【天空の城ラピュタ】ドーラ家乗り物『フラップター』とは

日用品

天空の城ラピュタのドーラ一家(いっか)にはカ、キ、ク、ケ、コがいる。ポルトガル人のカ、エジプト人のキ、中国人のク、日本人のケ、セネガル人のコの5名。

ドジョウ髭でルイより先に厨房でイモの皮むきをしており、最初にシチューのおかわりをしたのはコ、シャルルに似て髭もじゃで右頬に傷痕があるのがカ、髭が無く色黒で右目に眼帯を付けているのがキ、厨房ですりこ木を回しながらシャルルに文句を言うのがケ、パズーの家を捜した際に「ルイ、女の子の服だ」と叫んだ(厨房では壁を磨いている)のがクである。5人とも出身国以外の経歴等は不明だが、小説版では「素質を見込み世界中から集めた5人」という記述がある。

フラップター

電流で駆動する人工筋肉を利用して、4枚の薄膜状の羽根を高速で羽ばたかせ、浮上、飛行するオーニソプター(羽ばたき飛行機)。

タイガーモス号と同様にドーラの亡き夫の発明品であり、ドーラ一家の活動には欠かせない飛行機械。機体前面は流線型の金属板で被覆され、機体後部はオープンデッキとなっており、そこに1名もしくは2名の乗員がフック付きの結束バンドで身体を機体に係留して搭乗する。

羽根の可変ピッチと体重移動により、上昇、下降、前進、左右転回、ホバリング等の動作を自在に行う。また、急旋回時には機体側面からパルス噴射の火炎が噴出する。羽根が高速で羽ばたいている為、極度に降下し過ぎたり、建物や樹木等に接近し過ぎたりすると、羽根が接触、破損して墜落する危険性がある。機体底部には加速用の格納式ブースターが搭載されており、これを利用して緊急時等に急加速が可能。ブースターの点火時には、羽ばたきが完全停止する。また煙幕を放出する機能もある。

映画本編では、発電用エンジンをクランクで回転して起動させる描写があるほか、ラピュタに向け出発する直前に、燃料を補給している描写もある。エンジンを停止してバッテリーを稼働させることで、最高速で約6分間の無音飛行が可能である。

タイガーモス号には翼を畳んだ状態で数機を格納出来る(劇中に登場したのは4機)。また機体を前後に連結した状態でも飛行可能である。格納庫には予備の翼や部品が常備されており、簡単な修理や部品の交換が可能である。

【天空の城ラピュタ】メカ関連

オートモービル

ドーラ一家の自家用車。序盤に登場。スラッグ渓谷では珍しいようで、劇中、パズーもその旨の発言をしている。かなりの馬力と車重があるようで、軽便鉄道の木造高架線を蹂躙破壊しながらのカーチェイスを繰り広げる。

オーニソプター

パズーがラピュタ探索に向け手作りしていた木枠製のオーニソプター(はばたき飛行機)。

シータの前でゴム動力の模型を飛ばしている。

『ジ・アート・オブ 天空の城ラピュタ』には、当初は完成したオーニソプターでシータの住むゴンドアの谷に向け飛行する予定であったが、レオナルド・ダ・ヴィンチの頃から成功しなかった物を、パズーが成功させるのは如何なものか、という意見があったことから、断念したことが記載されている。

ただし、先述したとおり、後に発売された『スタジオジブリ作品関連資料集』に、完成したオーニソプターを操縦し、花束を持ってシータのもとへやって来たパズーの姿が描かれたイラストが掲載されている。ほかには、完成させたオーニソプターにシータを乗せ、ドーラ達のフラップターと飛行しているイラストが描かれ、ジグソーパズルに採用されている。

ラピュタの設定

ラピュタ帝国

約700年以上前に存在した古代国家。国章は「翼のある町」。

ラピュタの民は飛行石の結晶化技術を有し、圧倒的な超科学技術で天空から全地上を支配していた恐怖の帝国であった。ラピュタ王は代々天帝と称され、王家に伝わる飛行石の結晶と「黒い石」と呼ばれる石版を用いてラピュタ城の機能を制御していた。

