思う。そのうえで少しずつ輪が広がったんだと僕は自分の経験から思う。そして今はまだ円が小さいのだ。これを少しずつ広げていくのが今の僕のするべきことだろう。ちょっとずつ毎日継続していくこと。常に歩き続けることへと。