菌床栽培とキノコを育てる環境に必要なもの|植物勉強記録

菌床栽培(きんしょうさいばい)とは、菌床(オガクズなどの木質基材に米糠などの栄養源を混ぜた人工の培地)でキノコを栽培する方法。

菌床栽培を行うキノコはほとんどが腐生菌のうち落葉分解菌、木材腐朽菌で、その中でも栽培が容易な菌種あるいは、身近に存在していた菌種から栽培が行われた。根生菌(菌根共生菌)類の場合は、共生主となる植物が必須で容易に菌床栽培は行えない。 栽培条件には、様々な変動要素があり、キノコの品種と共に一連の技術には数多くの特許が出願され成立している。

栽培環境の用意

各々の菌種(キノコ)毎に最適な環境は異なるが、基本は天然環境を室内に再現することでもある。室内で栽培することで「光」「温湿度」「二酸化炭素」を管理することが重要である。

光と二酸化炭素

一般に、菌糸体の成長には紫外線(光)は有害であることから、ほとんどの菌糸体を培養蔓延させる部屋は暗く、人が作業をする際に必要な照明があれば良い。子実体の発生と成長には、菌種により最適な光の波長や光量は異なる。

温湿度

多くの菌種は季節的に「春」「秋」の比較的涼しい温度と湿度の高い状態を好む。但し、高すぎる湿度は有害になる。従って、温度 10℃〜25℃の定温で湿度80%程度に保つ場合が多い。最適な条件は生育段階によっても異なり、中心温湿度と許容変動幅を変える必要がある。

【菌床栽培】害虫と害菌の注意

感染源は、人、加湿用の水の汚染、滅菌失敗、種菌の汚染、虫の侵入など理由はさまざまで、虫は基材に直接の影響を与えるだけでなく、同時に持ち込むいろいろな菌により「菌糸体」「子実体」にも影響を与える。

定温高湿環境は、有害菌にとっても最適の環境であり影響を極力排除するために、純粋培養的な手法が必要になり、実験室で行われるカビや細菌類の増殖実験にも似た環境で、培地を高温滅菌し種付けを行い育成する方法が考え出された。

菌床基材

「木質基材」「栄養源」「水」で構成される。木質基材の樹種および砕粒度は、菌糸体の成長と子実体の発生量を大きく変動させる要因である。キノコの種だけでなく品種と栽培環境毎に適正とされる混合比で各々の原料を混ぜ菌床をつくる。

栄養源としては、良好な育成をさせるためには、他の生物と同じように「糖質」(炭素)、「タンパク質」(窒素)、「ミネラル類」が必要で、基材の他に栄養源が添加される。補助的な栄養源が、子実体の栄養成分にどの程度の影響を及ぼしているのかは明らかになっていない。

主栄養源としては、コメ糠、ムギ糠(フスマ)、トウモロコシ糠、小麦粉などが利用され、各々に子実体の発生特性が異なる。補助栄養源にはミネラル類、貝殻、カルシウム塩、木酢液、ビール酵母粕等を、pH調整や成長促進剤として一定の割合添加する。ミネラル類を添加することで増収効果が得られるとのこと。

終わりに

キノコと植物は相性がいいと思い、キノコの育て方などについて調べていたことを今回は記録として残した。キノコにもいろいろな種類があり、観賞用のキノコがないか知らばているのだが今のところまだ見つけられていない。森の中を探検したいとことだが、森の博士とお話したいと思ってしまう今日この頃。

水や土など循環をしているので、キノコのことも今後は調べつつ、タイミングを計りつつ育てる機会をうかがいたい。海外のきのこ。特に塊根植物の側や東アジアなどの気象の変動が激しい地域のキノコは何が生えているのか知りたいと思ってしまう。また、勉強したことを書いていきます。

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