贅沢の限りを尽くし、人類の夢を体現したラピュタ人だったが、約700年前にラピュタの科学力でも克服出来ない疫病に蝕まれ、止むを得ず地上へ降りることを決断した。

パンフレットでは上記とは異なる説明がなされており、空中都市の描写のあるジョナサン・スウィフトの著書『ガリヴァー旅行記 第三章 ラピュータ』のモデルは、プラトンの失われた地理誌『天空の書』に記された「ラピュタリチス」である。ラピュタリチスは、かつて地上で大技術文明が栄えた時に戦争を嫌い、天空へと逃れた一族によって築かれた広い領土を持つ浮島だったが、あまりに高度に発達した文明生活の末に、ラピュタ人は生命力を失い、人口は減少し、紀元前500年頃に突如発生した奇病により、その後滅亡した。

一部の人々は地上へ降り、姿を隠しながら生き延びたと伝えられているが詳細は不明。オープニング映像では無数の都市や町を空に浮かべた帝国の興廃が描かれるが、ひときわ巨大なラピュタと思しき城砦の下部にプロペラがついている等、作中の様相とは異なる点もある。

作中では帝国そのものではなく、ラピュタ帝国の聖都であり、ラピュタ人が飛行石を用いて建造したとされる空中都市のみを指す場合が多い。

ラピュタの木々

ラピュタが木々に覆われているのは、宮崎自身の趣味であると同時に、飛行石が植物を成長させる力を持つ宇宙の聖なる根源であるからで、シータが一人で生きてこられたのも飛行石によって畑がよく実ったからだという。

木々が茂る庭園部はドーム状の建物に覆われ、外部からは普通の外壁に見えるが、内部からは透明で日光の入る特別な物質で出来た壁によって造られており、庭園内には墓石や壊れて苔むした幾つもの園丁ロボットがある。墓守等の役目をしている園丁ロボットが少なくとも1体はいまだに稼働しており、豊かな植物だけでなく多くの小動物(ヒタキなどの実在の鳥類や、キツネリス、ミノノハシなどの架空の動物もおり、キツネリスのみ『風の谷のナウシカ』にも共通して描かれる)と共に長い時を過ごしているのが窺える。特に庭園の大樹は著しい成長を遂げており、上部はドームを突き抜けて立派な枝を伸ばし、下部のラピュタ中枢部にまで無数の根を巡らせるまでになっている。

また、庭園の下層にあたる城内の市街部には帝国全盛期に地上から集められた金銀宝石やそれらを散りばめた工芸品といった類の莫大な財宝が眠っており、上陸した軍の兵士たちはここで大挙して掠奪に奔った(完全崩壊の際、ドーラ一家が財宝の極一部をどさくさに紛れて頂戴している)。

滅びの呪文

最後はパズーとシータの「滅びの呪文」(バルス)により崩壊し、上層部のうちで大樹に支えられた部分と巨大飛行石のみを残して、更に高高度へと飛び去って行った。テレビ放映後、エンディングを見た子供達から「(大気の無い)宇宙でキツネリス達はどうなるの?」という疑問が寄せられたが、ラピュタは実際には宇宙空間までは上昇しておらず、空気の存在する高度で飛び続けていると説明された。ラストのスタッフロールシーンでも地上が俯瞰できる空中に留まっている。

終わりに

発表前の仮タイトルは、「少年パズー・飛行石の謎」で、サブタイトルは「空中城の虜」「空とぶ宝島」「飛行帝国」「空中魔城」「戦国魔城」などの案があった。パズーの名前の由来は、学生時代に考えた船乗りの名前の一つで、「未来少年コナン」で使用されずに唯一残っていたという理由で使用された。

天空の城ラピュタのフラップターと風の谷のナウシカのメーヴェがほしい。この2つのメカが今後日本で生まれることを祈っている。ジブリパズルがまた再販売される予感がするので書きました。

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